ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

つぼみと畑とワクチンと

2021年04月06日 | ひとりごと
お向かいのポンちゃん、つぼみが一気にふくらんできた。
うちの前庭のモモちゃんも、咲きたくてうずうずしてる。


2ヶ月前の大雪のあと、ずっと長い間埋もれてた庭も…。


地植えの畑に変えるべく、長年放置されたままだった野原としか言いようのない地面の開墾(大袈裟😅 )が始まった。
エッサホイサと頑張ってくれてるのは歩美さん。


芝生と雑草の根っこは、想像していた以上に土に食い込んでいた。
抜くというよりは引っ剥がすという感じ。
ベリベリと剥がした長方形のそれを裏向けて、スコップで土をガンガン叩き落とさないといけない。
地中には大小さまざまなサイズのミミズがいっぱいいて、何匹も殺してしまい、ごめんねごめんねと言いながら作業を続けた。
今年は夫も手伝ってくれるので大助かり。
耕運機があれば縦6.5メートル X 横3.25メートルの面積なんてあっという間だろうなあ…人力のひ弱さが嘆かわしい。


オンラインレッスンに飽き飽きしてきた生徒が、こんな可愛いいたずらをした。


恐竜や宇宙人やブタやタヌキやパンダやウサギやキツネやリスや…まだまだあるらしい…変身できるアプリで、顔の表情や話す口もとがめちゃくちゃリアル。
だからこの時彼女は、ニッコリ笑いながら舌を出してるってわけ。
まうみもやればいいのにって言われて、ついその気になったけど、彼女が教えてくれたアプリがどうしても見つからない。


結局今となってはいつから始まっていたのかわからない新型コロナウイルスとの共存生活は、今やいつまで続くのかわからなくなってきた。
インフルエンザが大流行していても絶対にマスクをつけようとしなかった人たちが、今では当たり前のように外出時にはマスクをつける。
どの店も今もマスク無しでは店内に入れない。
けれども去年の今頃と決定的に違うのは、ワクチン接種がえらい勢いで進んでいることだ。
わたしは正直言うと、今もやっぱりワクチン注射は打ちたくない。
幼少の頃に一度、ワクチン接種が原因で大変な目に遭ったことや、接種後痙攣を起こしたり高熱を出したりする子どもを目の当たりにしたことがあるのも理由の一つだし、何より儲けを一番に追求する製薬会社が信用できない。
もちろん今回のウイルスのみならず、化学者は必死で、最大限の安全性を確保すべく、ワクチンの開発に寝食を忘れて取り組んでくれていると思う。
ワクチンを打てば、そして運よく深刻な副反応が出なかったら、さらにワクチンが効かない不運な数%の中に入らなければ、感染しにくくなるし感染しても症状が重くならないのだろう。
夫も息子たちも、そしてわたしも、それぞれメーカーはバラバラだけど、4月の終わりには接種が終わる。
毎日毎日、相当数のワクチン接種が無料で行われている。
今や挨拶の始まりはお天気ではなくて、「ワクチンもう打った?」に変わりつつある。
現在のペースが続けば、バイデン大統領就任から100日目を終えるまでに、約2億300万回の接種を記録することになるらしい。
去年の今頃は、先に出口の灯りも見えない暗いトンネルの中に居た。
春の花々はいつの間にか地面に散っていた。
今年の春は、ちょっと花見をしてみようかな。

おまけ写真
なぜか重石代わりのお塩に染み込んでいたお味噌のお汁(たまり?)。

本体はこんな感じ。カビが全く生えていなかった。

コメント
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