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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(7.23.2024)

2024-07-23 17:25:45 | レーザーテック研究
7月23日(火)のレーザーテック研究です。

朝の気配値は、ADR株価をかなり上回る前日比1000円ほども高い状態。当然ながら、特買いで始まりました。30000円まで届いておりますから、この段階で1000円高。しかし、この9時10分がまさかのピーク。前日高値をあっさりと割り込むと、後は前日終値+アルファのプラスを維持しているところでもみ合った後、10時半頃から例によって急落開始。

この段階で、昼間も書いたOSCの前日比がマイ転していたはず。そこを冷静に読み解けなかったのが大いなる反省です。どうしても、このレーザーの値動きは、市場参加者の意表を付く値動きが多いため、いわば、疑心暗鬼(上がると梯子を外されるのでは?、下がると更に下に持っていかれるのでは?)に心理状態が左右されます。

これでは駄目ですね。

冷静に、今日のような相場であれば、このような展開になる、といった事前の読みが如何に大切か。まず、レーザーの立ち位置は、

1.各MAラインからかなり下で、買いの含み損を抱えた方がかなりいる。
2.アメリカ市場が活況を呈しての、日本市場での「特買い」スタートは、そうした方にとっては、絶好の逃げ場となる。

という認識で場に立ち向かうべきでした。つまり、上値をどんどんと追うようなことはなく、レーザーテックの特徴ですが、一瞬、昨日の高値を抜いてしまうことがあります。つまり、オーバーシュート。

従って、前日高値を上から下に抜けるときが、第一の売りチャンスと心得ておくべきでした。

その次は、昼間にもかいたOSCのトレンド転換がある時に、いわば機械的な売りを仕掛けること。

後場開始直後にもチャンスは有りました。筆者はちょっと別の作業をしていたので、そのチャンスを逃しました。どういう心理状態がホルダーその他の方々を覆ったかというと、あれだけ特買いで始まったのに、何と、前場終了段階で750円ほども安い。これはとんでもない日だと感じたランチタイムトレーダーの売りが、後場の寄り付きから湧き上がるという想定をすべきでした。案の定、後場は110円も下で寄り付き、5分後には更に100円の下落。

しかし、そこからは虎視眈々と反転攻勢の動きを狙っていた方々の買いが入りました。13時24分に28600円まで上昇。ここまでが、今日のハイライトでしたね。

その後は、13時半前に一目均衡表の雲に上値が抑えられてからは、もういつもの昼寝タイムの値動き。そこで筆者は外出。

要するに、このレーザーの売買は、まずは事前に戦略的に考え、その後は節目のテクニカルな位置取り(OSC値など)でのエントリータイミングを狙うということになりますが、とにかく目先の値動きに翻弄されて、上がるのを無理に追いかけたり、下がるところを勝手な反発期待で買いを入れたりしないこと。

逆説的ですが、ご自身の心理状態と真逆の売買をする方が、よっぽどうまくいくようです。だけども、この心理状態を場中に維持するのはかなりの困難を伴いますね。もっと鞭を入れて鍛錬しないと。。。

長文失礼しました。

以上です。
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市場概況(7.23.2024)

2024-07-23 16:40:44 | 市場概況
7月23日(火)の市場概況です。

1.日経225
 寄り天の典型で、OSCを一気に25.7%にまで落としております。4万円超えで株式市場が囃される中、このOSCの値は23年初頭からの記録では、昨年10月4日の29%をも抜き去る歴史的な値。筆者も20年近く、日経平均のOSCをトラッキングしておりますが、このような記録にお目にかかったことはありません。30%台で大体反発に転じるのが225。

これはもう、ほぼ明日の上昇は確率が相当に高いと見ます。もちろん、US市場が悪い場合は、明日、一押しあってからの反発力は相当なものと見ます。

2.TOPIX
 こちらはプラス終了ですが、やはり寄り天でOSCは32.1%まで落下。これは今年の記録だけですが、6月13日の35%を抜いております。225同様に、明日の反発が有力。

3.グロース250
 こちらは大きな値動きはなく、OSCも-3%の47%と温和な下落。18日にMAX値が途切れてからは、その他のサインは何も点灯せず。OSCがジリ貧となっているのは、ちょっと不吉な予感。

以上です。
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もっとOSC値の推移を尊重しなければ

2024-07-23 12:39:41 | テクニカル分析
今日も寄り付き気配から、例のレーザーの値動きを監視。
始値から30010円の高値に駆け上がり、その後押されましたが、その転換点は、後から見るとやはりOSC値でした。

前日の35.4%を割り込む時に売りが正解。

OSCはコンバージェンス(上げながら実際の値段は下げる)したりしますので、また、過去の21日間のデータを処理していますので、どうしてもノイズが入ります。しかし、その日のOSCのトレンドはある程度信用できるもの。

ちなみに、監視43銘柄のうち、前日比でOSCをプラ転させている銘柄は11銘柄です。全て前日比プラスで前場は終了。

問題は、寄り付きからのOSCの推移を見るのはいいのだけれど、それがアップトレンドかダウントレンドかの見極めが極めて大事。

以上、前場終了後の独り言。
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NY市場概況(7.22.2024)

2024-07-23 06:58:21 | NY市場概況
7月22日(月)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 2連敗からの復活。全てのMAラインは奪還。OSCも2%ほど伸ばして55.6%です。MAX値は3日連続途切れておりますが、その他の弱気サインは未点灯。MIN指数は相変わらず増加しておりますので、絶好調とは言えず調整が続いている段階。MAX値も0.956と最高値の1.000には達しておりませんが、総合指数は、6月18日に1.000を回復してからは、今日は1.022。19日が1.004と節目の1.000割れ寸前でしたので、ここは自律反発した形。

2.Nasdaq
 4日ぶりに反転。OSCも41%に乗せました。売られ過ぎサインも消灯。しかし、総合指数はまだ0.984であり、18日に1.000割れしてからはまだ低迷中。ちなみに、75日MAラインだけ6.3%も上方乖離しておりますが、それ以外は100%割れが続いております。25MAラインにはほぼ達しておりますが。MIN/MAX指数に変化はなく様子見状態が続いております。

3.ドル・円
 少し円高に振れるも、OSCは+3%の49%にコンバージェンス。各種サインは何も点灯せず。総合指数は0.992となっており、もうすぐ1.000を奪還するか?

4.CME日経225先物
 6時55分現在、39950円で日経225の終値比350円ほど高い

5.米10年債利回り 4.254%(+0.015%)

6.VIX指数 14.91(-1.61)大幅ダウン。

7.SOX指数 5478(+211)大幅アップ

8.バルチック海運指数 1902(-10)

9.レーザーテックADR株価 29254円(+294円)

以上です。
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