売買判断指数としてのMAX値は、最大が1.000となりますが、計算式は、
1.過去20日間の指数値のMAX値を算出。
2.当日の指数値=MAX値
つまり、株価上昇の頂点を示すのがMAX値の点灯となります。
このMAX値は過去20日間のデータで算出されますので、それを超えると再度、直近の20日間のデータで再算定されます。この再算定の過程が絡んでいるかも知れませんが、データの歪みがたまに現れます。
歪みとは、Index/Match関数のMAX値は、株価上昇が順調なら通常は上がっていく訳ですが、逆に下がるケースや前回のMAX値と同じケースが出現することがあります。
この歪みについては、以前から気になっておりましたが、今回監視銘柄について検証を加えてみました。例をいくつか挙げてみます。
1.東京エレクトロン 9月6日 23672ポイント
10月18日 23226ポイント
10月18日終値 21175円。以後、この終値を上回ったのは、11月6日でした。その間、10月26日には19340円まで下落。
2.レーザーテック 5月24日 17720ポイント
7月3日 16345ポイント
7月3日終値 22530円。以後、この終値を上回ったのは、8月9日でしした。22750円。その間、7月12日と21日には2万円割れとなっております。
3.ソフトバンク 3月8日 9179ポイント
3月21日 7043ポイント
3月21日終値 9263円。以後、この終値を上回ったのは6月5日でした。終値は9420円。その間、4月25日には7603円まで下落。
以上、3例を見ましたが、特にバンクのような大幅下落からの回復過程には、結構な日柄がかかるようです。
今後、このような見方も参考にしていきたいと思っております。
以上です。
9月6日 60720ポイント