ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「消去法的な選挙に意味があるのか」という松本人志氏への、政治学者・白井聡氏のコメントに心から賛同します

2020年07月13日 | 日本とわたし
「『行こうよ、選挙』と、みんな言うんでしょうが、消去法的な選挙に意味があるのか、と。僕は今回、都知事選という選挙を消去した」

松本人志。
この人のテレビ番組での発言が、しばしば大きく取り上げられることがある。
発言はそのまま垂れ流され、SNSで面白おかしく広がっていく。
「都知事選という選挙を消去してしまいましたね」
「あ〜なるほど」
なんだこれ?
どこが「あ〜なるほど」なんだろう…?

とつらつら考えてたら、政治学者の白井さんが、端的に書かれたコメントを見つけました。
とてもよかったので、それを紹介させてもらいます。
政治学者の立場からコメントさせていただきます。

「消去法」とおっしゃいますが、今回の選挙の全候補者の経歴や人柄について知りうることを精査した上で、「全員都知事の職掌に値しない」と判断したのでしょうか? 
そうでなければ、立候補者に対してきわめて無礼な発言であり、謝罪すべきです。

それとも、代表制民主主義を根本的に否定する思想をお持ちなのか? 
だとすれば、それはどんな思想なのかご説明願いたい。
あるいは、都道府県という行政単位の存在を、否定する思想をお持ちなのか?

これらいずれにも該当しないのであれば、松本氏の発言は、単なる思い付きであり、いい歳をした大人の発言(しかも公共電波上の!)としては、きわめて恥ずかしいものであると言わざるをえません。

それとも、自らを知的・人格的に公民権を持つに値しない存在だと認識しておられるのか? 
だとすれば、一切の政治的発言を、今後謹んでいただきたいと思います。
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「Go To キャンペーン」 VS 「うちには来ないでキャンペーン」&「今すぐ私に金配れキャンペーン」

2020年07月13日 | 日本とわたし
こちら↓のページ上の地図中の都道府県をポイントすると、各地域の感染者数と関連記事へのリンクが表示されます。


「東京で遊べないなら3県(神奈川・埼玉・千葉)に行くということにならないよう、首都圏一体で取り組むことも大事だ。感染状況を見ながら休業要請も考えなければいけない」

こんなことを言いながら、今のところは感染被害が少なくて済んでいる県に、わざわざ感染を広げる可能性が大きいキャンペーンを実施すると言ってきかない政府…。
本当に意味不明です。
そもそも、商売や仕事ができなくなって困り切っているのは、感染被害が大きい都道府県ではないのでしょうか?
そういう方々を支援するために、感染騒動が収束したらという前提の元に企画したんじゃなかったんでしょうか?
前提条件であった感染問題の収束の兆しすら見えない。
それどころか、感染がどんどん広がってきている真っ最中に、再び休業要請を出すかもしれないと言うだけでは足りず、補償はしないなどということも匂わせて脅かしている。
無能無恥政府の棄民っぷりの酷さに目眩がします。

豪雨被害に被られた地域の住民のみなさんの救済もままならない、本気で取り組もうとしない。
避難所の改善も無く、そこでも新型コロナの感染問題が出始めていると聞いています。

なのでわたしはこう思うのです。

反対署名も始まりました。
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