3月の初め頃だったでしょうか。
何気無くネットを見ていて、このコンサートを知りました。
無料です。ただし、予約が必要です。
旭川の神楽公民館木楽輪(きらりん)というホールの、存在は知っていたけれど入るのは初めて。
どんなところかな?ワクワク。
前半は、フルートとピアノのデュオ。
フルーティストである藤田雅さんが、ピアノ。
そして若き才能の持ち主、北濱侑樹さんがフルート。
北濱さんのフルートも素晴らしかった。
それ以上に、雅さんのピアノ、素晴らしい!
フルートと絡み合いながら、フルートの音色を邪魔せず、ピアノも主張する。
こんなに心地よく聴けるなんて…聴きに行って良かったです。
曲目(前半)
フルートとピアノのためのソナタ「パンの笛」 作曲 ジュール・ムーケ
ロンドニ長調 作曲 モーツァルト
本居長世の主題による「七つの子」変奏曲 編曲 林光
浜辺の歌 編曲 野田てる(日軍 )行
ハンガリー田園幻想曲 作曲 フランツ・ドップラー
ハンガリー田園幻想曲は、楽譜を持っているし、発表会で吹かれる方も多い有名な曲です。
長い曲なのに、全然長さを感じない素敵な演奏でした。
(後半)
ウッドベースとドラムが加わり、ノリの良いジャズの調べです。
フルートとジャズピアノトリオのための組曲 第1番より 作曲 クロード・ボラン
バロック&ブルー
センチメンタル
ジャワ風
今までフルートのソロコンサートは行ったことがあるけれど、
こうして他の楽器とセッションというコンサートは、多分初めてです。
楽しいね〜。
良いね〜。
そして雅さんの選曲や、曲の説明も楽しく分かりやすく、聴く人を惹きつけます。
色んな人から「雅さんのコンサート、楽しいよ〜!」と聞かされていたので、期待していましたが、期待以上でした。
ホール「木楽輪」はキャパシティ〜100人位の小さなホールでした。
壁面は大きな窓ガラスで、外から中が見えます。
椅子の片付けは、セルフサービス。
座布団もあったんだ。借りれば良かった。お尻が痛かった(^_^;)
この小ささが、演者との距離を縮め、より、アットホームな空間を作っています。
場所は、道の駅旭川の裏側。
夢コンサートは年に何回か開催されているようです。