7月18日(木)のレーザーテック研究です。
寄り付きは半導体関連株は、軒並みストップ安に張り付いておりましたが、これはその筋ができるだけ安く買うための心理作戦です。9時5分前程度にならないと、気配値はその真の姿を出しませんので、先刻ご承知かと思いますが、念の為。
しかし、今日は売り一色の日であったことは間違いありません。円高が追い打ちをかけております。
途中、ところどころしか見ておりませんでしたが、朝方からは、こういう日でも売り買いが実は拮抗しておりました。売買判断指数というので、それを測っているのですが、終値段階では99%です。
100%を超えるかどうかが1つの目安です。144%を超えるとこれは高いし、55%以下ではこれは安すぎというサインとなります。レーザーの場合、大体、終値段階で10%台というのが最低ラインです。7月4日(16%)や6月4日(19%)が実績ですが、極めて例外的なのが4月17日でした。この日は、まさに売り一色で終了し、売買判断指数は何と1%でした。3190円も下げた日です。
それに対して、今日は100%程度と「善戦」しております。
さて、3万円割れを演じましたので、これは去年の11月中旬頃の水準まで押し戻されてしまいました。26000円少々まではちょっとした空白地帯です。
OSCは今日でまだ40.4%あります。6月5日、6日段階の37%弱の水準で耐えることができるかどうか? その時の指数値が23560ポイント、終値が34520円でした。今日は、指数値が18410ポイント、終値が29740円。かなり両方の指標ともに押されております。
当面は今日の終値の29740円をベースラインとして、これ以上上げても、これ以下になっても、このあたりの水準で揉み合いとなるかと。
但し、更に明日以降に押されて切り下げが進めば、この限りではありません。しかし、下げ続ける株にも必ず切り返しのタイミングがあります。それは、前日終値を基準にして、当日の安値がそれを下回らなければ、相当に強い相場が復活する狼煙ですが、そうは問屋が降ろさないということで、このベースラインを割り込んで、つまり、再度前日安値を割り込んでからが勝負です。
そこから、前日安値を奪還し、そして、大引けまでに前日までのベースラインを突破して終了、しかもプラ転しての終了であれば、翌日の更なる押し目を安値防御で耐え忍び、その後にベースラインの前日終値を抜きさるという、こういうパターンもあります。麻雀でいうと「リーチ」がかかった状態。
その兆しが見えた時には、このブログでも書き記して行きたいと思っております。
以上です。