☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

佐幌岳 2019/5/23

2019-05-25 05:55:47 | 山・散歩・ジョギング
今年度の本格的な山初めは何処にしようかな?と考えていました。
十勝岳にいきなり登るのは、運動不足には堪えるかなと考え、少し足を伸ばして佐幌岳に登って来ました。

佐幌岳は、昨年の秋、友人達とサホロスキー場から登りました。
山頂からの絶景に感動し、狩勝峠からの登山道をいつか歩いてみたいと思っていたのでした。

狩勝峠の元売店、公衆電話ボックスの所に、登山口はあります。



最初は急登、そして笹に覆われた登山道は、思ったより展望が利きません。


こんな感じです。


フッキソウがたくさん咲いています。



時折、こんな素晴らしい十勝平野の絶景が見られます。

初めて歩く道は、ドキドキします。緊張感もあるけれど、ワクワクも大きい。

でも、十勝の山ってササが多いよね〜。
オダッシュ山は森林を歩いたけれど、やっぱりササが多かった。
特に今年は、例年より気温が高く、風の通らない道は暑くて死にそうでした。

何度か止めようかと思ったけれど、歩いていました(^^;;

ひとつ目のピークから下ると、目的の佐幌岳が見えてきます。


左が桜山です。30分ほど歩いただけなのに、目的地は遠く途方にくれる。

それでも、ここからは展望が良くなり、急にテンションが高くなり、楽しくなりました。


ダケカンバの木肌が涼しくて、


オオカメノキの花が可愛らしくて、


桜が咲いている。

流石に桜山と呼ぶだけある、と感動。


桜山のピークに近づくに連れ、桜が増えていきます。


ちょっと分かりずらいですが、横一列桜です。


桜山とうちゃこ!
出発から約1時間半。


佐幌岳までのルートが見える。

ここからは展望が良く、ルンルンです。


こんな道も歩き


ここにも桜。

稜線にたくさん咲いてました。

今までは、南側の景色しか見えなかったのですが、ここからは北側も見えます。


これは!富良野岳では?いつも美瑛側から見ているので、形が違って面白い。


歩いて来た道を振り返ると、日高の山並みも美しい。


そして佐幌岳山荘がありました。
昨年の秋の登山では見なかったので、山頂付近にこんな大きな建物が有ってびっくりです。

そして佐幌岳山頂に!

わーい!
絶景です。しかも独り占め。


十勝岳!


ニペソツ山!


ウペペサンケ山!


日高の山並み!

いや〜贅沢だ〜!

この絶景を見ながら、昼食タイム。
朝7時半に南富良野のセブンイレブンで朝食。
山頂で、午前10時半。あんまりお腹空いてないけど、カップ麺とおにぎりを食べ、30分ほど寛ぐ。

さてさて、帰りも長い道のりを歩きますよ〜。
サホロスキー場側は、あっという間に降りられそう。
でも、車を取りに、峠まで歩くの嫌だし。

来た道を素直に戻りますか。


ここの登山道は、稜線に道が付いていて、迷いようがない。
初めて1人で来た割には、道に不安がないし、歩きやすい土の道で、崩れたところも無い。
ただただ長い道を歩いている感じです。

ルンルンの稜線歩き、帰りは登りであまり気が付かなかったお花の写真を撮りました。


多分、ケエゾキスミレと思われます。


エゾイチゲ。


ズダヤクシュの蕾。


多分、ミヤマスミレ。


コミヤマカタバミ。


これもコミヤマカタバミ。

お花を見ているうちに、あっという間に桜山まで戻りました。


桜が綺麗。もう終わりかけだけど、花が見られて嬉しかった。




柳も可愛い。


オオバナノエンレイソウはこれからたくさん咲きそうです。


新緑のダケカンバの向こうに十勝平野です。


ダケカンバの白い幹は、狩勝峠や日勝峠の独特の風景です。


下って来て気がついた。

ダケカンバ以外の木が無い山だったんだ。
笹と桜とオオカメノキ以外見なかったような気がする。
ハイマツもなし。


ダラダラ歩いていたら、突然サンカヨウが現れた。
真っ白で可愛いね〜。


エンレイ草も。


クロミノハリスグリも初めて見た。感激!

登り始めは、笹道が嫌だったけれど、やっぱりひとつの旅をしたみたいな山行だなって思いました。
知らない場所で初めての景色に感動する。

初めての山を単独で歩くのは、怖さもあるけれど、1人じゃなきゃ味わえない満足感もある。

良い山歩きでした。

佐幌岳 狩勝峠コース
登り 2時間35分
下り 2時間20分
コメント
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