十勝っ子なのに、十勝の山は然別湖の白雲山だけしか登ったことが無く、いつか行きたいと思っていました。
教え子コンブちゃんの山友達で、先日美瑛ヘルシーマラソンの後に寄ってくれた 、パパチャリさんが同行してくれる事になり、念願が叶いました。
朝4時40分、美瑛出発。
トマムから道東道に乗る。
濃霧(^_^;)
十勝清水ICで下り、昔、札幌から十勝に帰るとき走っていた懐かしい道を通り、「千年の森」の前を通り、登山口へ。
待ち合わせの時間は8時。
到着したのは7時10分。
駐車場には一台の車。
シルバーのホンダ「インサイト」
あれ、こんなにカッコイイ車で山に来る人居るんだぁ。
きっと若い男性なのね?
(車の主には後に山頂で出会うことになります。お楽しみに!)
登山口には立派な山小屋が在ります。
初めてだから何もかも珍しい…
ゆっくり朝ごはんを食べて、準備万端。
そこへパパチャリさん登場!
きっちり8時に登山口出発です。
川を渡ります。
芽室川かな?
森の中はとっても静か。
木に絡まって居るのはツルアジサイ?
それともイワガラミ?
オオウバユリも咲いています。
この花は何?
後で調べておきます。
登山道脇のヤマブキショウマが良い感じ。
針葉樹。
おそらく植林したものと思われるけど、霧に包まれて幻想的。
イタドリの道。
その中に別の植物を見つけるけど、何?
調べたら ヨブスマソウ って言うんですって。
翼を広げた様な不思議な植物、初めて見ました。
ズダヤクシュは今日もピンボケ。
最初は花を見たり楽しかったのだけれど、同じ風景が続く。
あ、エゾリスちゃんだわ。
かわいい。
原始の深い森。
どの位歩いても、「歩いた?」
2時間歩いても、「歩いた?」
霧も掛かっているせいか、まるっきり同じ風景。
時には晴れ間も見える。
山頂に期待出来るかな?
森の中は白いお花ばかりでした。
ゴゼンタチバナ
イソツツジ
ナナカマド
ツマトリソウ
稜線に出るまで3時間20分。
ああ、体力無いわ~!
西峰との分岐まで世間話をしながら、やっと来たって感じです。
分岐から稜線に出るのだけれど、霧のせいで全然感動が無い。
でもここから少しお花が増えて楽しくなります。
ウコンウツギ。
シロバナエンレイソウかな?
サンカヨウ
カラマツソウ
チシマヒョウタンボク
オガラバナ
マルバシモツケ
ハイマツ帯になり目の前に山の形が見えてきました。
「ひょっとして山頂?」と聞くと、
パパチャリさんは「うふ!」としか答えてくれません← 男性です(^_^;)
もう一度聞いても「うふ!」← 男性です(^_^;)
???
なんと。
偽ピークでした(T ^ T)
でもその偽ピークでなんと霧が少し晴れて、遠くの景色が見えて来ました。
おお!
今まで見たこと無い様な景色だわ~!
そしてその場にもお花が咲いていました。
ゴゼンタチバナ
森の中ではよく見る花だけど、こういうがれ場で見たこと無いです。
リンネソウ
小さいけどステキ。
そしていよいよ最後の登り。
人影が見える。
到着~!
4時間も掛かった。
体力無いわ~。運動不足だわ~。
記念撮影。
同行してもらったパパチャリさんと一緒に!
そして、山頂で会った方は、なんと女性でした。黄色い服の。
えっと、お年の頃はわたしより10歳位年上の方。
(え、この方があの車で?)
(いえいえ、見た目で人を判断してはいけません)
「いや~、知床か大雪でも行きたかったけど、天気不安定だからここに来たさ」って。
知床~?
なんと芽室岳山頂に来る前に西峰に寄って来たって!
健脚だわ。
山に来るとね、いろいろと面白い人に出会います(^o^)
山頂は霧だったけれど、時々遠くの山が見えて、良かったです。
日高山脈の大パノラマはお預けでしたが。その前にもっと体力つけろって感じです← わたし。
12時50分下山開始。
下山を始めて偽ピークも越えてから、パパチャリさんはお花摘み。
ゆっくり先に行くも、なかなか追いついてこないので、分岐から少し戻ったら姿が見えました。
合流して少し歩くと、その時ずーっと見えなかった芽室岳の山頂と、他の山がうっすらと見えて来ました。
それから後は、一気に下る。
森の隙間からまたまた山が見えます。
泥の登山道は滑る。
転びそうになりながら、なんとか下りる。
後半は膝が笑い、力が入らない。
羊蹄山でもこんな風にはならなかったのに~(T ^ T)
今年は富良野岳しか登ってなかったし、太腿に筋力ついてないし。
もっと歩かなきゃダメだわ。
コヨウラクツツジ。
いつもピンボケだけど、今日は写せました。
川の音が聞こえて、登山口が近づいて来ました。
ガクアジサイの綺麗な水色が心に沁みます。
そして午後3時間40分、登山口に無事戻りました。
膝が笑って力が入らない割りには、順調に帰って来られました。
日高山脈は笹が多くて大変でした。
朝の事が遠い昔のようです。
さて、パパチャリさんと登山口で別れて、わたしは実家に帰る前に芽室町の温泉「鳳の舞」に行きました。
ゆっくり温泉に浸かり、上がって鏡を見たら、喉の真ん中にホクロが見える。
じぇじぇ。
こんなど真ん中に、ホクロ有った?
と、触って見ると、動いてる
とってみると。
ダニ!3ミリ位の。
でも、針のようなのが残ってないみたいなのでホッと一安心。
大変だったけど、楽しい登山でした。
登り 4時間
下り 2時間50分
同行して頂いたパパチャリさんの
ブログを貼っておきます。
長文を読んで頂きありがとうございます。