団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

昨日の事は覚えていない!

2015-07-23 08:32:07 | 日記
今日は6月の気候になると天気予報が言っていましたが、7時過ぎた頃から風が止んでしまい暑くなってきました。(
苦笑)

昨日の朝は施設での宿直明けでした。
朝方フロントで電話番をしていますと、入居者の70半ばのおばさんがやってきて
「今日は何時までやるの?」と聞かれましたので、
「9時まで」と答えますと、
「9時までか!あんたがいなくなると寂しくなる」と言われました。
「また4日後に会える」と言いますと、
「4日後か」と言われました。
嘘でも「あんたがいなくなると寂しくなる」と言っていただくとうれしくなります。

 このおばさんには毎朝新聞のちらしを持っていってあげます。
私がいない時も他の宿直さんに持って行っていただくようお願いしています。
新聞のちらしを使って折り紙をされています。

 最近はそうでもないですが、以前は朝の6時前に喫茶室のテレビをよく見にきてみえました。
途中でいなくなられたと思ったら施設の外へ出られてしまっていて、追いかけてつれもどしたこともたびたびあります。(苦笑)

この方が言われるには、「頭の手術をしてから、すぐに忘れてしまう」ということで、私の名前も何度も言ったのですが、覚えていられません。(苦笑)

  以前宿直の日の夕方に出会った際、「ヤクルトを買うので20円貸して!」と頼まれたこともたびたびあります。(苦笑)
サイフを覗くと10円玉が6つだけ入っていました。
自販機のヤクルトは80円ですので、20円上げました。
彼女は借りて返すつもりでも、明日はその事を覚えてみえないのでどうしようもないです。(苦笑)
施設ではお金を上げるという行為は禁止されているでしょうが、内緒で上げました。
3回くらい上げたでしょうか。
もちろん、彼女は覚えていません。
「昨日の事は覚えていない!」。ある意味しあわせかもしれませんね。(笑)







大空と大地の中で 松山千春
コメント (2)
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