11月2日に23銘柄ほど「注目銘柄」を列挙してみました。その中で上がったのは3つほどです。散々な結果でした。個別株が如何に市況全体の影響を受けるかと言うことです。(こんなこと今に始まったことではありませんが。)
従って再度確認しますと、株式市場で重要なこと(筆者の目から見て)は
1.世界市場も含めて株式市場の比較現状
2.日本の個別インダストリーの状況
3.個別株の成長可能性
4.そして最後にその株の株価ポジション
の順番に影響度が大きいということでしょうか。
1で比較現状と書いたのは意味があります。グローバル資金は世界の中で出遅れの株式市場に買い向かうこと、逆に上がりすぎた株式市場からは資金を引き揚げる行動特性があるためです。
2については、例えば日本の不動産業界ですが、世界とりわけアメリカ、西欧、中国などの不動産が2000年以降「バブル」的な上昇を見せている中、日本だけが1980年代の後遺症からか逆に下がっておりました。それがここ2-3年ほど前から大都市部から徐々に持ち直してきたため、不動産やファンド系の企業の業績が目立ってきておりました。銀行も別の理由から同様ですね。
相場に勝つためには、このグローバルな動きの見極めがいかに大切かということは皆さんも身に沁みているかと思います。
これまでは個別株のポジションからだけ、「明日の注目銘柄」としてピックアップしてきましたが、これに大きな精力を注ぐのではなく、市況情報のカテゴリーを作って、新興市場、一部市場などの市況の動きからテクニカルに想定される動きを交えて、自らの投資判断のためにブログに記して行きたいと思います。一般的な市況動向は各種のニュースなどで入手可能でしょうから、筆者がこだわるのは、これまで通りの過去28日間のデータをベースとしたオシュレーター中心によるトレンド分析です。
前置きが長くなりましたが、今日は特にマザーズ指数に絞って見てみます。終値の1177ポイント、OSC39%(前日同値)というのは実は中途半端な位置づけです。10月23日に67%という高い数字をマークしておりますが、ここをピークとしてだらだらと下降しているようですが、落ちきっていないというのが現状です。
過去のデータからは、一度20%台に落ちてからすぐにではなく(ここが重要です)1週間後程度に上昇をはじめ、OSCが40%程度で頭を打った時は、そこから次の底に向かいますが、そうでなく、今回のようにすんなりと60%台をつけて「達成感」が出た時は、再度30%台、20%台へと下落に向かう、ということが言えそうです。そしてその次に20%台を付けてからの上昇は、猶予期間をおかずに一気に上がるようです。今回のように一度ピークを付けた後に30%や40%という中途半端な位置から、再度60%台から70%までのピークに向かうことはまずないようです。
つまり、誰でも先刻ご存じの単純なことですが、相場は一旦下げきらないと本格的な上げ(それが短期間であっても)には転じないということですね。電池も一度放電しないと充電を中途半端に繰り返すと寿命が縮まるのと同じことです。
ヘラクレス指数も今は-4%の44%です。中途半端なポジションです。
このような見方から、今の相場の位置取りを確認することに第一の精力を使いたいと思います。そしていわゆる地合が中途半端な時は、トレードは短期であればあるほど石のように動かず、ほんの一瞬動く時にさっと手を出し素早く利確するというった手法しか勝てないかと思います。金曜日の3776ブロードバンドタワーがそうでした。そんなことならその間はトレードを控えておいた方がまだましではないかと思います。
そう言いながらも、筆者はOSCデータを後場終了前1時間ほどで徘徊しながら、3814アルファクスフードシステムを218Kと219Kで仕込んで、引けに221Kで売ったりして少々デイトレを楽しんだりしております。相場は寄り付きと引け際がことに重要です。それ以外はほどほどに楽しみたいと思っております。
従って再度確認しますと、株式市場で重要なこと(筆者の目から見て)は
1.世界市場も含めて株式市場の比較現状
2.日本の個別インダストリーの状況
3.個別株の成長可能性
4.そして最後にその株の株価ポジション
の順番に影響度が大きいということでしょうか。
1で比較現状と書いたのは意味があります。グローバル資金は世界の中で出遅れの株式市場に買い向かうこと、逆に上がりすぎた株式市場からは資金を引き揚げる行動特性があるためです。
2については、例えば日本の不動産業界ですが、世界とりわけアメリカ、西欧、中国などの不動産が2000年以降「バブル」的な上昇を見せている中、日本だけが1980年代の後遺症からか逆に下がっておりました。それがここ2-3年ほど前から大都市部から徐々に持ち直してきたため、不動産やファンド系の企業の業績が目立ってきておりました。銀行も別の理由から同様ですね。
相場に勝つためには、このグローバルな動きの見極めがいかに大切かということは皆さんも身に沁みているかと思います。
これまでは個別株のポジションからだけ、「明日の注目銘柄」としてピックアップしてきましたが、これに大きな精力を注ぐのではなく、市況情報のカテゴリーを作って、新興市場、一部市場などの市況の動きからテクニカルに想定される動きを交えて、自らの投資判断のためにブログに記して行きたいと思います。一般的な市況動向は各種のニュースなどで入手可能でしょうから、筆者がこだわるのは、これまで通りの過去28日間のデータをベースとしたオシュレーター中心によるトレンド分析です。
前置きが長くなりましたが、今日は特にマザーズ指数に絞って見てみます。終値の1177ポイント、OSC39%(前日同値)というのは実は中途半端な位置づけです。10月23日に67%という高い数字をマークしておりますが、ここをピークとしてだらだらと下降しているようですが、落ちきっていないというのが現状です。
過去のデータからは、一度20%台に落ちてからすぐにではなく(ここが重要です)1週間後程度に上昇をはじめ、OSCが40%程度で頭を打った時は、そこから次の底に向かいますが、そうでなく、今回のようにすんなりと60%台をつけて「達成感」が出た時は、再度30%台、20%台へと下落に向かう、ということが言えそうです。そしてその次に20%台を付けてからの上昇は、猶予期間をおかずに一気に上がるようです。今回のように一度ピークを付けた後に30%や40%という中途半端な位置から、再度60%台から70%までのピークに向かうことはまずないようです。
つまり、誰でも先刻ご存じの単純なことですが、相場は一旦下げきらないと本格的な上げ(それが短期間であっても)には転じないということですね。電池も一度放電しないと充電を中途半端に繰り返すと寿命が縮まるのと同じことです。
ヘラクレス指数も今は-4%の44%です。中途半端なポジションです。
このような見方から、今の相場の位置取りを確認することに第一の精力を使いたいと思います。そしていわゆる地合が中途半端な時は、トレードは短期であればあるほど石のように動かず、ほんの一瞬動く時にさっと手を出し素早く利確するというった手法しか勝てないかと思います。金曜日の3776ブロードバンドタワーがそうでした。そんなことならその間はトレードを控えておいた方がまだましではないかと思います。
そう言いながらも、筆者はOSCデータを後場終了前1時間ほどで徘徊しながら、3814アルファクスフードシステムを218Kと219Kで仕込んで、引けに221Kで売ったりして少々デイトレを楽しんだりしております。相場は寄り付きと引け際がことに重要です。それ以外はほどほどに楽しみたいと思っております。