株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(2.21.08)

2008-02-20 21:04:13 | 明日のモニタリング銘柄
まず、OSC4層分析ので今日の結果を見てみます。

注:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月11日(-277円)①133件②19件 ③9件  ④43件
1月15日(-138円)①155件②11件 ③8件  ④30件
1月16日(-468円)①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日(+279円)①5件  ②12件 ③171件④16件
1月18日(+78円) ①4件  ②15件 ③154件④31件
1月21日(-535円)①26件 ②4件 ③6件  ④167件
1月22日(-753円)①179件②17件 ③5件  ④2件
1月23日(+256円)①12件 ②10件 ③143件④37件
1月24日(+264円)①5件  ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件  ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件  ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
1月31日(+247円)①8件  ②49件③135件④7件
2月1日 (-95円) ①31件 ②28件③66件 ④74件
2月4日 (+363円)①30件 ②5件 ③118件④60件
2月5日 (-114円)①61件 ②17件③41件 ④84件
2月6日 (-646円)①117件②36件③23件 ④26件
2月7日 (+108円)①65件 ②10件③43件 ④85件
2月8日 (-190円)①80件 ②37件③37件 ④50件
2月12日(+5円)  ①104件②7件 ③48件 ④44件
2月13日(+46円) ①38件 ②18件③79件 ④65件
2月14日(+558円)①8件  ②1件 ③136件④57件
2月15日(-4円)  ①14件 ②26件③128件④34件
2月18日(+13円) ①12件 ②33件③114件④43件
2月19日(+123円)①40件 ②17件③65件 ④80件
2月20日(-448円)①122件②30件③18件 ④33件

②のコンバージェンス銘柄がそれなりの数に上っているのが、少々これまでと違う傾向です。比較的似ているのが2月6日です。もしそのパターンなら、明日は100円ほど戻すということも考えられます。ちなみに2月6日のNYダウは65ドル下げました。それを受けて2月7日の日経も20円ばかり安く始まったのですが、13000円割れからは200円以上戻しての終了でした。

今日はその6日の646円の下落ほどに酷くはありませんので、このパターンが効くかどうかは微妙なところです。

1つその時と違うのは、国債先物が2月6日は34%と押されたままだったのに対して、今日はOSCを更に伸ばして49%と高い水準まで来ていることです。昨年8月以降の国債先物の値動きは、それまでとガラッと変わって、OSCで40%台の後半にまで伸ばした後は、必ず50%台乗せを実現しております。この見方は明日の日経に対する悲観寄りの見方。

それに対して、楽観寄りの見方もあります。

それは、1月22日に12572円という安値を舐めて以来、日経平均が前日安値を下回って終了した、その翌日には必ず上げていることです。1月29日しかり、2月7日しかりです。それまでは2連敗、3連敗はざらでした。12月の中旬は何と5連敗でした。

このことで、底を打った、あるいは潮目が変わったという見方もあるほどです。

まあ、今日のNY市場が激変するかどうかで、明日の相場は左右されるとしておきます。ほどほどなら、「一押しは買い」の格言通りのリバウンドもありうると思います。

以上を背景として、明日のモニタリング銘柄は、そのリバウンド候補を羅列するに留めます。

1.4704トレンドマイクロ 大量自社株買い
2.9843ニトリ 底堅い動き
3.7222日産車体 好業績
4.6501日立 HDD事業を除くと好調
5.5310東洋炭素 再度の這い上がり
6.9020JR東日本 860Kは固いか

以上です。
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市場概況(2.20.08)

2008-02-20 19:55:58 | 市場概況
2月20日(水曜日)の市場概況です。

・日経先物:OSC46%(-9%)
・日経平均:OSC50%(-4%)
・TOPIX:OSC47%(-4%)
・マザーズ指数:OSC56%(-4%)
・ヘラクレス指数:OSC58%(-5%)
・国債先物:前日比40銭高、OSC49%(+2%)
・日経先物イーブニングセッション:13440円(大証終値比+140円)
・NYダウ:12427ドル(90ドル高)OSC56%(+5%)追加
・シカゴCME日経先物:13480円(大証比+180円)追加
・ドル円:108.12円(38銭円安)OSC63% 追加

後場はまさに逃げ場のない売り攻勢1色でした。前場に逃げたつもりの「脱兎」から、更に多くの犠牲者が出たことと推測します。筆者も再度9843ニトリに挑み、今度はあえなく-40円で犠牲者の一人となりました。鳥に似ていたので思わずパクついたところ、それは疑似餌でした。

ところで、夜に入って先物が140円も戻しております。この寒い夜にフクロウでも暗躍しているのかも知れません。連中は眼がいいですからね。昼間に虎どもが食い散らかした肉片をたらふく食って太ったのでしょう。もう怖いお兄さんのリーマンブラザーズも帰宅しております。

明日のモニタリング銘柄は、今日の後場の阿鼻叫喚の地獄のような光景を見た後では、冷静にスクリーニングするのはチョイとまともな人間が出来ることではありません。

従って、OSC4層分析を中心に、今日の尊い犠牲者を弔う意味での追悼ブログとして、後ほどアップします。それまでは、このまま大過なく市場が終わるよう、また、この際、イージス艦と衝突した漁船の乗組員の方々の無事を合わせて祈願したいと思います。まさに、イージス艦がアメリカ市場やらリーマンなどの機関投資家、漁船が我々零細投資家という訳です。せめて、夜の捜索に役立てることが出来るよう、近くの森からフクロウに出撃を命じたいところですが、如何せん、このオセアニア地方にはフクロウが生息している森林がありません。代わりに我が家の猫を2匹出動させたいのはやまやまですが、猫は水が大嫌いであります。また我が家の猫は人一倍(いや、猫一倍)、人見知りするたちです。これも諦めざるを得ません。

では、また後で。
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前引け終盤に脱兎が大量出現

2008-02-20 11:22:51 | 株に出会う
今年は、筆者の干支である鼠年の筈ですが、どういう訳か、前引けにかけて市場には脱兎が大量発生した模様。

つまり、鼠ではなくウサギが誰かに喰われるのを恐れて、以心伝心と言いますか、そろそろ脳天突き落とし技にかかるのを本能的に恐れてか、必死に逃げ惑っております。そのウサギを追いかけるのは果たして誰なのか?それは株式市場に元来巣くっている肉食動物に違いありません。そう思って12干支をなぞってみたら、これは「虎」しかなさそうです。

昨日の先物オプションの手口を見てみると、JPモルガンの買いとリーマンブラザーズの売りが同類同士で喧嘩しておりました。この勝負、どうもリーマンブラザーズの勝利に終わりそうな気配です。まあ、ブラザーズと称するだけあって、多分2人(いや、2虎)がかりでモルガンをやっつけにかかったのでしょう。

さて昨晩のNYは、気持ちが悪いぐらいにラリー・ウィリアムズのゴールドの反転の「予言」が的中し、ゴールドに原油ともども仕手資金が再度乱入。小売業大手のウォルマートの好決算で上げた値段を帳消しにしての10ドル安終了でした。そのウォルマートにしても、アメリカでの伸びは30年来で最低に落ち込んでいるとのこと。これでは原油が上がらなくても早晩メッキが剥げ落ちたことでしょう。

さて、前場の攻防は、日経先物がOSCを-3%の52%に落としてはおりますが、日経平均のOSCは+3%の57%とコンバージェンスはしております。しかし2月4日の59%という高値はもうすぐです。これ以上、先物に逆らって上げるエネルギーはないと思われます。

マザーズ指数が頑張ってはおりますが、これのOSCも既に+3%の63%まで到達。昨年12月5日の66%に次ぐ高水準です。

既に新興市場に向かう個人投資家の買い意欲は萎えかかっているものと思います。ちなみに、ずっと注目してみている3859シナジーマーケティングは、前場の10時半頃から最後の上昇を先物が見せる間も、買いがほとんどなく、朝方に2度ほど見られた急激な切り返しのエネルギーが既になくなっておりました。最初は453Kあたりで指していた買いを、これはあかんと思ってキャンセル。その間に、5080円で拾っておいた9843ニトリで+60円抜きましたが、このニトリも前場終了後には元の木阿弥の値段です。

その他、4502武田薬品を早くから6010円で指しておりましたが、どうもそのまま下抜けそうであり、この大型株で弱小投資家が何10円も抜くのは資金効率が悪いと判断し、これもキャンセル。プラス圏で終始している銘柄の押し目を、地合を見ながら拾うのが良いかと思いますが、ニトリのようなケースもあり、場を見ていない方にとっては、かなり難解な相場です。様子を見ておくのが正解でしょうね。
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