明日の注目銘柄（１１．２９．０６）

前場終了時に書いたように新興市場は、ＯＳＣを５０％台に乗せました。じり高の展開でした。この流れに対して２４日の若干の押し目らしき動きに幻惑され、持ち株の利確を急いだのは失敗でした。しかし、過ぎ去ったものは戻りません。明日は個別物色で勝ちに持って行けそうな銘柄を探してみたいと思います。

既にＯＳＣが５０％台に乗せたということは、いつ何時反落に合ってもおかしくはありません。今日の引け際の利確の動きでの急降下はその前兆かも知れません。

１．６２６３プロデュース
　今日も不発のこの株、もう１日だけ。ＯＳＣは６４％まで急伸。

２．８９１８ランド
　３日連続停滞。かろうじてＯＳＣは＋１％の４７％です。殻を抜けるか？

３．３３４９コスモス薬品
　２６１５円の安値近辺からの反転狙い。一部昇格してここまで落ちるか？

４．６１５９ミクロン精密
　もうこの株くらいしかＯＳＣ３０％台は残っていません。一発噴射せよ。

５．６７８６リアルビジョン
　これも不可思議な株です。このところの最低値まで落ちました。１１月６日に上方修正して反応。その後正式決算後下落、また下落。不可思議な株ですので注意。

６．７２６１マツダ
　円高のせいでしょう。チョイと足踏み状態。７５１円の抵抗線を確認しての買い。売り７９０円前後。

７．６９８８日東電工
　やっと先物にもあまり押されずにプラ転です。ＯＳＣが＋９％も伸びたのが＋６０円終了にしてはチョイと気になりますが、明日高く始まり勢いが良いようだと早めに乗る手も。

８．１７６６東建コーポレーション
　これも連チャンでの注目。引けに厚い売り板に果敢にチャレンジして終了。あの板が今日の蓋だったのかも知れません。

９．４７６５モーニングスター
　分割で株価位置が曖昧になりましたが。このところの底値圏。

１０．６９０８イリソ電子工業
　相変わらず人気薄の銘柄ですが、ＯＳＣは何と＋１％の２５％で、切り返し気配濃厚。ＲＳＩも＋５％の２５％です。乖離幅も－４０円。カーナビ用コネクターにこの会社の製品が持て囃されているそうです。

１１．４３１３ＩＸＩ
　なかなか上に抜けませんが、明日こそ３３０Ｋを抜くようだとかなり伸びるかも知れません。要注意。今日はあと一息。貸借銘柄なので一気には行かないようです。

１２．６７３０アクセル
　やっと今日立ち上がりました。まだ初動でしょう。ＯＳＣも＋７％の３７％です。ＲＳＩは＋１５％の２５％まで行きました。１０月１７日の再来なるか。

１３．６９２０レーザーテック
　これは押し目買い。２８００円割れを意識のこと。

１４．５３８４フジミインコーポレーティッド
　こういう日はこうした優良株がおいていかれてます。３０００円近くになれば。

１５．５２１８オハラ
　今日は一服。明日５７００円あたりで踏ん張れば。再度の上昇か。

１６．７８６０エイベックス
　引けに気がつけばプラ転終了。今日の安値の１６８５円で底打ちか。１７００円割れを起こさない力が今日の後場を通じてありました。明日の動きに注目。

以上です。

新興市場は水平飛行に

昨日のブログに書いたように、新興市場は、ＮＹがまた大幅に下げようが、日経が下げようが、その時は下で買うチャンスとばかりに買いが入ります。完全に買い方有利の状態です。

新興市場の両指数はジリ上げの展開ですが、マザーズ指数のＯＳＣは５３％（＋７％）、ヘラクレス指数も＋４％の５５％です。マザーズ指数の直近の最高値は１０月２３日の６７％、ヘラクレス指数も同じ日の７３％ですから、もうここまでくれば、離陸した地点（１１月２２日の安値）への後戻りはないでしょう。

しかし、紆余曲折を経ながらも、上記の最高値への上昇を続けるでしょうが、後１０％程度の上昇で、上げの燃料が尽きてしまうと考えておいた方が良さそうです。

前場は持ち越しの８８８２ゼファーを、昨日のパラカよりか我慢しての２６９Ｋ売りだけでした。分足をご覧いただければ分かりますが、１０時過ぎに２５本線の２６９Ｋに触れる瞬間がありましたが、この時に手放してしまったのです。チョイと登り方が急だったこともあります。そして、この株の今日の第一目標の上げ目安は１１月２０日の安値の２６８Ｋでした。これを割れば売りというスタンスが正解でしたが、人間ですから先が読めません。つい先手先手で利が乗っている場合は先んじるようです。いずれにしてもミクロな動きとマクロな動きの読み方が大切ですが、ミクロな読み方の精度を上げればマクロな動きに追随出来る訳でもありません。マクロな動きが読めたとしても、個別のミクロな動きは気まぐれなものです。これだから、何も武器を持たずにあるいは自分なりの相場観を持たずにこの市場に参入する方は、まず当初のまぐれ勝ちはあっても、それが何年も続かない訳ですね。筆者はちなみにこれまでのやり方のチューニングのお陰で、昨年よりもパーフォーマンスは５割方は上がっておりますので、このような「失敗」は良しとしなければなりません。売りはほとんどなしという条件です。