金曜日に3697SHIFTがストップ高でした。この株、地味ですが時々好決算によって噴き上げます。きっと筋の良い銘柄なんでしょう。出来高はさほどありませんが。
ところで、この株の金曜日の上げは、筆者のテクニカル分析シートで、木曜日にその「予兆」が出ておりました。不覚にもチェック漏れでした。
どういう予兆かと言うと、14日MA指数値が、前日までの下落一途から、プラ転していたことです。
これは例のレーザーテックでは、5月18日に出現しておりました。レーザーテックはその前の3月17日にも出現しております。
面白いのは、この「予兆」サインは、以降の上げにも下げにも両睨みで適用できるということです。ここが株の値動きが一筋縄ではいかないところ。
そこで、改めて4本足データを見直してみたところ、次のような「法則」があることに気が付きました。
1.予兆サインが出現した日の終値(A)
2.翌日以降の安値(B)
3.翌日以降の高値(C)
以上のABCの関連を検証することです。そして、
1.Aをベースラインとして、翌日以降の安値がAを上回ったら買い。
2.同様に、翌日以降の高値がAを下回ったら売り。
以上となります。この基本的な値動きのパターンを念頭に、改めて、「変化点監視リスト」のエクセルシートに変更を加えました。このシートには、併せて、指数値のMIN/MAXが共に前日より下方に変化したケースについても、買いポイントを表示できるように改良を加えております。
しばらくは、この変化点監視リストを中心に、データの有効性を確認して行きたいと思います。