株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(2.19.08)

2008-02-18 21:06:18 | 明日のモニタリング銘柄
最初にOSC4層分析の今日の結果です。

注:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月11日(-277円)①133件②19件 ③9件  ④43件
1月15日(-138円)①155件②11件 ③8件  ④30件
1月16日(-468円)①97件 ②58件 ③21件 ④28件
1月17日(+279円)①5件  ②12件 ③171件④16件
1月18日(+78円) ①4件  ②15件 ③154件④31件
1月21日(-535円)①26件 ②4件 ③6件  ④167件
1月22日(-753円)①179件②17件 ③5件  ④2件
1月23日(+256円)①12件 ②10件 ③143件④37件
1月24日(+264円)①5件  ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件  ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件  ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
1月31日(+247円)①8件  ②49件③135件④7件
2月1日 (-95円) ①31件 ②28件③66件 ④74件
2月4日 (+363円)①30件 ②5件 ③118件④60件
2月5日 (-114円)①61件 ②17件③41件 ④84件
2月6日 (-646円)①117件②36件③23件 ④26件
2月7日 (+108円)①65件 ②10件③43件 ④85件
2月8日 (-190円)①80件 ②37件③37件 ④50件
2月12日(+5円)  ①104件②7件 ③48件 ④44件
2月13日(+46円) ①38件 ②18件③79件 ④65件
2月14日(+558円)①8件  ②1件 ③136件④57件
2月15日(-4円)  ①14件 ②26件③128件④34件
2月18日(+13円) ①12件 ②33件③114件④43件

②のコンバージェンス銘柄が昨日より増え、③が減少しております。④も少し増えて、1部市場銘柄を中心に上げ一服の状態が見て取れます。日経がプラス終了下(TOPIXはわずかのマイナス)でのコンバージェンス銘柄の増加は、これまであまり例がありません。チョイと予想が難解な局面に差し掛かっている証拠かも知れません。

さて、そうした中での明日のモニタリング銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.3858ユビキタス
 今日は引けにかけて息切れしましたが、朝方の一気の買い上がりは電光石火の早技でした。まだOSCも+3%の35%です。ここまで押されたのですから、やれやれ売りも出ると言うものです。ここから更に切り返すことが出来なければ、これは成長期待のメッキが剥がれつつあるということとなります。

2.4901富士フイルム
 TOPIXコア銘柄からのコンバージェンス銘柄。9ヶ月決算ではアナリスト予想を上回る結果を示して、その時は上がりましたが、例の富山化学を買収発表してからは、どういう訳か冴えません。買収費用が重荷となると見ているのか、相乗効果が今1つ見えないと思われているのか、多分両方かと思います。相乗効果ですが、フィルム技術と富山化学のH5N1型鳥インフルエンザワクチンとの関係が、筆者もよく分かりません。マスクのようなものなら、フィルム技術が役立つでしょうが、ワクチンとフィルムは一体どう結びつくのだろうか?お陰で?レーティングが大和総研から1段階下げられたのが効いているようです。まあ、そんな素人の憶測は多分的はずれでしょうから、ここはテクニカルに勝負。

3.1976明星工業
 2月1日に9ヶ月決算を発表して翌日から上げて315円まで達するも、そこから押されっぱなしです。OSCが-12%の29%にまで落ちております。この急変からのリカバリーショットが見られるのかどうか注目。

4.9843ニトリ
 内需銘柄の代表格のような株ですが、その経営手法には定評があります。住宅着工件数の停滞で業績への影響が心配されましたが、第三四半期の進捗率は80%近くに達しており堅調。OSC37%→41%へと絶好の立ち直りを今日は見せております。昨日の安値も割らず。

5.7456松田産業
 この会社、貴金属回収で名を馳せてはおりますが、他に産廃処理や食品輸入と多彩な事業を行っている異色の会社です。食品は青島に調達拠点があることから、例の中国産冷凍餃子に端を発した中国製食品を忌避する雰囲気もあってか、このところパットしません。しかし、OSCは+2%の45%に伸ばして、あと一息で12日のそれに追いつきます。それに、ゴールドがこのところ停滞しておりますが、ラリー・ウィリアムズの予言?では、今日でもって調整が完了したことになっております。そろそろ一枚噛んでおいても良いのではないかと。

6.7222日産車体
 2月1日に業績の上方修正を発表して938円まで付けましたが、今日はそれにわずか届かず押されてしまいました。RSIは80%にも達しており少々やばいのはやばいのですが、この上値を抜ければ、昨年11月5日の954円も見えてきます。この会社の業績が何故良いのかは、クルマ好きの方であれば納得出来るはず。最近こそ少し勢いが落ちておりますが、日産の隠れたベストセラー、セレナと、最近コマーシャルでよく見かける、お母さんが上空から縦列駐車している鳥瞰カメラ付きのエルグランド、この2つの売れ筋を作っているのがこの会社です。この空中に浮かんだお母さんのお陰で、エルグランドは売れに売れているらしいです。と言う訳で、本家の日産の株価は、インド事業の躓きなどで停滞しておりますが、代わりにこの株が明日以降に「宙に浮く」のかどうか見ものです。

以上です。
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市場概況(2.18.08)

2008-02-18 19:41:52 | 市場概況
2月18日の市場概況です。

・日経先物:OSC46%(-4%)
・日経平均:OSC58%(+8%)前場終了時は63%
・TOPIX:OSC55%(+6%)
・マザーズ指数:OSC59%(+8%)12月6日の60%以来の高さ
・ヘラクレス指数:OSC66%(+9%)12月5日の67%以来の高さ
・国債先物:前日比2銭安、OSC45%(+2%)
・日経先物イーブニングセッション:13620円(大証終値比+30円)
・NYダウ:休場(15日はOSC56%で+4%のコンバージェンス)
・ドル円:108.26円(50銭円安)19日午前7時更新

円安が進行中のせいか、先物のイーブニングセッションでは30円高。一方、国債先物のOSCは45%まで上昇。まだ上げ余地があります。日経先物のOSCはセオリー通りに低下しております。

明日は円安がこのまま進行すれば、寄りつきから前場あたりまではもう一段の上昇も見込めそうです。その後は、今日の後場に見られたようなじり安を辿るものと思います。

ドル・円のOSCは-3%の59%とついに下落基調が鮮明になりました。
他の通貨もランドを除いては、ほぼOSCを下げつつあります。そろそろ、円高への転換点が近いと判断しております。
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そろそろピークか?

2008-02-18 11:18:42 | 株に出会う
朝の先物の気配値は、先週よりも数10円下のところでしたが、寄ってみると+10円の13620円。

その後、先物やら日経平均の動きは一進一退ですが、それを縫うようにして、今日は新興市場の中でも直近IPO銘柄が気を吐いているようです。

まず3858ユビキタスが先陣を切り、前場の終わりにかけては3620Dハーツが切り返しており、それに釣られるように、朝からマークしていた3859シナジーマーケティングもあっという間の+15Kです。他にも3093トレジャーファクトリーやら、M2JやパネパといったFX兄弟まで飛ばしておりました。

かといって、2164地域新聞社は失速したままだし、2166MICメディカルや2092スタートトゥデイは上げ疲れからの一服症状が出ており、昔のように一斉に上げるという訳でもなさそうです。

このあたりは、やはり市場参加者が減っていることのあらわれかと思います。限られた資金があっちに行ったり、こっちに行ったり、甘い汁を求めて徘徊している様が目に浮かびます。

前場にその地域新聞社を115Kで拾ってみたものの、今日のところは資金が回ってこず、やむを得ず同値撤退です。その後のシナジーやらDハーツの上げにも反応せず。一体どうなっているのか?と思って、一応値動きを見てみたら、2月7日、8日あたりにこの株出来高を伴っておりましたが、結局下げ基調は変わらず、その後公募割れを演じていました。つまり名前が示すとおりの地味な銘柄の落ち目の株だったという訳ですね。

タイトルに「そろそろピークか?」と書いたのは、特に日経225平均のOSCのことです。ついに+13%の63%まで前場で上昇しております。2月4日の59%は楽に越え、昨年12月3日と12日の62%も抜きました。それ以前には10月3日の72%というのがありますが、これはNYダウが10月11日に14198ドルという、最後のあがきでの高値を更新した時のものです。

先物はトリッキーな動きを繰り返しておりますので、前場でまだ51%ですが、日経平均のこの上がり方は尋常ではありません。戻しもここらあたりまでと思います。後場にもう一花咲かせたい方による14000円トライ祭りがひょっとしてあるのかも知れませんが、そうなることなく、ジリジリと下降していく気配が濃厚です。

その中で、一部のIPO銘柄が後場に更に気を吐くのか注目ですが、何しろ、上にも下にも逃げ足が速く、掴まえるのが至難の技です。先行指標の先物やら債券の動きをチェックしているその間に、あっという間の上昇ですから、まるで、田んぼの泥水でウナギ取り競争のようなものです。少し年を取っているため、反射神経やら、手先の神経がままならない身にとっては、この時ならぬ寒さの連続もあって、少々難儀しております。地域新聞社のような動きにはついて行けるのですが、どうも、泥水をたっぷり吸って(公募割れ)瀕死のウナギ、いやドジョウだったようです。やはりドジョウは高く売れないわね。
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