株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(7.30.2024)

2024-07-30 17:02:18 | 市場概況
7月30日(火)の市場概況です。

1.日経225
 26日の終値37667円がベースラインとなり、昨日はそれをクリヤー。今日も安値を防御し、引けにはプラ転。典型的な底値からの立ち上がりパターンですね。OSCも26日の記録的な20.6%から今日は33.8%です。明日以降は、ベースラインを意識しながら、そこより上まで押された時に買いに入るという戦法となります。

短期・中期のRSIもまだ20%台。MAラインだけは、まだ1.3%ー3.8%ほど下方乖離しております。従って、まだ下押し圧力はあると思いますが、再度繰り返しますが、上記のベースラインを割り込まない限り、反発体勢は継続する可能性が大。

2.TOPIX
 今日はマイナス引けですが、これは昨日上げすぎた反動。2699.54ポイントというベースラインは、びくともしておりません。OSCも35%にコンバージェンス。

3.グロース250
 こちらのベースラインは640.56ポイント。25日の終値です。今日は、かろうじてそのラインを防御しておりますが、ちょっと不安な状態に。75日MAラインの646ポイントギリギリで今日は終了。

ちょっと明日このラインを崩されるとまずい状況になりそう。

以上です。
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NY市場概況(7.29.2024)

2024-07-30 07:20:43 | NY市場概況
7月29日(月)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 26日に上げ過ぎ(総合指数で0・98の上昇)たことからの小反落ですが、OSCは着実に4.3%も上げております。これは安値からの反転の度合いが強かったのが理由。ベースラインは直近は39854ドル。ロングレンジでは39135ドルです。

2.Nasdaq
 こちらは微増。OSCも33%で変わらず。17182ドルが短長ともにベースライン。わずかな下落で破られそうです。総合指数もダウの1.017と違って、0.924とまだ水面下。

3.ドル・円
 153.9円が短長のベースライン。今日の安値はそれを少しだか下回っております。まだ円高へのモーメンタムが強そう。OSCも3%落として48%と節目の50%割れが17日以来継続しております。

4.CME日経225先物
 7時3分現在、38330円で、225の終値比139円安。

5.米10年債利回り 4.172%(-0.028%)

6.VIX指数 16.6(+0.21)

7.SOX指数 5088(-16)

8.バルチック海運指数 1808(-26)

9.レーザーテックADR株価 26012円(ー163円)

なお、レーザーテックは昨日、リスク・コンプライアンス委員会を新たに設置したと発表。この中では、子会社の監査もグループ全体で管理するとあり、社長直属の内部監査部門も子会社を監査すると、されております。

どうやら、子会社がコンプライアンスに反するような振る舞いをしたのでは、と思われるような発表です。スコーピオンの例の件が子会社とどう関係していたのかは不明ですが、関係があったと認識しているからこそ、この期に及んでこのような監査体制(子会社も社長直轄の監査部門が監査する)に改めたのでしょう。

あるいは、社長直轄の他の部門も絡んでいるとしたら、これは子会社への責任転嫁の一環かも知れません。いずれにしても、スコーピオンの言う事に何ら問題がなければ、人事変更や機構改革をこの段階で行う必要がないはずですが、それに反した動きとなっているのは、少々当たらずとも遠からず、或いは、少しコンプライアンス違反があったと自ら認めていることになるのではないでしょうか?

これはあくまでも、内部事情に全く通じない1個人の見解です。あくまでも、組織体制の変更が出てくる背景についての単なる私見ですので、絶対に鵜呑みにしないで頂きたい。

以上です。
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立ち直り方が実に緩慢

2024-07-29 15:35:39 | レーザーテック研究
7月29日(月)のレーザーテック研究です。

他の銘柄と同様、アメリカ市場の回復を受けて窓を空けての上昇。真の安値は金曜日の終値の25640円となります。これがベースライン。OSCは、わずかな上昇でまだ28.9%と超低空飛行中。

しかし、10日MAラインまで後9.3%の上昇が必要です。2日連続9日RSIが0%という不名誉な記録は6.4%まで上昇して撤回。

25日の安値の26530円を、下からきちんと抜けきらないとなりませんが、その後は27800円あたりまで中空状態。このあたりまでに、空中に投げ出された方々が大勢いることになります。それだけ、戻り売り圧力が強い。

まずは、今日の寄り付きに一気にどなたかが買い上がった26645円を、明日以降に勢いよく抜かないと日和は良くならないでしょうね。

総合指数は今日で0.508。金曜日は0.464でした。2022年の3月14日に、終値で16660円まで落ちた時が0.430でした。その前日が0.429で終値は50円ほど上でした。ちょっとしたコンバージェンス。

以上です。
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市場概況(7.29.2024)

2024-07-29 15:19:18 | 市場概況
7月29日(月)の市場概況です。

1.日経225
 さすがに、金曜日にOSCが20.6%まで押し込まれた後の、いわゆる自律反発でした。OSCは一気に31.9%にまで上昇。短期のRSIも225としては異例の2.3%(前日比+0.4%)から、一気に18.2%まで上昇。

MIN値の更新が8日ぶりに途絶え、前日終値<当日安値を余裕でクリヤー。
それでも、まだ各MAラインからは1.5%ー3.9%ほどアンダー。もっともターゲットに近いのが75日MAラインですが、これは長期の数字だけに立ち上がりが少し緩慢。当面は、24日の安値の39100円あたりを、明日以降にたやすく攻略できるかどうか?

2.TOPIX
 こちらも大幅反発。75日MAラインまで後17ポイントほどに迫っております。こちらのほうが痛手が少ないので、立ち直りも早いかと思われます。ちなみに短期のRSIは25日の9.7%が最小。OSCの21%(金曜日)は、さすがに記録的な低さ。

3.グロース250
 唯一75日MAラインをキープ中。1.3%の上方乖離。それ以外の2つは0.6-1.5%の下方乖離ですが、主力市場より傷は浅い。641ポイントがベースラインでしたが、これは一足早く金曜日にはクリヤーしておりました。

以上です。

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テクニカル分析手法の追加

2024-07-28 09:20:03 | テクニカル分析
追加とありますが、以前から着目はしていた手法があります。

それは、21日MAX指数値と21日MIN指数値の変化に着目する手法です。

1.最も明快な変化
  21日MAX指数値 当日>前日、前日<前々日 ➡️買い
  21日MIN指数値 当日<前日、前日>前々日 ➡️売り

2.底値からの脱出時に見られるパターン
  21日MAX指数値 当日<前日&
  21日MIN指数値 当日=前日、前日<前々日 ➡️買い

3.高値からの陥落時に見られるパターン
  21日MAX指数値 当日=前日、前日>前々日&
  21日MIN指数値 当日>前日、前日=前々日 ➡️売り

いずれも、OSCは下落時は前日より減り、上昇時は増えますが、一部例外はあります。データの取得方法が異なるためです。

当然ながら、1のケースの場合、指数値は場中に刻々と変化しますので、エントリータイミングは、基本はOSCが前日比でプラスに転じた時となります。

2と3のケースは、これは前日までのデータにより確定しております。

例えば、レーザーテックの直近のケースでは、7月3日に上記2のケースが現れました。その日の指数値は次の通りです。

 当日MAX指数値=26660 当日MIN指数値=23240
 前日MAX指数値=27910 前日MIN指数値=23240

当日の指数値は24030ですから、上記のどの指数値も当日の指数値の変化の影響は受けません。

この3日のレーザーテックの値動きを見ると、

寄り付き値:34480円 高値:34840円
   安値:33960円 終値:34750円

この値動きを見ると、一旦、安値まで押し込まれて、その後高値まで駆け上がり、終値はそこから90円ほど下げて終了しているようです。

OSCは最終的には前日比で2.3%のアップです。安値をマークした時のOSCは、今となっては確かには分かりませんが、仮に前日比でマイナスになっていたとしても、どこかのタイミングでプラスに転じるはずです。その段階で、今日は「上げの日」との確信を持って買いに入るという算段です。

このような変化を、リアルタイムに監視銘柄すべてについて表示させる管理表も修正しました。

来週以降、このようなテクニカル指標の有効性を追加で検証して行きたいと思っております。

ちなみに、週末現在でこのシグナルが出た銘柄は、141Aトライアルホールディングだけです。

この銘柄、別の指標が異常値を検知したので、モニタリング銘柄としてリストアップしましたが、金曜日は、寄り天状態となってしまったようです。前日の終値を割り込む段階でシグナルが点灯。OSCも-12%ほども下げております。

寄り付きから30分で2769円まで65円上昇しておりますが、この時のOSCは60.2%でした。前日が60%ちょうどでしたので、この上昇でアップアップとなったようです。以後は、力なく下降曲線をたどっております。

もし、OSCに着目していれば、60%を切ってから回復しそうにないプラスの段階での利確売りが可能となっていたはずです。

こうした個別株の値動きとOSCとの関連性についても、検証を続けていきたいと思っておりますが、何度かの試行錯誤を経て、テクニカル検証の段階はほぼ完了。

以上です。

注)MIN/MAX値は、それぞれ過去21日間での最低・最大の指数値を、時系列
  表示させております。
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