BSフジを見てたら「ガリレオX」という番組をやっていて、そこで、動物の模様についての研究を扱っていた。
「ガリレオX ~生き物の模様の謎に迫る~」
昨年?のアンコール放送だったみたいですが、面白かった。(本放送では「シマシマの謎 動物の模様を“数学”で解く?」でした)
動物の模様の規則性と自然現象(砂の風紋やさざ波や土の割れ目など)に最初に注目したのは寺田寅彦だったという。
寺田寅彦って、そんなことまで考えてたのか。すげぇ。
そして、寺田説は残念ながら(根拠がないため)否定されたそうだが、動物の模様形成についての数式を発見した天才が、世界にいた。いわく、「反応拡散方程式」。
発見したのは、アラン・チューリング。
この人、暗号解読やコンピュータの分野だけでなく、こんなことまで発見していたんだ。
アラン・チューリングの数式で、パンダもマレーバクもシマウマもキリンも、だいたいの模様が説明できてしまうそうだ。
細胞が自律的に模様を作り出しているという、衝撃のメカニズム。
ただ、キリンについては、チューリングの数式でシュミレートされたものよりも、大地の割れ目の方が似ている、とナレーション。
そして話は、細胞性粘菌が集まる時の動きもチューリングの数式で説明できるという話になった。
次に、トンボの羽の模様は、液体の石膏?を一方向に流したときにできるひび割れと酷似している、という話になり、話題は、無生物の動きについての話になった。
「(石膏だったか、後で固まる材質の)液体を横に揺らしたり、渦巻き状に揺らしたり、一方向に流したりすることで、その後にできるひび割れは特徴的に異なる。それぞれの粒子(?)が、運動の情報をどうやって記憶しているのかは、謎だ。」
「無生物が、いかにして生物になるか。その「発生」の瞬間のメカニズムは、今も多くの科学者を魅了してやまない。」
このような感じ(うろ覚え(汗))のナレーションを聞いたときは、興奮のあまり背筋が寒くなった。
録画しておかなかったのが悔やまれます。
番組に登場したのは、以下の研究者さんたちだ。
近藤滋(大阪大学) 中原明生(日本大学) 三村昌泰(明治大学) 二宮広和(明治大学) 堀川一樹(徳島大学)
※以上、番組表より引用。
今後も、興味を持ち続けたい分野です。物理学ってやっぱすげぇ面白い。
そしてミーハー的には、今注目している英国人俳優Benedict Cumberbatch氏が今度、新作映画The Imitation Gameで演じるのがAlan Turingなので、いよいよ面白くなってきたぞ、という感じです。
Copenhagenのハイゼルベルク、よかったもんなぁ。(これはラジオドラマだったが。)以来ハイゼルベルクに興味を持って、日常の崖っぷちから少し遠くを見ることができた自分としては、今度のAlan Turingについても、いよいよ興味を持てそうで、楽しみです。
まぁ、最近の情報では、カンバーバッチ氏、Crimson Peakとかいう幽霊映画にも出演されるそうですが、これは守備範囲外(爆)なのでパスするとして、おいらとしては、そのほかの作品、つまりStarTrek into Darkness(超伝説!の映画シリーズ新作)やAugust:Osage County(アメリカの有名な舞台の映画化)、The Fifth Estate(WikiLeaks創設者役)、The Hobbit2作目(ドラゴン役(笑))、The Man Who(Brian Epstein(ビートルズのマネージャー)役)といった映画作品(多い!)と、Sherlock(BBCテレビシリーズ第3シリーズ)と、いつかまたあるであろう、数々のラジオドラマを楽しみにしたいところです。
(そういえば、ラジオドラマNeverwhereは、後で聴こうと思ってるうちに、公開期間がおわってしまったのだった(バカ)・・・あの頃、崖っぷち落ちそうだったもんなぁ・・・今も、ひっかかってるだけだけど、あの時はマジやばかった・・・)
それにしても、カンバーバッチ氏、出演予定作品が多くて楽しみだ。
吉岡秀隆氏も、ここまで多くなくてもいいから、今年は、あまりこだわらずに色々挑戦してくれることを期待しています。(まぁ、ホラーや性悪説的作品だったらパスしますけどね(苦笑)。)
ふと、考える。
映画とか、演劇って、複雑だね。
思いっきり非現実的な「悪」を見たい、と思う人。思いっきり非現実的な「夢」を見たい、と思う人。その両方を楽しめる人。
おいらは、人間のダークな部分は、自分の想像や経験で十分だ、と思う性格なので、想像の世界でまで、不必要に絶望的な気分になりたいとは、あまり思えないんです。不必要、っていうのは、映画の設定が、理由も説明もなく猟奇的だったり、反社会的だったり、ということね。そういう状況を楽しめない。
まぁ、フィクションじゃなく、現実として存在するあれこれについて討論したり考えたりする意義は認めるけどさ。。でも、娯楽じゃないっしょ、それは、と思ってしまう。
でも、、、ああ、おいら、つくづくおもしろみのない単純な奴なんだろうな。
日常でいっぱいいっぱい。日常が十分ホラーな毎日。
そんな崖っぷちです。明日が思いやられるぜ。
気を取り直して、春を夢見ることにします。とりあえず、おいらは大丈夫、しばらくは。(のはず)
春の嵐がやんだら、桜を見に行けたらいいね。んじゃ、また。
「ガリレオX ~生き物の模様の謎に迫る~」
昨年?のアンコール放送だったみたいですが、面白かった。(本放送では「シマシマの謎 動物の模様を“数学”で解く?」でした)
動物の模様の規則性と自然現象(砂の風紋やさざ波や土の割れ目など)に最初に注目したのは寺田寅彦だったという。
寺田寅彦って、そんなことまで考えてたのか。すげぇ。
そして、寺田説は残念ながら(根拠がないため)否定されたそうだが、動物の模様形成についての数式を発見した天才が、世界にいた。いわく、「反応拡散方程式」。
発見したのは、アラン・チューリング。
この人、暗号解読やコンピュータの分野だけでなく、こんなことまで発見していたんだ。
アラン・チューリングの数式で、パンダもマレーバクもシマウマもキリンも、だいたいの模様が説明できてしまうそうだ。
細胞が自律的に模様を作り出しているという、衝撃のメカニズム。
ただ、キリンについては、チューリングの数式でシュミレートされたものよりも、大地の割れ目の方が似ている、とナレーション。
そして話は、細胞性粘菌が集まる時の動きもチューリングの数式で説明できるという話になった。
次に、トンボの羽の模様は、液体の石膏?を一方向に流したときにできるひび割れと酷似している、という話になり、話題は、無生物の動きについての話になった。
「(石膏だったか、後で固まる材質の)液体を横に揺らしたり、渦巻き状に揺らしたり、一方向に流したりすることで、その後にできるひび割れは特徴的に異なる。それぞれの粒子(?)が、運動の情報をどうやって記憶しているのかは、謎だ。」
「無生物が、いかにして生物になるか。その「発生」の瞬間のメカニズムは、今も多くの科学者を魅了してやまない。」
このような感じ(うろ覚え(汗))のナレーションを聞いたときは、興奮のあまり背筋が寒くなった。
録画しておかなかったのが悔やまれます。
番組に登場したのは、以下の研究者さんたちだ。
近藤滋(大阪大学) 中原明生(日本大学) 三村昌泰(明治大学) 二宮広和(明治大学) 堀川一樹(徳島大学)
※以上、番組表より引用。
今後も、興味を持ち続けたい分野です。物理学ってやっぱすげぇ面白い。
そしてミーハー的には、今注目している英国人俳優Benedict Cumberbatch氏が今度、新作映画The Imitation Gameで演じるのがAlan Turingなので、いよいよ面白くなってきたぞ、という感じです。
Copenhagenのハイゼルベルク、よかったもんなぁ。(これはラジオドラマだったが。)以来ハイゼルベルクに興味を持って、日常の崖っぷちから少し遠くを見ることができた自分としては、今度のAlan Turingについても、いよいよ興味を持てそうで、楽しみです。
まぁ、最近の情報では、カンバーバッチ氏、Crimson Peakとかいう幽霊映画にも出演されるそうですが、これは守備範囲外(爆)なのでパスするとして、おいらとしては、そのほかの作品、つまりStarTrek into Darkness(超伝説!の映画シリーズ新作)やAugust:Osage County(アメリカの有名な舞台の映画化)、The Fifth Estate(WikiLeaks創設者役)、The Hobbit2作目(ドラゴン役(笑))、The Man Who(Brian Epstein(ビートルズのマネージャー)役)といった映画作品(多い!)と、Sherlock(BBCテレビシリーズ第3シリーズ)と、いつかまたあるであろう、数々のラジオドラマを楽しみにしたいところです。
(そういえば、ラジオドラマNeverwhereは、後で聴こうと思ってるうちに、公開期間がおわってしまったのだった(バカ)・・・あの頃、崖っぷち落ちそうだったもんなぁ・・・今も、ひっかかってるだけだけど、あの時はマジやばかった・・・)
それにしても、カンバーバッチ氏、出演予定作品が多くて楽しみだ。
吉岡秀隆氏も、ここまで多くなくてもいいから、今年は、あまりこだわらずに色々挑戦してくれることを期待しています。(まぁ、ホラーや性悪説的作品だったらパスしますけどね(苦笑)。)
ふと、考える。
映画とか、演劇って、複雑だね。
思いっきり非現実的な「悪」を見たい、と思う人。思いっきり非現実的な「夢」を見たい、と思う人。その両方を楽しめる人。
おいらは、人間のダークな部分は、自分の想像や経験で十分だ、と思う性格なので、想像の世界でまで、不必要に絶望的な気分になりたいとは、あまり思えないんです。不必要、っていうのは、映画の設定が、理由も説明もなく猟奇的だったり、反社会的だったり、ということね。そういう状況を楽しめない。
まぁ、フィクションじゃなく、現実として存在するあれこれについて討論したり考えたりする意義は認めるけどさ。。でも、娯楽じゃないっしょ、それは、と思ってしまう。
でも、、、ああ、おいら、つくづくおもしろみのない単純な奴なんだろうな。
日常でいっぱいいっぱい。日常が十分ホラーな毎日。
そんな崖っぷちです。明日が思いやられるぜ。
気を取り直して、春を夢見ることにします。とりあえず、おいらは大丈夫、しばらくは。(のはず)
春の嵐がやんだら、桜を見に行けたらいいね。んじゃ、また。
コメントありがとうございました。
「ゾウ」が「シマウマ」に?
そこはよくわからんですが、数学は奥深いっすね。
それで、ゾウがシマウマに変身して、その謎に迫ろうとしたのかも知れません。