NYダウは金曜日に上げたもののOSCは4%低下。このままピークを打つのか、それとも、13000ドル台に迫る上げを見せるのか、明日はその瀬戸際の攻防だと思われます。それにしても、モノライン救済へNY州主導の奉加帳方式から、シティなどの出資へと焦点が変わりつつあるようですが、サブプライム関連資産を含むCDOを1270億ドルも保証していたモノライン各社に、自己資本率維持に必死のシティがどうやって救済資金を出すのでしょうか?
これは新型インフルエンザに罹って、自分も家族も瀕死の淵を彷徨っているのに、このパンデミック(大流行)で、生命保険会社が先にデフォルトを起こしては、家族の葬式もあげられない(破産が確定する)ので、これから新発売されるであろうインフルエンザワクチン(公的資金の投入)の購入費(自己資本維持用)にとっておいた虎の子の資金を投じて、イチかバチかで、生命保険会社に気休めのわずかな金を出して、ワクチン入手まで生きながらえるための時間稼ぎをするような行為かと思います。かなり追いつめられておりますね。
そもそも、モノライン各社の2兆ドルに迫る保証額は、今回のパンデミックを想定してリスク計算されていなかった筈です。通常の不況モードからバブルモードまでの範囲で、世界の金融ビジネスが滞りなく進むことを前提としている筈です。何故なら、パンデミックまで想定すれば、「保険料」が高くなりすぎて、誰も保険に入らなくなりビジネスとして成り立たないためです。最近でこそ、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)のスプレッドが、5年もので18%程度の上乗せ金利となってはいるようですが、まさか過去に遡って保険料を徴収はできないでしょう。そもそもこのモノラインという信用保証制度は、破綻因子を内包していたということになります。
また脱線しそうなので、本題の明日のモニタリング銘柄に移ります。基本は様子見の日かと思います。
1.8728M2J
皆さん再度の100K割れを待っていることでしょう。しかし、指数値は既に最低値まで低下中。OSCもわずか1%ですが45%とコンバージェンス。何かきっかけがあれば反転するかも知れませんが、市場が悪い時に手を出しても儲からない株の筆頭。
2.8992日本レップ
不動産系にしてはチョイと変わった株です。物流施設に特化というところが原因でしょう。20K上げて終わっておりますが、286Kを抜いていく勢いが持続しているようなら、更なる反発もあるかと。
3.9793ダイセキ
堅実系からこれを。撤退ラインは2900円割れですが、3080円から3100円の壁を越えれば思わぬ上昇も。
4.6222島精機製作所
1月31日に通期見通しを20億円上方修正して期末配当も増額したにも拘わらず、日興シティが4800円に目標価格を下げたことから、-130円で終了。多分、中国などの減速を見越しての決算反発売りが優勢となったのでしょう。しかし、この会社の技術は驚異的ですね。明日は4200円が割れなければ、再度買いが入るかと思います。
5.4757インテリジェンス
踏みつけられれば踏みつけられるほど、その後たくましく立ち上がる変な株。金曜日までに結構踏みつけられましたが、まだ少々足りません。後10Kばかりの下落が一つの目途かと思いますが、この株の動きに合わせるのはかなり高度な経験がいるようです。まだOSCもコンバージェンスしておりません。明日以降の継続モニター銘柄。
6.4518富山化学
黒字転換を果たしたもののあまり伸びず。元来鳥インフル関連の仕手性からの買われすぎの嫌いがあったためかとも思います。690円を切るところまで来ればそれなりの反発が期待できるか。
以上です。何だか落ち目の暗い株ばかり並んでしまいましたね。チョイと物足りない方は、原発関連からはイーグル狙いで6486イーグル工業、「改心」したのかどうかが明日は真に問われる8934サンフロンティア不動産、あくなき光を求めて6849日本光電工業あたりはいかがでしょうか?
これは新型インフルエンザに罹って、自分も家族も瀕死の淵を彷徨っているのに、このパンデミック(大流行)で、生命保険会社が先にデフォルトを起こしては、家族の葬式もあげられない(破産が確定する)ので、これから新発売されるであろうインフルエンザワクチン(公的資金の投入)の購入費(自己資本維持用)にとっておいた虎の子の資金を投じて、イチかバチかで、生命保険会社に気休めのわずかな金を出して、ワクチン入手まで生きながらえるための時間稼ぎをするような行為かと思います。かなり追いつめられておりますね。
そもそも、モノライン各社の2兆ドルに迫る保証額は、今回のパンデミックを想定してリスク計算されていなかった筈です。通常の不況モードからバブルモードまでの範囲で、世界の金融ビジネスが滞りなく進むことを前提としている筈です。何故なら、パンデミックまで想定すれば、「保険料」が高くなりすぎて、誰も保険に入らなくなりビジネスとして成り立たないためです。最近でこそ、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)のスプレッドが、5年もので18%程度の上乗せ金利となってはいるようですが、まさか過去に遡って保険料を徴収はできないでしょう。そもそもこのモノラインという信用保証制度は、破綻因子を内包していたということになります。
また脱線しそうなので、本題の明日のモニタリング銘柄に移ります。基本は様子見の日かと思います。
1.8728M2J
皆さん再度の100K割れを待っていることでしょう。しかし、指数値は既に最低値まで低下中。OSCもわずか1%ですが45%とコンバージェンス。何かきっかけがあれば反転するかも知れませんが、市場が悪い時に手を出しても儲からない株の筆頭。
2.8992日本レップ
不動産系にしてはチョイと変わった株です。物流施設に特化というところが原因でしょう。20K上げて終わっておりますが、286Kを抜いていく勢いが持続しているようなら、更なる反発もあるかと。
3.9793ダイセキ
堅実系からこれを。撤退ラインは2900円割れですが、3080円から3100円の壁を越えれば思わぬ上昇も。
4.6222島精機製作所
1月31日に通期見通しを20億円上方修正して期末配当も増額したにも拘わらず、日興シティが4800円に目標価格を下げたことから、-130円で終了。多分、中国などの減速を見越しての決算反発売りが優勢となったのでしょう。しかし、この会社の技術は驚異的ですね。明日は4200円が割れなければ、再度買いが入るかと思います。
5.4757インテリジェンス
踏みつけられれば踏みつけられるほど、その後たくましく立ち上がる変な株。金曜日までに結構踏みつけられましたが、まだ少々足りません。後10Kばかりの下落が一つの目途かと思いますが、この株の動きに合わせるのはかなり高度な経験がいるようです。まだOSCもコンバージェンスしておりません。明日以降の継続モニター銘柄。
6.4518富山化学
黒字転換を果たしたもののあまり伸びず。元来鳥インフル関連の仕手性からの買われすぎの嫌いがあったためかとも思います。690円を切るところまで来ればそれなりの反発が期待できるか。
以上です。何だか落ち目の暗い株ばかり並んでしまいましたね。チョイと物足りない方は、原発関連からはイーグル狙いで6486イーグル工業、「改心」したのかどうかが明日は真に問われる8934サンフロンティア不動産、あくなき光を求めて6849日本光電工業あたりはいかがでしょうか?