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先物のたがが綺麗に外れる

2008-05-26 11:27:16 | 株に出会う
しかし、前もって上値の目途やら下落の目安というものを想定して、その日の相場に臨まねばなりませんが、今日もそこは怠りました。

今、ブログで何をコメントしようかと思ってチャートを見たところ、日経225先物がきれいに25日移動平均線ラインの13882円へタッチして、そこから抜けないと見るや、後はズルズルと右肩下がりの後退たのが分かりました。これじゃあ、駄目です。

これに引きずられるようにして、朝方勢いの良かったマザーズ指数も、まるで梯子を外されたかのようにマイナス圏へと落下して前引けしております。今日はマザーズの一人勝ちとばかりに思いこんで、高値を掴んだ方々の被害が最も大きかったのではないでしょうか。

これはNYダウが金曜日でOSCを44%まで落とし、次の下落抵抗ラインが4月14日の12302ドルへと下降トレンド化していることが背景にあるかと思います。

つまりダウが先行してたがが外れていたのです。

それにしても、日経平均のOSCは前場で-9%の41%まで落ちておりますが、これは実に3月24日以来の出来事なのですね。例のベア・スターンズ騒動があった3月17日のOSCが30%ですので、まだ「余裕?」がありますが、その3月24日の指数値に対して、まだ1870円ばかり上に位置しております。

これはいわば「上げすぎ」です。今日の下げすぎの反動から明日から明後日あたりに一度反発局面を迎えるとしても、25日移動平均線のラインをもう超えることなく、これまでの上げすぎの調整局面に入るものと推定します。

前場は、このような大局観からの冷静なトレードは、目の前の値動きを相手にしては冷静に出来る訳もなく、3107ダイワボウを上げきってからの下げ局面の268円で拾い、その後反発の勢いがなく、先物がきれいに右肩下がりの曲線を描いているのを見て、たったの+1円で撤退。

それ以外に下で指していた3623ビリングシステムは下へ下へと指し値を変更し、上方修正の6871日本マイクロニクス、それに1412チャイナ・ボーチーは、最初から指していた買値ラインへはまだ届かず、約定無しといった状態です。

各市場のOSCは、

・日経先物:47%(-9%)
・日経平均:41%(-9%)
・TOPIX:43%(-9%)
・マザーズ指数:55%(-4%)
・ヘラクレス指数:60%(-3%)
・長期国債先物:41%(-2%)+26銭

国債もOSCは落としておりますが、これは5月19日にOSCを41%に落として底打ちはしておりますが、135円を上回らないと買いが入らないようです。金融機関は、このところの債券市場の変調(金利上昇)で含み損を抱えており、安易に買いには入れないようです。株も駄目、債券も怖いというのが今の市場心理のようですね。

ちなみに、「希望の芽」は15件→19件と微増。明日は少しは戻すかも知れません。

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