☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

富良野岳 2019/9/21

2019-09-22 05:55:13 | 山・散歩・ジョギング
三連休初日、画家が富良野岳の絵のポイントを探しに行くということで、臨時休業する事になりました。
お休みなら、年に一度シャトルバスが出る赤岳→緑岳に縦走しようかな?と目論んでいたわけです。

でも、19日の初冠雪、雪深く、紅葉を楽しむ状況ではありません。

で、富良野岳方面にガーデナーと一緒にハイキング気分でついて行く事にしました。

少し遅めに出発し、登山口の駐車場はほぼ満車!
1台分空いていた所に停められてラッキーでした。

安政火口までの道、以前の台風の影響でかなりえぐられていたのですが、重機が入り、道は平らになり、とっても歩きやすくなっていました。


木陰から見える富良野岳、今日は良いお天気です。


三段山も、ここから見ると形が違って面白いです。


こういう日の当たり方が久しぶり、というか、夏に出かけることが多いので、こんなに山肌をくっきり見たのは久しぶり。こんなに激しくえぐれた地形なんだと、改めて実感しました。


岩場を登り切り、尾根を越えます。
鮮やかな紅葉ではないけれど、とても良い感じの風景を楽しみました。

カミホロ分岐。

顔を伏せて具合が悪そうな男性が居ました。
体調悪そうで、お腹の辺りをさすっている様に見えました。
「大丈夫ですか?」と声を掛けたら「大丈夫です」と答えたので、そのまま通り過ぎましたが、心配です。

さて、分岐から秋の富良野岳は初めて。
何度も行った事のある富良野岳。秋の上ホロカメットク山や、そこを通過して十勝岳に行ったことがあるのに、富良野岳は初めて。
夏は花を見に何度も行っているのに。

三峰山がドーンと見える場所に来ました。

わー、綺麗だなぁ。

ここで画家さん、絵のポイントを探すのに時間を掛けて写真を撮ると言います。

この良いお天気に富良野岳に行きたくなり、1人別行動で山頂に向かう事にしました。

持っている水は500ml。泥除けスパッツ着けていないし…ま、良いか。

三峰沢を越えるその風景、美しかった。

逆光で肉眼ほど美しくは撮れなかったけれど、感動しました。





三峰沢は素晴らしいと、沢登りの方に聞いたことがあります。
渉るだけでも美しい、秋の風景です。


少し登って振り返ると、斜面も美しい。


その中に画家とガーデナーも見えました。


歩きながら何度も後ろを振り返り、景色を堪能します。

長い高度を稼がない道。
こんなに長かったっけ、と思いながら歩いていると、後ろから若いご夫婦が来ました。
立ち止まり少し話をしていると、消防か、救急車のサイレンが近づいて来ます。

遠くに消防車が、登山口に上がっていくのが見えました。
おそらく先ほどの男性を救助に来たのでしょう。

このご夫婦も男性に声を掛けた時、「大丈夫じゃない」と答えたそうです。
彼らが言うには、その男性は足をさすっていたので、足を痛めたのでは無いかと言っていました。

無事、救助されます様に。



少しずつ、登山道には雪が現れます。
それでも夏靴で十分なくらいです。

長い長い緩やかな道から、急登に変わり、雪も増えて一気に三峰山との分岐に来ました。


分岐から見る、横からの三峰山です。
快晴と思っていたのですが、雲が上がってきました。

富良野岳山頂、霧の中!

どうしようかな〜と思い、寒いのでジャンバーを着る。
LINE繋がるかな?ガーデナーに送信してみたら繋がりました!
今いる場所を報告して、山頂を目指す事にしました。


登山道は多少雪があるものの、登れない量ではなく、順調に進みます。

霧が掛かったり晴れたり、目まぐるしく雲が動いています。


振り返るとトラバースして来た道も見えます。
十勝岳は見えたり見えなかったり。

ヘリの音がする。

先程の男性の救助に来たのだと思います。
分岐の当たりで捜索して、その後ホバリング、結構長い時間その場所の上空にいましたが、無事救助された様です。
男性が無事でいます様に。ただそれだけを願っています。


眼下に広がる絶景を見て、山頂まであと少し、というところで、カメラのバッテリーが切れた!
替えの電池持ってくるに忘れた〜〜(T ^ T)

カメラはスマホで代用し、何とか到着。
山頂は寒かった!

着いたばかりのご夫婦に写真を撮ってもらい、そして撮ってあげました。


コンタクトでは無く眼鏡だったので、汗が滴って煩わしかった(^_^;)

平日登山が多いので、こんなに山に人がいるのも久しぶりです。
冠雪があっても三連休の初日で、しかも天気予報が良い日だったので、1番の登山人口だったのだと思います。

おにぎり食べて、すぐに下山開始。
分岐でジャンバーを脱いで、ハイマツの道を下ります。


スマホも良く撮れています。


紅葉の色付きは浅め。見頃は来週くらいでしょうか?


三峰沢、やっぱり美しかった。
登山道の中で、ここがやっぱり感動しました。


振り返ると、三峰山が美しい。


順調に歩いて、安政火口が見える場所に来ました。

ヌッカクシフラノ川を渡り終え、平坦な道を歩いている画家とガーデナーが見えて来ました。


振り返ると、歩いて来た道が見え、その周辺が紅葉していました。
でも、あと、もう少しという感じです。

登山口付近で2人と合流、3人とも無事下山しました。
帰りは白銀荘に寄ってまったりしました。

登り 3時間8分
下り 2時間10分

帰って来てから、十勝岳で遭難者が出て、1人亡くなったというニュースを見ました。
途中で会った男性では無いと思うけれど、とても残念で悲しいです。
コメント
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