二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

生きてください

2011-03-21 22:07:50 | Weblog
何もできずに、毎日ニュースばかり見ては泣いている三月の風です。

知人は生きてました。でも、どんな状況か分からない。
何よりも、報道されてどんどん明らかになる、沢山の被災者の苦悩。
犠牲者の多さ。

こんな便利な世の中なのに、被災地に物資が届かない、現実。
何でもできるように錯覚していたのに。ほんのこの間まで。ぼくらは。

風評被害。無責任なチェーンメール。買い占め現象。
それらは、ぼくらが自分自身の弱い心と戦って、乗り越えなければいけないこと。

町は停電を避けるために、節電を続けている。スーパーも部分消灯している。JRは間引き運転。市民も外出を控えているのか、車の数も少ない。それらは、ぼくらができるささやかなこと。もっと他にも、たくさんのことができるはずだ。

ぼくらは、ニュースを見て、被災者の人達の嘆きや苦悩や訴えに耳を傾け、その現実を見つめ続け、何をしたらいいか考え続けることしかできないが、それらは、ぼくらができる、せめてものことだ。

被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
今も大変な思いをされている方々に、物資と手当が早く届きますように。

大切な人を亡くされた方々に、心から哀悼の意を表します。
亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。
どうか、安らぎがあなた方とともにありますように。


震災後、昼夜を問わず、人々の命を救い守るために行動し続けている人がたくさんいます。

現場で我が身を危険に晒しつつ、懸命に原発施設に立ち向かっている人々、厳しい雨雪の中で救命活動や遺体の収容、被災地の復興に取り組んでいる人々、そして避難地の市民の生活を守ってくれている人々、、、自衛隊や消防隊・レスキュー隊の皆さん、警察の皆さん、公務員や医療機関の皆さん、その他関係機関の皆さん、現地に物資を運んでいる運輸業の皆さん、道路の復旧に全力を挙げて取り組んでいる皆さん、そしてボランティアの皆さんを含めて全ての「現状をよりよくしよう」と行動してくださっている皆さんに、心からの敬意と感謝を捧げます。

自分には何ができるだろう。
必要な時に必要な行動できるように、しっかり考えて準備したいと思います。

少しでも多くの人が生きていてくれますように。
みんなが無事に帰りますように。
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