二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

問わず語りの夜半の月

2020-03-07 21:57:36 | Weblog
いろいろ、いろいろ。

崖っぷちで座り込んで一人酒盛りっす。陳謝。

ここは風がぬるい。空を見上げる。ああ、星がきれいだ。
生かしてくれてありがとう。みんな、ごめんな。

一つ年をとりました。生きてます。色々まずいこともやばいこともありつつ。
上司申し訳ない。同僚すまん。部下よ、ほんとかたじけない。

そんな毎日。

後悔と反省ばかりの毎日だが、それでもおいらは生きている。生き恥を重ねつつ。
ギジェ・ザラルよ。あんたの恥なんてたいしたことないぜ。
生きてりゃ重畳。厚顔無恥で生きてくしかない。(はるか年下の彼へ。)

生きるとは。生きがいとは。
そんなこと、毎日のあれこれに粉砕されてる感じです。
それでも生きてるって素晴らしい。生きててよかった、と想うおいらは恥知らずなのかな。

53歳にもなって、おいらは生きていくことの意味を知らない。
ただ、想うようにはなった。「生きてるから、今を体験できるんだな」なんてね。
いつも思うのは「地球(テラ)へ・・・」(竹宮恵子作)の終盤。
名も知らぬ、ミュウの(臨時)リーダーの女の子。
彼女の判断で、結局ミュウも人類と友に滅びの奔流に飲み込まれる。

あの描写が、いつまでもおいらの中に残るのだ。人道とは。何なのかと。

(おいらのつぶやきに「?!」となった人は、是非「地球(テラ)へ・・・」を読んでほしい。
おいらは、三十年以上の間、あの描写の意味を解釈しかねているのだ、、、)

ともあれ。おいらはそんな(!)日常を送っているわけで。
全ての人を愛する。そんな漠然とした妄想を抱いたのは数年前。
その野望は、おいらの鈍感さ故、まだ頓挫してはいないが、色々自分の限界も感じ、
この世のあれこれを改めて理解したような気になっている今日この頃。

きっと、思った通り、この世はおいらとは違う人たちのものなのだ。
その中で、異端者として生きている自分は、排除されないように気をつけながら
身を処さねばならない。そんな妄想(?)って、、感じる人いるんだろうか。

ともあれ。
自分が生きている限り、自分の生は続く。言わずもがな。

自分にできる、何かを。生きている間に、やろう。

唐突だけど。
最近、吉岡秀隆が、NHKのナレーションしてるんだ。
「ひと・モノガタリ」とか。。
吉岡がナレしてなかったら、しんどくて観なかっただろう番組。
観ると、否応無しに自分の毎日が問いただされる

どうやって、生きていこう。どうやって、育てていこう。
どうやって、つないでいこう。

見上げるしかない空。Fukusima50も観ることができていないのに。
(映画館にはいつ行けるのだろう。。。)

酔っ払いでごめんな。
おれ、生きてるよ。

どこかで、風が吹くのを待っている。

追伸:「しいたけ.」さんのコラムに「ガッテン・ガッテン・ガッテン!」となっている今日この頃。
おいら、やはり「弱い者」としての生き方は間違ってなかったのかな。そんな見当外れの達成感を、
少し感じていたりする。(妄想)
コメント
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