7月30日(火)のレーザーテック研究です。
ベースラインは、26日の終値の25640円ですが、朝方は25505円まで押し込まれました。その後、色々と上下しておりますが、前日終値を下回っている段階では、売られすぎサインが点灯。そして、26175円を下からいきなり抜き去ったのが朝の9時半頃。しかし、この一気の急な上げに対しては、さすがに利確とやれやれ売りの双方からの急落。
この日のレーザーの節目の値段は、売られすぎサインが消灯してからは、総合指数の0.508をきちんと上回れるかどうか? それに、一時は前日安値割れまで追い込まれましたが、この安値の25895円の壁をきちんと突破できるか?
この2点でした。実際に、今日は場の動きを注視していたのですが、この2つの数字を行ったり来たりするうちに、買い時、あるいは売り時を冷静に判断できなくなりますね。つまり、この日の上げたり下げたりの値動きの「残像」が邪魔をするのです。
しかし、今日の収穫は2つありました。
1.総合指数が押し込まれMIN指数値が0.000に張り付いた時から、そこをきちんと脱した時に買い。
2.総合指数が前日より下げていても、前日の0.508を下から抜く時に買い。
3.前日安値割れからの、前日安値超え(しかも下から)の時に買い。
以上の3つのポイントです。
前場に総合指数が前日割れをして、更に押し込まれましたが、後場に入って局面が変わりました。筆者が総合指数と指数値との関連性を見ている指標が、「反発」サインを点灯させたのですね。指数値が前日比でマイナスなのに、総合指数が前日よりプラスの時に現れるサインです。
レーザーは、7月2日にも終値段階で、この「反発」サインが出ておりました。翌日はそのサインが消えるとともに、前日比+500円で終了。
同様に6月21日の反発サインが点灯。翌日は830円高で終了。
逆に落下サインというのもあります。これは2月15日に落下サインが点灯。翌日は-1770円に沈んでおります。
もちろん、絶体的な指標ではなく、強気相場の時は落下サインが出ても、そのまま押し切られる時もあります。12月1日がそうでした。翌4日は一時33940円まで沈みましたが、結局430円高で終わっております。14日RSIが84%にもなっていた時です。
本筋で見るべきは、指数値そのものです。指数値が下げ続けている時は、買いから入ってはまずい。今日は、その点ベースラインの25640円が割れる心配が途中からはなくなり、安いところでの買いの仕込みが正解でした。
以上、ちょっと分かりづらいかと思いますが、ここまで詳細に指数値や総合指数との関係をウォッチしたのは初めて。今後のトレードに活かして行きたいと思います。
以上です。