団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

ノンビリ行こうよ人生は

2006-03-19 09:08:00 | 日記
以前も取り上げた事がありますが、私が尊敬する人のひとり漫画家の水木しげるさんの記事が日経の夕刊3月9日に掲載されていましたので、抜粋してお伝えします。
まず水木さんは「睡眠至上主義」です。
水木さんは子供の頃から好きなだけ寝ていたとのこと。父親は水木さんのことを低能だと思い、幼稚園に行かせてくれなかったとのこと。一年送れて小学校に入ってからも、兄と弟があくせくと学校に出かけてから、ゆっくり起きて、腹いっぱい朝飯を食い、二時間目から悠々と教室に現れたとのこと。
「決まり切った常識や窮屈な規律に従わずに、子供のころから自分本位の価値観、すなわち(水木さんのルール)で生きてきたきたわけです。「睡眠を削って頑張るのを良しとする風潮が日本中を覆っています実に嘆かわしい。眠るが勝ちです。眠る時間まで犠牲にして粉骨砕身、努力してきた手塚治虫さんや石ノ森章太郎さんは早々とあの世に行ってしまった。眠りに忠実な水木さんは百歳まで生きるような気がしています」
次に「幸せ、幸せと叫びすぎると、小さな幸せは逃げてしまう」
「自分の幸福は自分で追求しないといけません。我が道を行くわけです。他人の知恵を使おうとするからいかんので、借り物の知恵はカスです」「あきらめも肝心です。欲望にはきりがないから、自分で幸せのレベルを決めておく。どこかで線を引かなければダメです。幸福を渇望して幸せ、幸せと叫びすぎると、小さな幸せは驚いて逃げてしまう。ほんの少しの幸せを感じて味わう能力が大事です。幸福が欠乏したら自分で補充すればいい」
 幸福を補充する方法が凡人には分からない。
「簡単です。よく寝ると幸福の感度が上がります。眠りの達人の水木サンが言うのだから間違いない。一日十時間眠るのです。それを一年間続ける。欲張ってあくせくした人生観が一変します。すなわち半分バカになる。幸せの第一歩です。それができないと、いつまでたっても幸せ下手から抜け出せません」

水木サンが言われるように睡眠時間十時間取ることが幸せの第一歩とのことですが、私にとってチヨットむつかしい。定年になったら、一日十時間の睡眠を取るよう努めたい。
コメント
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