変わりやすいお天気が続いたけれど、久しぶりに小春日和の良いお天気になった。
なんだかとっても外に出たい欲求に駆られ、どこに行こうかと考えたが、久しぶりに三角点を踏みたいと思い、円山にした。
地下鉄東西線で円山公園駅で下り、円山公園を散策する。
もう何度か雪も降ったことだし、葉も落ちて寂しくなっているかな、と思いきや、紅葉もまだ残っていた。落ち葉を踏む音を聞きながらさわやかな空気の中を歩いてみる。

登山道は濡れていて滑りやすかった。
今日は靴だけ登山用。あとはジーンズにフリースという出で立ち。
お地蔵様の帽子や前掛けが冬用に新しくなっている。
途中、就学前の男の子2人とお母さんを抜く。
一人の子が「あの女の人について行く」と言って私を追いかけてきた。
母親よりずーっと年上の私を、「おばさん」と呼ばず「女の人」と呼んだのはエライ!!
でも滑って転ぶと危ない、とお母さんが止めた。

樺戸山塊も雪で白くなっている。

小鳥。あまり詳しくないけど、ゴジュウカラかな?

振り向くと大倉山シャンツェが見える。
いつも葉が生い茂っている時期にくるので、ここから大倉山が見えると思わなかった。もう少しでジャンプのシーズンですね。

お地蔵様に可愛い飾りがあった。
いろんな祈りが込められているのかな。
山頂についた。
ああ、札幌って都会だなー。なんて思って振り返ると、ブーツを履いた女性が登って来た。
なんでも近くのホテルに宿泊している旅の人だという。
円山が素晴らしくて感動している。
関東ならこういう山はもっと混んでいるはず。静かでゆっくり楽しむことができてうれしそうだった。
でもお洒落なブーツはドロドロになっていた。
動物園方向の一周回るコースを今回も行く。
汗ばむくらいの陽気で、気持ちが良い。
神宮の前あたりまで来た。
落ち葉がいっぱいある。

似ているようで種類の違う落ち葉の記念撮影をしてみる。
3種類の左は「ミズナラ」真中は「アカナラ」右は「カシワ」だと思う。合っているかな?
アカナラは紅葉の時期、良い色合いになるんだよね。
カシワは十勝にはいっぱいあったけれど、札幌では久しぶり。
そのほか、ホウノキやセンノキなど、大物の葉がたくさん落ちている。

♪プラタナスの枯葉舞う冬の道で~♪♪ってすごく古いフォークソングに出てくる木、プラタナス。
北海道では並木用に持ち込まれた木だそうだけど、日本名「スズカケノキ」というんだよね。
これも葉が大きくて、バサッバサッと大きな音を立てながら落ちてくる。
この葉をみるとカナダの国旗を思い出すんだなー。
晩秋の円山公園。
あと2ヶ月もしないうちに北海道神宮には初詣の人たちがたくさん訪れるのだろう。