株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(7.18.2024)

2024-07-18 15:50:09 | レーザーテック研究
7月18日(木)のレーザーテック研究です。

寄り付きは半導体関連株は、軒並みストップ安に張り付いておりましたが、これはその筋ができるだけ安く買うための心理作戦です。9時5分前程度にならないと、気配値はその真の姿を出しませんので、先刻ご承知かと思いますが、念の為。

しかし、今日は売り一色の日であったことは間違いありません。円高が追い打ちをかけております。

途中、ところどころしか見ておりませんでしたが、朝方からは、こういう日でも売り買いが実は拮抗しておりました。売買判断指数というので、それを測っているのですが、終値段階では99%です。

100%を超えるかどうかが1つの目安です。144%を超えるとこれは高いし、55%以下ではこれは安すぎというサインとなります。レーザーの場合、大体、終値段階で10%台というのが最低ラインです。7月4日(16%)や6月4日(19%)が実績ですが、極めて例外的なのが4月17日でした。この日は、まさに売り一色で終了し、売買判断指数は何と1%でした。3190円も下げた日です。

それに対して、今日は100%程度と「善戦」しております。

さて、3万円割れを演じましたので、これは去年の11月中旬頃の水準まで押し戻されてしまいました。26000円少々まではちょっとした空白地帯です。

OSCは今日でまだ40.4%あります。6月5日、6日段階の37%弱の水準で耐えることができるかどうか? その時の指数値が23560ポイント、終値が34520円でした。今日は、指数値が18410ポイント、終値が29740円。かなり両方の指標ともに押されております。

当面は今日の終値の29740円をベースラインとして、これ以上上げても、これ以下になっても、このあたりの水準で揉み合いとなるかと。

但し、更に明日以降に押されて切り下げが進めば、この限りではありません。しかし、下げ続ける株にも必ず切り返しのタイミングがあります。それは、前日終値を基準にして、当日の安値がそれを下回らなければ、相当に強い相場が復活する狼煙ですが、そうは問屋が降ろさないということで、このベースラインを割り込んで、つまり、再度前日安値を割り込んでからが勝負です。

そこから、前日安値を奪還し、そして、大引けまでに前日までのベースラインを突破して終了、しかもプラ転しての終了であれば、翌日の更なる押し目を安値防御で耐え忍び、その後にベースラインの前日終値を抜きさるという、こういうパターンもあります。麻雀でいうと「リーチ」がかかった状態。

その兆しが見えた時には、このブログでも書き記して行きたいと思っております。

以上です。
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市場概況(7・18・2024)

2024-07-18 15:26:22 | 市場概況
7月18日(木)の市場概況です。

1.日経225
 1000円近い下げで全面安。OSCも40.9%と危険水域に。しかし、下げたとは言え4万円台はしっかりとキープ。NYダウが41198ドルと高値奪還の動きとは逆に、225は40126円でついに逆転。(数字の上だけ)

ここ十数年、ダウを数字の上で日経が抜いたことは、稀にしかなかったのですが、この円安を背景にしてこの間ずっと日経225が絶対値で上回っておりました。それがついに逆転。売られすぎサインも6月17日以来の点灯。その時の指数値が38476ポイント。(終値が38102円)今日の指数値が40692ポイント。(終値が40126円)まだちょっと高いですね。OSCは当時の38.7%に対して今日は40.9%で、これも高い。それにMIN値がついに点灯。これも6月17日以来。

もし二枚腰を発揮するなら、明日以降の反転もありえますが、ちょっと半導体関連株を中心に傷が深すぎる。

2.TOPIX
 こちらもベースラインは、やはり6月17日の2700ポイント(終値)です。指数値は2716ポイント。今日が指数値が2874ポイントで、終値が2869ポイント。ポイントばかりで紛らわしくてすみません。

ほぼ近似しておりますので、あまり窓開け状態は多くなかった模様。売られすぎサインは点灯せず。MAX値もMIN値も未点灯。

3.グロース250
 MAX値の点灯はさすがに途切れましたが、それ以外のサインは未点灯。6月19日の735という指数値、終値629ポイントがベースライン。今日は、終値で690ポイント、指数値で784ポイントと大きな余裕があります。その証拠に主力市場は10日MAラインを割っているのに、こちらはまだ3.3%も上方乖離中。

以上です。
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NY市場概況(7.17.2024)

2024-07-18 07:25:15 | NY市場概況
7月17日(水)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 6連騰で史上最高値を更新。OSCは69.7%ですが、21日MIN/MAX指数値ともに上昇。こうした強気の上昇の場合は、一旦、翌日に調整が入ることが多い。RSIも9日14日ともに2日連続90%台というのも珍しい。特に短期のRSIの方は4日連続。つまりイケイケドンドン状態。いつ、誰が先に降りるか、市場参加者は多分疑心暗鬼でしょう。行けるところまでは行くのが経験則。

2.Nasdaq
 ダウとこれほどまでに好対照というのも極めて珍しい。昨日の日本市場の半導体関連株の大幅下落を、そのまま引き継いだような流れ。OSCは一気に40%に下落し、MIN指数値と売られすぎサインも同時点灯。しかし、指数値のこの26日間の最低値は17030ポイントで、終値は17972ドル。今日は18124ポイントで17996ドルと、まだベースラインからは上方にあります。17192ドルが明日以降に破られるかどうかに注目。

3.ドル・円
 こちらも2.235円も下げる大波乱。OSCは一気に41%へ。MIN指数値と売られすぎサインも同時点灯。こちらは、ベースラインの156.733円を下に抜けております。指数値はまだ3.4ポイントほど高いので、もう少しの調整を受けるものと思われます。しかし、為替はレバレッジをかけている人がほとんどなので、この急激な円高で大きなキズを負った方が大勢いるかと思います。でも、11日頃から相場が大荒れ状態でしたので、賢明なミセス・ワタナベは、どこかの防空壕にでも避難していたと思われます。

4.CME日経225先物
 7時20分現在40305円で、日経225終値比-792円です。泣くに泣けない状態。6月17日以来のOSC40%台の46%です。売られすぎサイン、MIN指数値も同時点灯。今日は一大事の日です。なお、38475円がベースライン。まだ余裕あり?

5.米10年債利回り 4.159%(+0.016%)

6.VIX指数 14.48(+1.29)

7.SOX指数 5409(-395)

8.バルチック海運指数 1942(-51)

9.レーザーテックADR株価 30666円(-1074円)

以上です。
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