☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

道東小劇場演劇祭

2009-10-12 19:28:03 | 映画・演劇・美術館

帯広に行ってきました。
今回はタイトルの演劇祭のお手伝いでした。
役者がたくさん出るので、スタッフが少ないのでは?と心配でした。
帯広に到着するといきなり「受付のチーフ」になり、制作の引き継ぎです。
頭がまだ美瑛モードだったので、切り替えが難しいーーーーー。

釧路「劇団北芸」「この道はいつか来た道(別役実)」は観ることが出来ませんでした。
この作品、大好き。最後は涙が溢れて止まらなくなります。
観られなくて残念!

北見「劇団動物園」「ホテル山もみじ別館(鈴江俊郎)」。
2組の男女が同じホテルで偶然鉢合わせに・・・
鈴江俊郎が動物園のために書き下ろした作品です。
舞台に上がっている1人に自分を重ねてしまいました。
舞台に出た役者さんにたくさん感想を述べたけれど、いざ文章にして感想を書くのは難しいです。

帯広「劇団演研」「驟雨[しゅうう](岸田國士)」。
上流家庭で育った女性とその姉夫婦。
新婚旅行から早めに帰って来た妹とそれを説得する姉と義兄。
言葉遣いが難しく、アドリブが効かないのが大変、と妹役のカネちゃん。

北芸、動物園とも出逢ってから20年以上経ったらしいです。そんなに経ったんですね(^_^;)
それぞれが情熱溢れる若者から徐々に中年になっていったけれど、だんだん味のある役者になってきました。年を重ねるって素敵です。

アフタートークは青森の劇作家・演出家 畑澤聖悟さん。
青森の高校教師です。
また新しい出会いがありました。素敵な人でした。

道東で手作りの小劇場があって、このような演劇祭が催されることに感激していました。この演劇祭を是非青森で・・・・というお話もされていました。
ありがたいことです。

撤収作業、後片付けをお手伝い出来ずに帰って来ましたが、懐かしいふるさとに帰ることが出来て、良かったです。
また今日から静かな美瑛の生活に戻ります。
 

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あべ弘士 動物交響楽 北海道立旭川美術館

2009-08-22 22:22:16 | 映画・演劇・美術館
今日は、旭川常磐公園内にある旭川美術館に行ってきました。
この画家のことは知らなかったけれど、数年前見た映画「あらしのよるに」の絵も手がけた人だと言うことをしりました。

あべ弘士は旭山動物園の飼育係をしていたらしい。
動物の絵は、本当に生き生きしています。
動物が大好きでたまらない、という気持ちが伝わってきます。

圧巻は動物画のねぶた絵です。
いやー、ものすごい迫力です。
旭川出身。地元が誇る絵本作家です。
ユーモアも動物に対する愛情も感じます。知ることが出来て良かったです。

帰りはイオンにより、生活雑貨の購入です。
以前からキッチンのステンレスの洗い桶が欲しかったのだけれど、D型のものが無くて探していました。
イオンで見つけました。
食品も安くて、結構いいかも。
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公演が終わって

2009-06-01 11:42:21 | 映画・演劇・美術館

1日目のアフタートーク


公演が終わった後は、いつも抜け殻状態になる。
祭りのあと・・・とはまさにこのこと。
この作品は、劇作家「平田オリザ」の作品を初めて上演した記念すべきもの。
今はもう無い「演研芝居小屋」で上演されたものだ。
そのときは平田さんも見に来てくれ、そこから平田さん青年団と演研との交流が始まった。
今回で4度目の上演で、役者はキワコ役が2度ほど替わっている。

丁寧に作られているなぁ。役者も成熟したなぁと思う。
スタッフとして関わっていると静かに感想を述べる余裕など無くて、みんなが帰ってしまってから、じんわりと身体の中に染み渡ってくる。
20代の若き頃から一緒に活動している仲間が長く頑張って、今ではすっかりベテランの域。ああ、わたしも見習わなくちゃ。


開演5時間前のチラシ折り込み作業


道新に劇評が載るかな?
取材するツッチーさんが実は山関係でちょこっと知っている人。
山の方で知っている人と劇場でお会いするのはなんだか変な感じでした。

客席は2ステージとも満員御礼。
そして差し入れもたくさんいただきました。
帯広の公演の時にも、十勝のスイーツをたくさんいただくのに、札幌でもたくさんいただきました。ああ、せっかく体重を戻したのに、また肥える~。
あんまり可愛いので写真を撮ってしまいました。
とろとろで美味しかったです。


札幌では演劇方面の友人はあまりいないし、飲み会などで会う人は山の人。
年に1回か2回程度の活動 (お手伝い) しか、していないけれど、不思議に原点に戻る瞬間なのです。

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帯広演研「思い出せない夢のいくつか」

2009-05-30 23:46:38 | 映画・演劇・美術館
今日、明日と札幌中島公園「シアターZOO」で公演があり、お手伝いに行ってきました。
当初チケットが売れていないと言うことだったけれど、ふたを開けてみれば80名のお客様に見ていただけました。
とても懐かしい人にもたくさん会えて幸せでした。
公演後のアフタートークにはイナダ組のイナダさんをゲストに楽しいトークがくりひろげられました。
交流会の席でもイナダさんとお話が出来て、良かったです。

今日はビールを飲んでしかも遅く帰ってきたので、もう寝ます。
明日は雨。
9時半集合なので8時半には出発せねば。
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セザンヌ主義 北海道立近代美術館

2009-04-01 17:54:13 | 映画・演劇・美術館

前から行きたいと思っていたのだけれど、なかなか足を運べなくて、今日やっと行きました。
平日だから空いているかと思ったら、案外多く人がいました。

セザンヌとセザンヌに影響を受けた、多くの画家たちの競演。
父と慕うセザンヌを模倣したりしながら独自の世界を作り出してきた。
「人物像」「風景画」「静物」のテーマに分けられる。

なんて言ったらいいか・・・・セザンヌの作品は、構図が素晴らしい。
遠くから見てもすぐわかる。
わたしは絵に関しては素人なので上手な感想は言えないけれど、木や人や家の配置がとってもバランスが取れていると思った。
タッチが優しくて、なんだか安心して観ていられるなぁと思った。
以前にゴッホを観たときなんか、絵からあふれ出す熱いものが心をザワザワとさせた記憶がある。

なんか、すごく良かった。
やっぱりこういう場所には足を運ぶべきだと思った。

今日の一番の用事は、大丸藤井セントラルでトレーシングペーパーを買いたかったのだ。本当は測量会社や地図会社で使う「マイラーフィルム」が欲しかったんだけど、もう店頭販売はやっていなくて、注文で100枚単位でしか売れないとのこと。
ああ、時代は変わったなぁ。

3Fにあるデザインや油絵の道具が売られてあるコーナー。
昔は製図道具もかなり置いてあったんだけれど、今は隅っこに小さくコーナーがあるだけになってしまった。
もう手書きの時代じゃないってことだよね(;_;)
それでも「NIKKO」の丸ペンがまだ売られていたのは、感激しました。。
退職するときもう使わないからと処分した字消し板と棒状の砂消しゴムを買いました。
最近になって手書きのものを作りたくてしょうがないのです。

退職して1年。
あっという間だった。
これからも自分を見失わず、頑張って生きて行きます。

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帯広図書館

2009-03-05 21:06:41 | 映画・演劇・美術館
昨日、劇団の公演本番前稽古に参加してきた。
公演当日、どうしても行けないので、U美とT永二人芝居の立ち稽古にお邪魔したのだ。
劇団として数ある賞を受賞し(おめでとうの電話が鳴っていた)、30年以上の歴史を持った劇団だけど、紆余曲折はたくさんある。
そんな中でも地道に地域に根差して頑張って来たきたことに頭が下がる。

昨夜は、劇団代表の家にお世話になり、早めに帯広駅に車で送ってもらったので、駅側にある帯広図書館に立ち寄った。
昔私が帯広にいた時は、西5条通り沿いだったかな?
でも今は帯広駅から歩いて1分の場所だ。

図書館に入ると、ロビーで長倉洋海の写真展が催されていた。
ラッキー!!!!
久しぶりに彼の写真を見た。


この写真の中にいる人たちの表情が実に良いんである。
列車の待ち時間に図書館っていいねぇ。

変わらずにある場所に、変わらずにある少し年を取った仲間たち。
仲間だと思うと、予想もせずに厳しい意見を言ってしまう自分がいる。
でも・・・・・そんな中で少しずつ成長している仲間たちが、本当はすごーく羨ましいと思っているのです。
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いつか見る青い空

2008-11-26 23:11:59 | 映画・演劇・美術館
日本の地方劇団として有名な弘前劇場。
東京からわざわざ弘前まで見に行くファンもいるくらい人気のある劇団だ。
津軽弁の「方言」を聞くだけで、もうやられた―という感じになるのだ。

住職が出ていったお寺。
でも、地域の人が愛し、まるでわが家のようなたち振る舞いで入ってくる。
有る人は坐禅を組んだり、ある人はお酒を飲んだり。
住職の兄、住職の三人の娘。近所の魚屋の夫婦。リンゴ農家。警察官。
や〇〇。
プロローグ。住職の兄がや〇〇に短刀を突き付けられ怪我をするが、他の人にばれないように振る舞う。
三女の彼氏が坐禅を組んだあと留学を告白するも、彼女が妊娠していると打ち明ける。警察官とや〇〇は幼馴染。川原で喧嘩をする。
魚屋のご主人はがんを患っているが、明るく元気に生きようと前向きである。
そしてエピローグは住職の兄がや〇〇に刺される。

この「住職の兄」は何故や〇〇に刺されるの?
プロローグとエピローグに同じシーンが出てくるのに、その関係性は全然わからなかった。「住職の兄」は研ぎ師なのだが、魚屋の包丁や農家の枝ばさみが出てくる。
目の前で刃物を見せられて、いやーーーな気分になる。

放浪している「住職」は何故放浪しているのだろう。
たくさんの??????ばかりで、しかも生理的に好きになれない刃物とや〇〇。
地域の人たちが集いいろんな人生が垣間見えるのはわかるが、なんだか不快な気持ちだけが残ってしまった。
考えてみたら、前回見た芝居もや〇〇の話だったことを思い出した。

おそらくこういった関連の芝居は個人的にあまり好きじゃないから先入観で見ているかもしれない。
だから映画も「暴力」や「武器」などを使ったものは一切見ない。
この芝居の大まかなストーリーを知っていたら、見に行かなかったかもしれない。
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天切り松 闇がたり

2008-10-30 20:50:35 | 映画・演劇・美術館

2日連チャンで芝居を観る幸せ。
すまけいという役者を生で観たかった。
前売り券を購入し、午後1時開演の公演を観に、札幌教育文化会館に行く。
5分前に指定席につく。
パンフなどを見ていると、背中をとんとんと叩く人がいる。振り返ると、釧路の劇団北芸のM田さんだった。
予想もしていない再会にびっくり!
彼女は火サスですまけいと共演したこともある、女優である。
生の尺八演奏が聴けるということで釧路から日帰りでやってきたらしい。

拍子木の音で始まる。
尺八の音色が純日本風の舞台を予感させる。
原作は浅田次郎。大正時代の大泥棒のお話。すまけいが独特の世界を醸し出す。
朗読劇なのだが、劇中に出てくる振袖お紺は鷲尾真知子が演ずる。いつみてもいい女優だ。
シンプルな舞台とすまけいによって作り出された世界。
闇の中で語られるのに、このすごみは何だ。

教文の小ホールなのに、まだ大きい舞台のような気がする。
昨日のBLOCHのような小劇場で観たかった。
役者や尺八奏者の息遣いを感じたかった。
すまけいは病によって一度舞台から足を洗った人だ。
でも帰って来た。
足を引きずりながら舞台に立つ、その情熱は何なのだろう。役者として素晴らしい上に、彼には抱えてきた不幸をエネルギーに変える力があるんだなと思う。


M田さんの列車の時間までお茶することにした。
でもあまり街に詳しくないので、コーヒーの美味しいお店がわからない。
ふと、中国茶を買ったことがある楼蘭というお店が近くにあることを思い出し、中国茶でまったり。
わたしは
玫瑰花茶をいただく。やさしい味だ。

最近は芝居も映画も一人で見ることが多く、感想を語り合うことも無かったけれど、久しぶりに楽しい時間を過ごした。

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ノーヒットウーマン 中川和恵 

2008-10-29 23:28:43 | 映画・演劇・美術館

帯広演研のHPでこの公演のことを知る。
どんな芝居か、どんな活動をしてきたのか、まったく知らないまま当日券で小劇場に入る。
彼女は国立音大の出身だそうだ。帯広出身。演研の代表と同窓生。

出てきたとき、緊張のせいか声も上ずっていたし、「中川和恵」という素の姿が垣間見える。

長い間前座を続けていた演歌歌手。キャンペーンにやってきたお店が、もう営業をやっていない。「烏賊(いか)未練」という曲でやっとデビューすることになり、待ち合わせたたったひとりのファンを思う。

歌詞の中に「胃拡張」が出てきて、緊張がほぐれる(^_^;)。
けれど彼女の熱意と一生懸命がじわじわ感じて、歌のシーンで涙が出てしまった。
現在51才になる彼女を投影しているかのようだ。
お芝居って、上手だから良いかって、そんなことはないよね。
いろいろ不満も多かった舞台だけれど、なんだか最後には納得して帰れた。
お芝居って不思議。

後で調べてみると、彼女は35才で声優を目指し合格。
演劇の世界に長くいたわけでは無いとわかる。
ただ、踊りの所作が素人ではないと感じたのは彼女が「琉球舞踊」をやっているからなんだと知った。

広告を出した会社から、観客にプレゼントがあった。
お楽しみ抽選会まであった。
抽選には外れたが、お芝居見てお土産をもらうのは初めて。

今日は寒い一日だった。
今シーズン初めてマフラーと毛糸の手袋とブーツを身につけて行った。
このBLOCHという小劇場は、サッポロファクトリーの道路向かいにある。
行く時にはいつもファクトリーの中を通過する。



レンガ館は蔦が絡まっていい雰囲気。
そして10月なのにもうクリスマスツリーが飾られていた。



ここのツリーは有名だけど初めてみたよ。
もう冬が来るサッポロなのでありました。

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おくりびと

2008-09-26 22:58:08 | 映画・演劇・美術館

この映画でチェロと出会い、現在先生についてチェロを習っているという主演の本木雅弘。きっと映画のBGMはチェロの曲だろうと楽しみにして出かけた。
オーケストラのチェロ奏者、オーケストラの解散で職を失い、地元山形で納棺師の仕事に就く。
納棺師という職業があることも知らなかった。この職業に感じ入って映画を作りたいと思った本木雅弘の思いの強さを感じる。
なんて美しい映画なんだろう。
旅立ちの時、こんなに美しい姿で送ってもらえるのかと思った。

人間は生きていくうちに、たくさんの「死」と出会う。
若い時はそれが怒りになったり恐怖になったり、なかなか死と向き合えないでいる。
人生も折り返しの地点が過ぎると、死と向き合うことで「生」を知る。
この世からお別れするときに、こんな風に暖かく美しく送ってもらいたいと思えるのは、わたしが大人になったからなのだなと思う。

納棺師の所作が、まるで能を思わせるほど美しい。

映像には昭和のレトロな雰囲気の家や銭湯が出てくる。
人とふれあいが温かい。
チェロの調べが温かく優しい。
素敵な映画に出会えて嬉しかった。

今日、映画を見に行ったあとフルートの練習をした。
昨日まで、できない自分が歯がゆくて、誰かのせいにしたくなっていた。
誰かのために、誰かを思って優しい気持ちで吹けるようになりたいと思った。
ああ、音楽っていいなぁ。

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