☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

12人の怒れる男 イレブンナインプレゼンツ

2015-08-30 06:04:39 | 映画・演劇・美術館
昨日の午後、画家さんにお留守番をお願いして、富良野演劇工場まで、タイトルのお芝居を観てきました。

(午後、私に会いに来て下さったお客様がいらっしゃった、との事。
こんな事は滅多にないのですが、本当に申し訳無かったですm(_ _)m)




ニューヨークの法廷で、父親殺しの罪に問われた少年の審理が終わり、12人の陪審員が、部屋に集まり、全陪審員の一致を目指す。
ほぼ全員が「有罪」と確信していたが、1人の陪審員が「無罪」を主張した事で、事態は少しずつ変わっていく。


とても、緊張感のある、お芝居でした。

少しの疑問から、証人の言葉を検証していく。
冷静さが、「そうであるはず」の思い込みを根底から覆す。

人って、この人は、こうである、と、他人を決めつける事が多いよね。
私が陪審員の1人なら、有罪!と思うかも知れない。

でも、事実はどこにあるにだろう、と考えた。
正しいと思える事が、当事者が居ないところで判断される怖さも感じる。

全部正論にも思える。

お芝居が終わっても、すっきりと解決しない何か、が有った。
お芝居の出来、では無く、この陪審員の評決が…

多分、演出がザラザラとした違和感を残すように作ったのだと思う。

日本にも陪審員制度が作られ、日常的にこういう評決はあるのだろうと思う。
人が人の罪を決める、って難しい事だな、って思います。

6月に、帯広演研の「楽屋」を観たけれど、帯広以外の劇団公演は久しぶり。
緊張感が常にあり、密室のやり取りに釘付けでした。

(館内の冷房が、なぜか直接肩に当たり続け、非常に調子が悪くなった。
冷房がキツ過ぎるのも辛いです)


アフタートークを聞き富良野演劇工場を後にして、富良野デリスで、お留守番の画家さんにお土産を買って、美瑛に帰って来ました。

会いにきて下さったお客様には申し訳無かったけれど、とても素敵な時間を過ごしました。


コメント
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