いやーすごかったです。
初めて見ました。
午後7時、美瑛神社に行来ました。
歩いて5分です。
白装束の男性達が十勝岳の望岳台で採火した御神火を丸山公園に運びます。
後ろについて歩いて行きたかったのですが、雨が降ってきて家に戻り、神社で待つことにしました。
その間、神社では五穀豊穣を願って、お神楽舞が奉納されます。
境内にはどんどん人が集まってきて、火が帰ってくるのを待ちます。
午後8時過ぎ、たいまつを抱えた男性達が神社に戻ってきました。
すごい迫力です。
神社内に一度たいまつを集め勢いを付け、男性達はさらに大きなたいまつに火を付けて、境内を練り歩きます。
そのたいまつが境内を火の海にします。
十勝岳の噴火の時、火砕流がこんな風に街を襲ったのかなと思うと、胸が痛みます。
途中、扇を飛ばします。受け取れた人は、幸運があるようです。
そして最後に神社に奉納されます。
二度とこのような炎が街を襲いませんように、そして五穀豊穣、家内安全の願いを込めて、1988年にこのお祭りが始まったようです。
炎の勢いが無くなり、静かに収まる様子を見て、美瑛町民の不安や願いが少しだけ分かったような気がします。
とにかくすごい迫力でした。