Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

京都旅行2~変身舞妓~

2007-05-15 00:37:25 | 旅行
前の日記に引き続き、京都旅行記。

京都旅行2日目は、念願の変身舞妓です。今回このために京都に行ったので(という割にはほかにもいろいろ楽しんでますが;笑)、何日も前から天気予報をチェックしたり。旅行1日目に至っては、日に5回もケータイでチェックしてました。朝のうちは曇りという予報だったのですが、撮影中はすごく良く晴れていて、最高のコンディションでした(*^_^*)

朝9時からの予約だったので、「遅れちゃいけないわっ!!」と早めに移動。今回お世話になったのは八坂神社の南側にある、「ぎをん彩」さんです。10分前には着いて、お店の中で待たせて頂きました。時間になってメイク・着付け担当の方が来てくださり、さっそくメイクにとりかかりました。メイク担当の方がめっちゃ(私好みで)可愛くて、いきなり上機嫌に(笑) まず自分のメイクを落とし、顔・首・背中に鬢付け油を丁寧に塗った後に刷毛で水白粉を塗っていきます。唇まで容赦なく白く塗るので、それだけだとものすっごく怖い顔ですが、眉・アイメイク・口紅が入っていくにつれ、それらしい仕上がりになってきました。こちらのお店のスタッフさんはすーっごいメイクが上手!!特に唇の書き方は感動モノです。笑ったときに一番綺麗に見えるように書いてくださって、写真にするとこれがすっごい良いんですヨ!!

メイクが終わると次はかつら。半カツラで自分の髪も使うので、仕上がりは本当に自然でした。かつらがちょっと重くてびっくりしましたが、しばらくしたら慣れたかな。そのあと衣裳部屋へ移動して、衣装を選ばせて頂きました。もう行く前からコンセプトは決まっていたので、迷うことなく決定。今回のコンセプトは店だしして1年が過ぎたくらいの舞妓ちゃん。メイクは少し幼い感じにしていただいて、半襟は赤い刺繍のもの。着物は可愛らしい水色の総柄、帯は黒。頭にはブラのついた淡い色の藤の簪をつけて頂きました。季節的には綿入れではない着物に染めの帯なのですが、そこまで追求しなくてもいいだろうと(笑) どうせニセモノ舞妓ですし、着物の違いなんてわかる人にしかわかりませんからね。ここまでで1時間ほどで仕上がりました。いやぁ、舞妓適齢期を5年以上過ぎてますが、こうして仕上げて頂くとなんとかなるもんです。

着付けが終わったのでまずはスタジオ撮影へ。町屋をそのまま使った店内なので、とても雰囲気のいいお座敷で撮影して頂きました。ポーズなどはカメラマンさん、アシスタントさんが的確に指示・アシストしてくださるので、何も考えなくても大丈夫でした。ただ、舞妓さんは写真を撮るときに歯を見せて笑ってはいけないので、口を閉じて笑うのがめっちゃ大変でした。口角がピクピクするんですよね(^_^;)

数枚スタジオで撮影した後は、いよいよ野外撮影。カメラマンさんとアシスタントさんが付きっきりで、風情ある石塀小路から高台寺のあたりでいい場所を選んで撮影してくださいました。おこぼを履いて歩くので転びそうで怖かったのですが、優しいカメラマンのお兄さんやアシスタントの女の子が気遣ってくださったので大丈夫でした。初めての舞妓体験ですごく緊張していたのですが、カメラマンさんとアシスタントさお二人の天然ボケ・ツッコミがおもしろくて、少しずつ肩の力が抜けて楽しんで撮影ができました!!

メイクさんとカメラマンさんとアシスタントさんの汗の結晶がこちら↓
白塗りしてるし、どうせイベントで顔バレしてるからいいよね?ということで、初・自分写真!!(笑)メイクさんのおかげでお肌つるっつるに見えるし、カメラマンさんの腕でとーっても素敵な雰囲気♪もぅ、プロの技の結晶でした!!



日曜日だったので観光客がそこそこいて、「あっ!舞妓さんだ!!」って言いながら遠くから写真とっていらっしゃったんですが、「ちがいます!!ニセモノなんですっ!すみません~(>_<)」って感じでした。おばさまや修学旅行生が「一緒に撮ってください!」といってくださったので、バラして夢を壊すこともあるまいと、心の中で謝りながら一緒に写真撮らせて頂きました。

でも、私自身も他の変身舞妓の子が歩いていると、「一緒に写真撮ってください!」って言いそうになりました。今自分もやってるのにね(←だって自分じゃ自分の姿は見えないんだもん;苦笑)やっぱり着飾った女の子達は可愛いです。目の保養ができました~vv

私のやったプランはメイク・着付け・スタジオ撮影と野外撮影・アルバム12枚・全データ(写真100枚くらい?)のCD-ROMがついて28000円でした。以前自宅近くの写真スタジオで成人式の写真を撮ったときに数枚の写真だけで10000円以上かかったことを考えると、「なんてお安いの!?」って感じです。だって1時間以上カメラマンさんとアシスタントさん占領しちゃってるんですよ?衣装だって高いだろうし。
9月あたりにもまた一人で行って2回目の変身舞妓やってみようと思います(←そうとうハマったらしい)。11月のかすみとの京都旅行でもまたやるつもりですが・・・3回やっても大きい子フルチョするのと変わらないもん。いいんだもん!!(>д<)

着替えの後は、1日目に仲良くなったタクシーの運転手さんが自家用車で京都案内をしてくれると言って下さったので、お言葉に甘えて乗せて頂きました。すごく良いおじさま(おじいさま?)で、なんとボランティアで京都案内を請け負ってくれたんです。蓮華寺や大原の寂光院など、1泊2日じゃ足を伸ばせない方にも連れて行ってくださいました。いかにも「観光地」な街中とはまた違った自然の風情があって、すごくいい思い出になりましたvv 

今回久しぶりの一人旅でしたが、充実した2日間を過ごせたなーと思います。
たまっている写真のアップは今週末に・・・あ、オク出品の写真も撮らないと・・・
BBSやメールのお返事は明日以降にさせてくださいませ・・・


京都旅行1

2007-05-15 00:26:11 | 旅行
サイトも日記も、1週間ほったらかしにしてしまいました~(^_^;)

この土日、やっと京都に行ってきました!!直前までハラハラさせられましたが、2日間ともとても天気がよく、観光日和vv
もぅ、めっちゃ楽しかったです!!

1日目は京都到着後すぐに嵐山に向かい、渡月橋と天龍寺を見たあと、さっそく里へ。そこで偶然、「Never More」のzenzai様にお会いしました。2年前の里でお会いしたきりだったのですが、それ以降サイトをご覧くださってると伺いとてもうれしかったです♪もちろん、私もちょくちょく拝見して、カメラの使い方とか勉強させてもらっています。zenzai様の真似をしてカメラ買ったし(笑)時間がなくてゆっくりお話できなかったのが残念~(>_<)

里では時間ギリギリでしたが、なんとかフルチョもできました!!7月上旬ごろのお迎えになりそうです。詳細はまたお披露目の時にでも日記に書こうと思います。

当日は開店と同時に里に入って、すぐにお庭で撮影を始めました。今回の同伴は雛乃。いつもの和裁士さんの作品ではなく、ドルパで購入したお着物を着せました。お天気も良く、朝だったので人も少なくてお庭は貸切り状態。萌える緑に赤い着物が良く映えて、すごく綺麗でした。ただ、唯一の難はウィッグ。いつもはLeekeさんのを使っていますが、今回ボークスのウィッグを使ってみたら前髪パッツンもいいとこですね。「お人形」な感じになってしまって、表情が出しづらくて苦労しました。もう使わないわ。。。ストレートのウィッグはAngel Ring様にオーダーしているものが入手できるまで使うのをやめます(泣)


撮影後はやきもきしながらフルチョの順番待ち。滑り込みで1時半になんとかフルチョが終了。がんばって急いでくれたスタッフさん、ありがとう!!すぐに里を出てタクシーで「祇園かにかくに」さんへ移動。1時半からランチの予約をしていたのに30分も遅れてしまって、お店の方にすごく申し訳なかったです・・・。こちらのお店、毎週土曜日に舞妓ちゃんの京舞を見られるイベントをやっているんです。1000円払えば見ることができるのですが、ランチをこちらの店で食べると優先的に舞妓ちゃんに近い席をとってくれます。といっても、20人までしか入らないので後ろでもそんなに遠くはないんですが(笑)

今回来てくれたのは祇園甲部の置屋「つる居」さんの沙矢佳ちゃん。店だしからまだ2ヶ月のとーっても初々しい、可愛らしい妓でした。かにかくにの若女将から舞妓ちゃんの説明があって、京舞「祇園小唄」を鑑賞した後に写真撮影。その後は舞妓さんとおしゃべりタイムもありました。全部で1時間ほどですが、こんなに近くで舞妓ちゃんを見られて、本当に夢のようでしたvv 秋の旅行では舞妓ちゃんを呼ぶつもりでいるので、沙矢佳ちゃんが空いているといいなぁ。

その後は白川のあたりをぶらぶら。時間を見ようとケータイを開いたら、いきなり接合部が割れるというアクシデントが!!Σ( ̄□ ̄;) 中の電子部品が見えてしまっていたので「ヤバい!!」とauショップに駆け込み、急遽機種変更をするという事態に(笑) まぁ、さすがに3年くらい使ってましたし、いいんですけどね。でも旅先で壊れるのはやめてちょうだい。。。新しいケータイは白×ピンク♪なんだかMaria Callas色だわ、とか思ったり。

機種変更でかなり時間がかかってしまってもう観光はできそうになかったので、花見小路をゆっくりと歩いてみました。夜の花見小路や白川のあたりは、風情があってすごく綺麗ですね。一力さんの前で舞妓ちゃんの出待ちをしているカメラ小僧がいました。「気持ちわかるぞ!!」と心で叫びながら素通りしましたけど(笑) 夕飯の後はすぐにホテルに帰ったのですが、翌日の変身舞妓があまりにも楽しみで3時間ほどしか眠れなかったです(←遠足前の子供か!?)

2日目については次の日記で。