レーザーテック研究（７．１９．２０２４）

７月１９日（金）のレーザーテック研究です。

朝方から即買いのシグナルが点灯し、前日比１０００円超の上昇で３１０００円まで達し、これはアク抜けしたのかと思い見ておりましたが、何と大引けでは－１５円の体たらく。

これによって、過去３０日間の指数値の最低値を大きく更新。－１５円が終値の前日比ですが、実は指数値は－１２７５ポイント。これは極めて稀。１０年以上前にラリー・ウィリアムズの本を参考にして、指数値の出し方までウェブで探し出し、それをエクセルに仕込んでいるのですが、今となっては、その根拠となる出典物は思い浮かびません。ですが、ここのところが指数値ベースで値動きの未来を予測するための肝となります。

ちなみに、今日の指数値１７１３５ポイントというのは、昨年９月２２日の１７７３５ポイントに匹敵します。その時の終値が２２３１５円です。今日は、２９７２５円。

という訳で、再度ベースラインが変わりました。今日の終値の２９７２５円です。今日のOSCは３６．６％で、これは６月５日に並んでおります。

来週、もう一度押し目が来ると思われますが、ここまで押し込まれると、今日の前場のように１０００円超の上昇が２－３日も続くということはあり得ず、やれやれ売りに晒されるかと思います。

なお、信用倍率は９．０２倍です。

好調な日立で４．９倍。ソフトバンクGでも２．７倍。ディスコですら５．１倍です。ファーストリテイリングに至っては０．５４倍。ちょっと買いが多いようです。

以上です。

市場概況（７．１９．２０２４）

７月１９日（金）の市場概況です。

１．日経２２５

　３日連続、前日安値割れ。かつ、MIN指数値が２日連続点灯。売られすぎサインも２日連続点灯。OSCも４．７％落として３６．２％です。日経２２５の３０％台突入は一応買いサイン。ちなみに、前回は６月１７日の３８．７％で翌日から高騰。その前は４月２４日ですが、その前の４月１７日から３０％台を連発。更にその前は４月５、８日の両日３０％台。

過去の事例を見ても、１日だけで終わることもあれば、２－３日続くこともありますが、言えるのは底が近いということ。

２．TOPIX

　こちらは２日連続の安値割れ。OSCは４３％ですから、まだ余裕？売られすぎサインも未点灯。MIN指数値も未点灯。１０日MAラインからはまだ１．１％下に離れておりますが、２５日ラインまではまだ３４ポイントほどあります。２７００ポイントがベースライン。（同じ基準では日経２２５は３８１０２円）

３．グロース２５０

　ちょっと息切れ気味ですが、何とか各MAラインからは上に位置しております。６２８ポイントがベースラインですから、まだ５０ポイント近く余裕？があります。１７日にMAX値が途切れたものの、何らシグナルは点灯せず。

以上です。

NY市場概況（７．１８．２０２４）

７月１８日（木）のNY市場概況です。

１．NYダウ

　ついに連続MAX値の更新がストップ。MIN指数値が上昇し、MAX指数値は同じという、寄り付きでの「売り」の典型的な形。OSCも当然ながら急落し－９．２％の６０．５％です。それでもまだ高い水準。６月２４日にはOSCが６８．２％に達して過熱感があり、その翌日に３００ドル程度下落したのですが、今回は６９．７％からの５３３ドルでの下落。まあ、ベースラインからはかなり上ですので、前回同様にここからの押し目買いは見込めるかも知れませんが。

２．Nasdaq

　ダウより一足先に昨日大幅下落しておりましたが、今日も続落しOSCは３８％にまで落ちております。２日連続MIN値が点灯。売られすぎサインも同様。６月１９日の終値１７１９３ドルがベースラインですので、まだ余裕がありますが、一発大幅下落をここから喰らえば、情勢が一変するかも知れません。

３．ドル・円

　やっと１円を超える円安へ回帰。さすがに昨日の短期RSIの１７．８％は下げすぎだったのでしょう。実はドル・円のベースラインは、６月１２日の終値１５６．７３３円です。今日の安値はまだそこを回復しておりません。また、終値でもまだ未達です。従って、本格円安回帰と見るのは早計でしょう。

４．CME日経２２５先物

　７時２０分現在４０１３５円で、２２５の終値比＋９円。

５．米１０年債利回り　４．２０２％（＋０．０５６％）

６．VIX指数　１５．９３（＋１．４５）

７．SOX指数　５４３６（＋２８）

８．バルチック海運指数　１８９０（－５２）

９．レーザーテックADR株価　２９７０８（－３２）

以上です。