ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

JAPAN DAY @ CENTRAL PARK & MOTHER'S DAY

2016年05月15日 | ひとりごと
先週の日曜日、母の日に行われた『JAPAN DAY @ CENTRAL PARK』に行って来た。
次男くんのガールフレンドと次男くんは、朝の4時から、この催しの準備を手伝っていた。
今年で10回目のJAPAN DAYだが、これまでただの一度も、雨に降られたことが無いというジンクスがあった。
今回は雷雨の予報が出ていて、午後からは回復するだろうということだったが、準備中に10分ほど大雨に降られただけで見事に回復。
さすがだ。

これまでずぅーっと続いていた雨に洗われた若葉の眩しいことったら。


小さな動物たちの狂喜乱舞を、シンクロナイズドで眺める空と海。


すっかり晴れた午後から、セントラルパークに出かけた。
お馴染みの歌舞伎ペイントコーナー。


浴衣の試着コーナー。


今年のJRは、なんとリニアの運転席体験…リニアに大反対のわたしにはなんとも複雑な風景。


ああ美しい緑のシャワー!


これまた恒例の簡易トイレ。


おー、やっと逢えた!ボランティアテントでお手伝いの次男くん。


第三ステージを観に、丘の上の特設ステージへ。


いつもよりはちょいと人出が少ない。


COBUのパワフルなパフォーマンス。ほんとに彼女たちは楽しそうに舞い、叩く。


『TV Japan CULB』のジェイミーが、熊本地震への支援と寄付を呼びかける。


ほんとによく晴れたこと。


お侍さんに会った!


大江千里さんは、いつものこの笑顔。


舞踏家のMiki Oriharaさんとのコラボ。




そのあとは、ジャズトリオで演奏してくれた。






そしてそして、トリはこの人、矢野顕子さん!なんと、今回が初めてなのだそう。


いやもう、いつ見ても顕子スマイルがステキ!


春先小紅、ひとつだけ、ごはんができたよ、ラーメン食べたいの4曲。












彼女の歌は、聴くたびに、心のどこかを波立たせてくれる。
何気ない暮らしの中の、村上春樹さん風に言うと、小さいけれど確かな幸せを見つけることの大切さを思い出させてくれる。
そして思い出して、ちょっと胸を熱くしながら、彼女の独特の声とピアノが織りなす顕子ワールドに浸った。

今日出演の皆さん。


片付けをする疲労困憊なふたり。


ほんっとにお疲れさま!


次男くんは、母の日だからと、何かお祝いをしたそうなことを言ってくれたが、あの疲れ様を見たらもう、とにかく片付けが終わったらさっさと帰って休憩して、としか言えなかった。
気持ちだけいただきます。ありがとう。
それにしても、最近の母の日の、世間の騒ぎ様ったらない。
老若男女の子どもたちは、こぞって母の元に行き、何かしないといけないかのように、メディアはもちろんのこと、社会全体が大騒ぎする。
だから、高速道路は異常に混むし、レストランだって異様に混む。
母親が居ない人は、思い出の中の母親に、あるいは親友の母親に、Happy Mother's Day! などと言って祝う。
別にそれが間違っているとか、おかしいとか言うつもりはないけれど、この過剰さはどこからきているのかな?と思う。
みんなが、やんわりとした脅迫を受けているような気がする。
母の日は、もっともっとプライベートで、そしてそれぞれのやり方で、祝いたい人は祝うぐらいの感じで過ごしたいなと思う。
まあ、これはもうほんとに、わたし個人の考えなのだけど…。


彼らと別れ、我々はのんきに新緑見物。












池ではボートで賑わっていた。




お水をたっぷり吸って、キラキラと輝く緑。


お客待ち。


さあ、来た道を帰ろう。




久々の晴れの日は、ストロベリー・フィールドにもたくさんの人が集まっていた。






日が暮れるとやっぱり寒い。






家の階段を上がると、ワイワイと迎えてくれるパンジー。


おかえり~、ワイワイ♪
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