株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

銘柄監視リストの真打ちか?

2023-07-22 19:22:54 | テクニカル分析
様々な試行錯誤を続けてきておりますが、そこで分かったことは、株式相場の先行き予測の困難さは、上がり過ぎると下げ調整のモーメンタムが働き、逆に下がりすぎると上げ調整のモーメンタムが働く、という法則が基本的には当てはまりますが、それは日々の値動きに対する限定的な見方であり、もう1つ、中長期的な波動についても同様なことが言え、その中長期と日々の値動きが微妙に相関し波動しあい、上げ下げを気儘に繰り返すということから来ているのではないかと思います。

単純に考えるなら、4本足だけで日々の相場の先行きを見るだけなら、筆者が使っている様々な指標の中でも、不協和音が時として生み出されるその時が、その日またはその後の数日の相場の先行きを暗示するのではないかと、ここにきてやっと気がつきました。

その不協和音が生じるポイントというのは、

1.14日MIN指数値が前日比プラス(つまりグリーン化)しているのに、売られ過ぎサインが点灯しているケース。

2.14日MAX指数値が前日比マイナス(つまりピンク化)しているのに、30日壁突破サインが点灯しているケース。

以上の2つのポイントとなります。

1も2も売られ過ぎ、または壁突破のサインが先行指標として考えることができます。特に点灯したばかりの日については、1のケースは終値ではほぼマイナス終了となっております。2にケースは逆に終値ではプラスのケースが多いです。

そこで、両方の特異点をマークした日の買いタイミング、もしくは売りタイミングですが、これから試行をしていきますが、概ね、以下の法則に当てはまるようです。

1.前日安値、高値を下回って、OSCも前日比で下回ったタイミングで売り。
2.逆のケースは買い。

しばらくは、この方式で明日のモニタリング銘柄のスクリーニングを行って検証を続けますので、日によってはモニタリング銘柄なしという日もありますので、そこはご了承下さい。ちなみに来週月曜日はゼロです。

以上です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外市場概況(7.21.2023)

2023-07-22 07:53:09 | 海外市況概況
7月21日(金)の海外市場概況です。

1.NYダウ
 上げ一服。しかししぶとくプラスでOSCは前日同値の57%。VR改が404%にまで上昇しております。4月11日の603という記録的な上昇以来。6日連続14日MAX指数値の切り上げ。30日壁突破は8日連続。上げる時はこういうもんですね。指数値がプラ転したのは7月14日。終値が34509ドル。

2.Nasdaq
 OSCがついに50%割れ。ちょっと下降気味です。まだ売られ過ぎサインは点灯しておりません。やはり指数値がプラ転したのが12日で終値が13918ドル。今日はまだ14000ドルを下回っておりませんので、まだ上昇局面にはありますね。10日MAラインだけ0.2%アンダー。

3.ドル・円
 ついに植田日銀がインフレをものともせず、何もしないのを海外勢が見抜いて大幅な円安が再度進行。1.721円もの円安。ベースラインの140.356を終値では抜いておりますので、来週、安値でも抜くかどうか。抜けば、円安に拍車がかかりそう。既に日本はコアインフレ率でアメリカより高くなっているというのに、このままインフレ放置で、日銀と政府負債の目減りを誘導しようとする魂胆を国民はまだ見抜けていないようです。企業はエネルギー価格が下げているのに、これを期に利益率のアップをこっそりと値段に上乗せしているという話もあります。愚民政策をこの国はどこまで続けるのか?

4.CME日経平均先物
 32670円で終了。370円ほど日経平均の終値より高い。円安もあり月曜日は高く始まるのでしょう。OSCは57%と回復してきておりますが、VR改がまだ79%と低調。32450円というベースラインをきっちりと当日の安値が上回らないと再上昇とはならないようです。25日MAラインだけが0.5%のアンダー。

5.VIX指数 13.6(-0.39)

以上です。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レーザーテック研究(7.21.2023)

2023-07-22 07:52:33 | レーザーテック研究
7月21日(金)のレーザーテック研究です。

寄り付きからいきなり20000円割れで始まり、一時少しだけ2万円台へと持ち上がったものの、その後はダラダラと力なく下降曲線を描いて終了。

指数値は13500ポイントですが、これは5月17日の13545ポイントと近似。この時は、5月1日の11060ポイントからの切り返し過程での値でした。19740円がその時(5・17)の終値。

トレンドとしては逆行しておりますが、起点となった5月1日はOSC31%、終値17795円でした。今日のOSCは41%ですので、後OSCにして10%分ほどの押し目を覚悟するとなれば18000円割れは必至かと。

その前に忘れておりました。7月12日に指数値は13115ポイントまで下落しておりました。後385円ばかりの下落で到達。

20日、21日の下落は、7月13日からの19日までの過剰上昇分、計2235ポイント(実際の終値の変化分は1600円)の調整過程にあると思われます。その差の635ポイントの解消はまだなされておりません。

ということは、19000円近くまでの押し戻し調整はありうると想定していなければなりません。来週月曜日は19200円あたりの壁で押しとどまることができるかどうか?

以上です。

21日のADR価格は19832円。終値比200円ほどアップ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする