株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(11.14.06)

2006-11-13 19:53:05 | 明日のモニタリング銘柄
一昨年の11月17日が確か絶好の買い場だったように記憶しております。この調子で行くとどうもその日付にピッタリと符号しそうです。

今日も日経はもとより新興市場も調整の度合いを深めました。
マザーズ指数は、OSCが-6%の27%、ヘラクレス指数も-9%の31%です。まだ落ちたりません。マザーズ指数は前回の底は21%です。ヘラクレス指数も25%から28%程度です。

ここまで来ると明日も落ちると予想します。アメリカの中間選挙も終わりました。これ以上、ブッシュ政権の維持のために株価を上げる理由がないどころか、じりじりと下げる方向です。あるメルマガによると、今回の中間選挙のためにブッシュ政権が無理やり取った政策は、

1.ゴールドマンサックスなどに要請した米国株買い。
2.フセインの死刑判決。
3.FRBに要請し金利上昇を止めた。
4.ヘッジファンドの原油投機を抑制し原油価格を下げた。

もちろん、これらの無理な政策の反動がきます。金利を上げずに株を上げたのは、アメリカに投資資金を呼び込むためには、ある意味でバランスがとれておりました。しかし、これ以上の金利上昇は、住宅バブルのハードランディングを誘うため何としても避けなければなりません。しかし、株まで下降に転じるとなれば、後は様々な景気指標のお化粧を剥がして、米国債券買いに向かわせる以外にはないでしょう。そのためにはまだまだ金利水準が安い円を買って作った資金を使うこととなります。いわゆるキャリートレードですね。円は金利を上げようにもこのような米国の状況からして無理です。そのため、グローバルな余剰資金はますます商品相場に向かうこととなり、将来のインフレの芽をますます育て上げることとならざるを得ません。商品相場市況(CRB指数)が、10月10日頃からきっちりと切り返しているのはご存じでしょうか? 筆者は金の相場を1日に3回メールで受け取っております。よくその推移が分かります。

閑話休題。明日の注目銘柄です。明日は新興市場も東証もまだまだ下げ調整に入ると思われます。迂闊な持ち越しや勝手に安いと思っての衝動買いは出来れば控えた方が良さそうです。何か持ち越しがないと楽しみも少ないので、引けに4666パーク24を買いました。

1.2461ファンコミニュケーションズ
 後少し押されれば反発に転じるかも知れません。OSCは1%の34%とわずかながらのコンバージェンス。

2.3043モジュレ 逆張り
 10月10日の安値に接近。OSCは27%と当時より6%も低く、まだ下落が続いておりますが、指数値は既に8K分ほども下回っております。

3.3786 いい生活 逆張り
 出来高少ないのですが、10月12日の安値を既に下回り、後3%でOSCもその時に並びます。底が抜けるかも知れませんが、200K近くまで来ると反発があるかも知れません。

4.2383日本エイム
 もう一度この株を取り上げます。OSCは+1%の43%で11月2日の35%(終値221K)からはコンバージェンスしっぱなしです。指数値もこのところの最低値です。地合に引っ張られているようですが、業績は申し分ありません。

5.4187大阪有機化学
 さすがにここまで押されると切りかえしました。OSCは+5%の60%です。まだこの勢いで切り返すかも知れませんが、「一押しは買い」の逆もあるので注意。カラーフィルター絡み(つまり液晶の下落)でのレーティング引き下げを食らってのここまでの下落です。

6.8739スパークス
 ここまで押されてしまいました。証券も悪いですが、株式の運用を任されているアセットマネージメント会社もよくありません。しかし、ここまで来ると反発に一旦は転じるかと思います。今日の69800円から74200円までの切り返しで、OSCは34%→37%まで切りかえしました。70Kあたりが底と認識されているようです。

7.4751サイバーエージェント
 テクニカルには反発に転じるはず。120Kが割れるようだとこれは緊急事態です。この地合でOSCは+4%の39%で+3K終了。しかし、まだ10月11日の指数値からは9Kほど上に位置します。やはり明日は120K割れ前後からの反発狙いでしょうか。

他にも気になる銘柄は沢山ありますが、明日の地合を考え絞り込みました。不動産関連が相当に押されているようです。4314ダヴィンチ、8910サンシティが押されすぎです。

また、このところずっとウォッチしている4680ラウンドワンですが、今日は金曜日からのテクニカルな強みが勝ちました。しかしOSCは再度-2%の38%(11月9日と同じ)です。この地合で良く頑張ってきましたが、10月末の高値483Kには到底届きませんでした。明日はテクニカルな趨勢の通りに、売り方優勢になるのではないでしょうか。

いずれにしても後2-3日が勝負どころです。落ちきるところまでの見極めを心がけたいと思っております。
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新興市場は下げたりないので注意

2006-11-13 11:17:40 | 株に出会う
ついに新興市場は10月12日あたりまで降りてきたようです。日経225平均も16000円割れ。しかし留意すべきは日経のOSCは37%まで7%も下降。これは6月13日の35%以来の低数字です。翌14日は14000円すれすれまで落ちましたが、そこからの反発はご存じの通り。

ところが、今年は落ち目の新興市場は、マザーズ指数が前場終了段階で26%、ヘラクレス指数が30%です。まだ5%ほどの下落がないと、直近の安値には届きません。

マザーズ指数は後30ポイントほどの下落で届くことにはなりますが、そんなに前回の底値ピッタリで止まることはないでしょう。もし止まるなら楽なものです。いつも天井と底値を見ながらそこでトレードすればいい訳です。

結論的には新興市場はまだ落ちたりません。安くなったからと行って買うのは良いですが、今回の上昇相場での第一の底は11月8日です。今は第二の底を探りに行っている段階です。それが今日か明日だとしても、必ずと言って良いほど第三の底があるはずです。そこまで待った方が良いかと思います。

と言うわけで、金曜日に思わずリベンジを果たすために買って唯一持ち越しの9130共栄タンカーは-1Kで損切り。(この株、やはり来期の見通しが良くなく、自律反発狙いで手をつけるのはもう止めます。)落ちすぎてからの反発狙いで買った8941レイコフも-1Kで損切り。下で待っていた4331T&Gのみ+1Kで利確、といった具合です。リスク管理しながら勝つのは面倒なので、後場は一旦手を離れるかも知れません。引け際の様子だけ見れば十分かと思います。
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