怒涛のライブを終えて、やっと一息。
何が今週大変だったかというと、「タンエリ」のショーのときに共演する「青木香葉&宮川ミホ」さんとタブラ・クワイエサとの共演曲(ドラム・ソロ)のコピー&リハ、トライバル・フュージョン・ナイト用の新曲2曲のコピー、フラメンコ・ピアニスト「安藤紀子」さんとの共演のリハが一気に来た事。
毎日が真剣勝負で、1日終わるごとに「よし上手くいった。次はこれだ」見たいな感じで2週間が進んでいました。
特に大変だったのはGrifoのフラメンコJazz曲。
安藤紀子さんは、Jazzミュージシャンとかがやるような「なんちゃってフラメンコ」風な曲ではなく、チャノ・ドミンゲスのような本格的なフラメンコをピアノで演奏する人なので、曲全てがフラメンコの形式にのっとっています。
これが、難しかった・・・。
リズムを覚えなければならない上、フラメンコの定石を知らないと分からない事ばかり・・・。
久々に「所在無い思い」をしました。
フラメンコやる人は物凄い時間をかけてリズムやら定石やらをマスターするわけですから、ホント大変でしたが、カホンの今村さんが親切に色々教えてくださり、大変助かりました。
惜しむらくはリハにじっくり時間をかけることが出来なかった事。ホント紀子さん、ごめんなさい。
もっと、もっと各曲、素晴らしくなる気がしました。
さて、トライバル・フュージョン・ナイトは、あたかもアレグラのとこの元生徒の同窓会みたいな感じでした。
みんな頑張ってますね。
特筆すべきはアラディーンでも参加してもらっているヴァイオリンの及川景子ちゃんがガッジョ・ディーロという映画のサントラに入っている「Trutti Frutti Tequila」を歌い、私がファンファーレ・チョカリーアの「Iag Bari」を歌って大いに盛り上がった事。
歌、特にジプシーものは良いですね。
フラメンコにしろ、東ヨーロッパのジプシー音楽にしろ「ヒジャーズ」と呼ばれるスケールで出来た音楽は、洋の東西を問わず地球上全ての人の「琴線に触れる」ような気がするのは言い過ぎではない気がします。
アラディーンでも「Iag Bari」「Trutti Frutti Tequila」はレギュラー曲にしようと思ってます。
さ、次だ!!