7974(泣くなよ!)の異名で知られる任天堂。さすがにトランプ出身だけあって、なかなかに裏技あり、種も仕掛けもあり、アラブの王様あたりでないと、ゆったりと値動きを眺めているのも骨が折れます。
この株、春頃からかなり好調を維持しておりますが、買い時、売り時がかなり難しく手を焼いているトレーダーも多いのではないかと思います。
そこで、破れかぶれを承知の上で、この株の4本足のデータだけで、売り時、買い時がいつだったのかを読み解いて行きたいと思います。時ならぬ猛暑と大雨が日本列島を襲っておりますが、しばし、頭を冷やす機会になれば幸いです。
1.3月30日に弱気転換のシグナル発現。終値5079円。
2.4月4日強気転換のシグナル発現。終値5412円。
3.しかし、単発のシグナルは信用せず。大人しく見守る。
4.4月27日に指数値MIN/MAXともに高値更新。ここでウォッチ開始。
5.この日の終値5628円がベースラインとなります。
6.以後、高値はこのラインを全く割り込まず。(上昇気流に乗っている)
7.安値は5月11日に5590円をマークし初めて下回る。この日3月2
2日以来の売られ過ぎサインが点灯。ここで降りるかどうかが勝負。引け
に降りると全くの薄利。結果論ですが、我慢の子。
8.翌日は5628円を上回る安値の5652円をマーク。
9.そこからは一気に上げ加速。注目点は5月16日です。
10.5月16日に強気相場に現れる14日MAX/MINの上昇サイン。
11.この日の終値を新たなベースラインとします。5847円。
12.以降の値動きをご覧下さい。一度もこの5847円を安値が割っておりません。
13.6月16日には再度MAX/MINラインの上昇。終値6266円。
14.翌日以降の値動きに注目。この6266円を翌日の安値がすぐに割込んでおります。
15.6月28日にまたMIN/MAX指数値の高値更新。終値6520円。
16.翌29日も高値更新。終値6582円。これが最新のベースライン。
17.以後、安値はこのライン6582円を上回れないまま。
18.逆に高値は7日に一度だけ上回っただけ。その後は6500円を割込んでおります。
以上です。この株の栄枯盛衰が、四本足と14日指数値MIN/MAXの変化だけで象れるかと思います。
このような見方をすることで、今の相場の「現在地」の把握が少しでもできればと思います。
エクセルファイルをお持ちの方は、1.銘柄監視リスト(MIN/MAX変節点)と2.変化点監視リスト の2つの管理シートを更新しましたので、One Driveからダウンロードしてご確認下さい。