株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(2.28.08)

2008-02-27 21:16:06 | 明日のモニタリング銘柄
テクニカル用語の簡単解説

最初にいつものOSC4層分析です。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月21日(-535円)①26件 ②4件 ③6件  ④167件
1月22日(-753円)①179件②17件 ③5件  ④2件
1月23日(+256円)①12件 ②10件 ③143件④37件
1月24日(+264円)①5件  ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件  ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件  ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
1月31日(+247円)①8件  ②49件③135件④7件
2月1日 (-95円) ①31件 ②28件③66件 ④74件
2月4日 (+363円)①30件 ②5件 ③118件④60件
2月5日 (-114円)①61件 ②17件③41件 ④84件
2月6日 (-646円)①117件②36件③23件 ④26件
2月7日 (+108円)①65件 ②10件③43件 ④85件
2月8日 (-190円)①80件 ②37件③37件 ④50件
2月12日(+5円)  ①104件②7件 ③48件 ④44件
2月13日(+46円) ①38件 ②18件③79件 ④65件
2月14日(+558円)①8件  ②1件 ③136件④57件
2月15日(-4円)  ①14件 ②26件③128件④34件
2月18日(+13円) ①12件 ②33件③114件④43件
2月19日(+123円)①40件 ②17件③65件 ④80件
2月20日(-448円)①122件②30件③18件 ④33件
2月21日(+378円)①12件 ②7件 ③132件④51件
2月22日(-188円)①28件 ②62件③72件 ④38件
2月25日(+414円)①20件 ②7件 ③69件 ④107件
2月26日(-90円) ①78件 ②0件 ③20件 ④101件
2月27日(+207円)①32件 ②12件③92件 ④65件

①を減らしながら③が急伸しておりますので、一応順調に値を飛ばした1日だったということは言えそうでです。②は押しに押されてからの立ち上がりの兆候として、30件程度以上に増えれば、翌日は反転する確率が高いという見方がよいかと思います。いずれにしても、今日はまだ12件です。明日の反転を示唆するものではありません。

明日のモニタリング銘柄ですが、今晩のNY市場の200ドル以上の下落を想定して、明日は特売りで始まるようなケースを想定し、まず好調銘柄のリバウンド狙いについて列挙してみます。

【好調銘柄の押し目買い】

1.6255エヌ・ピー・シー
 いささかもて囃され気味です。PERは75倍にも達しております。メディアにも取り上げられたせいもあるでしょうし、原油高で益々太陽光発電の需要が伸びるとの話題性もあります。急激に上げすぎたので、ここは絶好の利確の場とばかりに売りが殺到し、そのまま安値引けとなる可能性もありますので、そこはリバウンドの動きを確認してからの買いか。

2.6263プロデュース
 完全に一皮むけた感があるのがこの株です。何と出来高は6259株です。2年ほど前のDeNAが世に認められた時に少々似ております。これが明日NYダウが大きく下げた時の押し目買いの本命か。DeNAとは異なり売りも出来るので注意。

次に、NYダウがほどほどの下落で済んだ場合の上昇注目銘柄。

【テクニカル面での注目銘柄】

3.6728アルバック
 これもエヌ・ピー・シー同様、太陽電池の製造でフィデリティが買い増ししている銘柄。OSCは32%→35%へと伸ばしての+40円。

4.9843ニトリ
 結構な額5000円以下で滞留しておりましたが、ここにきてOSCも+3%の38%と伸ばし、5000円台を固める体勢が整ってきているようです。

5.1518三井松島
 今日の後場の先物の仕掛けにも全く動ぜず、264円から263円で水平飛行をしていたのは珍しい。やはり石炭がトンあたり100ドルになっての下げ渋りと見ます。OSCもまだ+1%の35%です。

最後に、これだけの上げ相場で、OSCが一杯いっぱいにまで上昇している銘柄を、売り候補として挙げてみます。寄りで大きく押されすぎて始まった場合は、そこからの反転しか後は残されていないことが多いので、そこは踏み倒されないように注意。どちらかというと、NYダウがあまり落ちないケースでの、そこそこに高く始まったケースでの売り候補です。

【そこそこ始まりの売り候補の銘柄】

6.5727東邦チタニウム
 この株にしては、随分と息の長い高騰劇でした。RSI82%は異例。昨年10月15日以来です。

7.6727ワコム
 OSCは70%、RSIも86%は立派。OSCの70%は、昨年の5月31日以来。RSIの86%は、何と一昨年の7月3日以来の出来事です。まるで天と地がひっくり返ったような出来事かと。これ以上上がればお天道様から睨まれること必至。

8.6804ホシデン
 これも浪速のど根性を発揮しよく頑張りました。しかしOSCは+4%の70%、RSIも急伸し83%です。OSCは昨年10月18日以来、RSIもその2日前の86%以来です。何の因果があってここまで上げなければならなかったのか?

以上です。

後場の先物の下落の中、朝方薄利で撤退した2164地域新聞社が、一時ストップ高まで地合に逆行して付けておりました。これは、夜になって分かったのですが、某弱小投資顧問会社の「特別会員銘柄」とやらに、ノミネーションされていたのがその原因でした。新興市場の小型のこのような株を、一斉にメールで指示して買いに走らせる、その手口は違法ではありませんが、どうも気に食いません。いや、ハッキリ言うと不快の一言です。メールで指示を出す前に、関係者がしこたま仕込んでいるのが見え見えだからです。
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市場概況(2.27.08)

2008-02-27 19:54:17 | 市場概況
2月276日(水曜日)の市場概況です。

・日経先物:OSC48%(-2%)
・日経平均:OSC53%(+6%)
・TOPIX:OSC51%(+6%)
・マザーズ指数:OSC46%(-4%)
・ヘラクレス指数:OSC49%(-6%)
・国債先物:前日比3銭安、OSC45%(前日比+2%)
・日経先物イーブニングセッション:13920円(大証終値比-110円)
・NYダウ:+9ドル、OSC62%(+1%)更新
・シカゴCME日経先物:13920円(大証比-110円)更新
・ドル円:106.48円、78銭円高、OSC43%(-5%)更新

円は他通貨に対して夕方5時半頃から急激な円高が進行中です。ドル・円が節目の106円80銭を越えて円安基調になったのが、2月12日です。以降、日経平均は終値を切り上げてきております。

106.7円レベルにあった大口のストップ注文が執行されたとの観測もありますが、欧州株がマイナス圏へと転じていることで、全般的な円買いを集めているとのことです。

これを受けて、大証の日経平均先物のイーブニングセッションでは、大証終値比で110円下落。どうやら、このところの円安・株高の基調に今晩あたり変化が訪れそうです。

為替はユーロ円のOSCが昨日は75%、オーストリラリア円に至っては71%と、いささか過熱気味でした。まあ、そろそろ円高に転じても不思議はありませんでした。

長期国債先物のOSCも25日の38%を底に、今日は45%まで上げてきました。日経先物のOSCの下落とは逆相関の教科書通りの動きです。

昨日のNYダウのOSCは+8%の61%まで急伸。3日連騰です。昔の威光はもうダウにはないでしょうに、この頑張りようはいささか異常でした。欧州株がこのまま下げて、NYダウが更に上げるような材料は多分ないでしょう。

明日こそ、NYダウに引っ張られるように日本株が調整に入りそうです。
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春の小康状態

2008-02-27 11:16:54 | 株に出会う
昨晩のオセアニア地方は夜から雨が降ったかと思うと、夜中からは強風が吹き荒れたらしいです。らしい、と書いたのは筆者は寝ていてよく知らないためです。先週から姉夫婦が泊まりでこちらのダンス競技会に来ており、そのダンス会場で厚化粧の中高年のあられもない姿をはからずも見せられた、その後遺症がまだ残っていたようです。結構ぐっすり寝てしまいました。

朝は一転して晴れ。昨晩の雨で地面がそれなりに濡れているので、先日のようなホコリだらけに床がなるようなことはありませんでした。

今日の前場は、NYダウがIBMの自社株買いをきっかけに更に上昇。昨日は、幾ら何でもそろそろNYダウが調整すると思っていた方々の売りを踏み上げながらも、シカゴCMEよりも少し高く始まりました。

NYダウの昨晩の上げがほどよいお湿りの雨、そして、今朝の晴れですが、若干市場にも下向きの風が吹いているようです。しかし、昨日の雨のお陰で「ホコリまみれ」になる方はあまりいない模様。まあまあ、視界は良好です。

それでもOSCで見ると先物は-2%の42%と、いっぱい一杯の風情を呈しております。しかし、日経平均やTOPIXは+6%の53%、+6%の51%と、それなりに健闘しております。このまま14000円台をキープして終われば、何とか1月11日頃の終値に近づく目途も立つというものですね。

しかし、株式市場はいかにも天の邪鬼に出来ております。上がる時も、もうこのあたりで精一杯だろうと思わせるところから、駄目押しのように上げます。下げる時も同じです。2-3回の買い時・売り時を我慢するのが、昔からの常というのか鉄則のようです。ちょうど日経平均は25日MAラインを4%ほど抜いて来ております。昨年12月11日が大体そのあたりまでの上昇でした。もし、これを突き破ると25日MAラインが底ばいから上向きに変わります。

まあ、そこまでは市場が好転しているとはチョイと思えません。今日の後場にNY市場の今晩の動きを先取りしての、何らかの調整の動きが出るのかに注目。

前場は、2164地域新聞社が動意付いてから降りてきたところを115Kで拾い、これは+1Kでの早売り。その後、少し遅れて動意付いた2167ウェブマネーを、これも落ちてきたところを180Kで拾ってそのままキープ、といったところです。

上げにかかったからと言って、一直線に上げるほど資金が集まってきておりません。じっくりとVWAP近辺で「待機」して拾うのがよろしいのではないでしょうか。

なお、10時頃からは円高基調に転じております。この為替の動きにも注意。
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