ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

小さな、けれども確かにそこにある幸せ

2021年06月25日 | ひとりごと
我が家のジュニパーベリー(↑)が鈴なりに生っている。



今日は極楽日最後の日。
明日からじわじわと気温が上がるらしい。



今頃は長男くんのフィアンセが機上の人になって、こちら時間の明日、それが何時なのか聞いていないのだけど到着する。
彼らは日本で結婚式を挙げたっきり、ビザ取得のために今日までずっと、別れ別れの生活を送ってきた。
挙式は去年の2月末、彼女の滞在ビザが切れて日本に戻ったのはそれよりさらに7ヶ月前の一昨年の7月だったから、それから考えるとほぼ2年、彼らは遠距離愛を育ててきたことになる。
よく辛抱したなあ…。



今年は野いちごの当たり年。

甘やかな香りがすると思ったら、ハニーサックルがもう終わりを迎えていた。

こちらに来てから一度も見れなくて、もうほとんど諦めていたドクダミが、いきなり今年の庭に出現した。


今日もご近所さんから、「オリンピックほんとにやるの?」と聞かれた。
「今のところは止める気は無いみたい」と言うと、深いため息をついて肩をポンポン叩かれた。
オリンピックをやりたいならやりたいなりに、その前にきちんと、未知のウイルス感染対応を講じておかなければならなかった。
検疫とか隔離とか、そういう疫病感染対応の基本中の基本であるものをきちんとシステム化した上で、療養所や隔離施設や病床の設置や確保をしておいてこそ、じゃあオリンピックもやりましょうと言えたし、国民もある程度は納得できた。
けれどもそんなことはただの一つもしないで、何かというと中抜き利権のための役立たずで陳腐な対応もどきを繰り返すだけで、税金が無駄に使われ、仲間内で儲けを貪っておしまい。
国民には我慢を強いるばかりで、支援はギリギリまで渋る。
こんな穀潰し政府を作った責任の一端は有権者にあるのだけれど、この酷さは今や世界中で評判になり、色々な国で語られている。


気になっていた洗濯を終えた時、なかなか決められなかったおかずがうまくできた時、心がふっと軽くなるのを感じることがある。
それを感じた時はいつもこう思う。
これが幸せってことだな、安心ってことだな。
こんな小さなことが片付いただけで、うふふと微笑んでるなんて、人生の前半ではまるで無かったことだ。
ほんとにありがたいことだ。



コメント (2)
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「赤木ファイルは夫が国家公務員として国民のみなさんに残していたもの。最後の夫の声、魂の叫び」by赤木雅子さん

2021年06月25日 | 日本とわたし
タイトルの表は東京新聞【佐川氏の関与が明確に…「赤木ファイル」と財務省報告書を比較<森友問題>】2021年6月25日の記事よりお借りしました。https://www.tokyo-np.co.jp/article/112576

赤木さん 
「現場の問題意識として決裁済の文書の修正は行うべきでないと財務省本省に強く抗議した。本省が全責任を負うとの説明があったが納得できず、過程を記録する」 
妻雅子さん 
「このファイルは、夫が国家公務員として国民のみなさんに残していたもの。最後の夫の声、魂の叫びのように感じた」

通算第56回「森友問題再検証チーム」によるヒヤリング

冒頭内容の書き起こし:
財務本省からのメールで、佐川理財局長(当時)の指示であると明確に書いてある。
なぜこのような大胆な指示を佐川局長ができたのか。

平成29年2月17日
安倍総理大臣(当時)から、
「私や妻が関与していたとすれば、総理はもちろんのこと、国会議員もやめる」という決定的な答弁が、福島議員の質問に対して為された。

2月22日(全て当時の地位) 
官房長官側・菅官房長官 寺岡官房長官秘書官 
財務省・佐川理財局長 中村理財局総務課長
国土交通省・平垣内航空局次長 小林航空局総務課企画官らが、昼と夜の2回に渡り本件森友問題についての打ち合わせ会合を行った。

2月26日
「いい土地ですから前に進めてください」と言った安倍昭恵さんの名前を消すための改ざんが最初に行われた。

この事件の発端となった安倍晋三…まだ悪あがきしてる…みっともない。

で、この部分をもう忘れている人が結構いるんじゃないかと思うので、もう一度。
約4年前、蓮池氏の証人喚問でやらかした、維新の下地議員による自爆発言です。
そもそも当時の松井大阪府知事がハシゴをかけてなかったら、安倍晋三記念小學校などといういかにも怪しいものを認可しなかったら、もしかしたら赤木さんは死ななくてもよかったかもしれません。

そして最後に、この問題についてずっと追求をし続けているたつみコータロー前参議院議員の声を聞いてください。
この事件の異常さと、どうして断罪し続けていかなければならないかがよく分かります。

要するに、この事件を有耶無耶には絶対にできないし、再調査は第三者委員会を立てて行わなければならないということです。
財務省はまだまだ誤魔化す気満々なんですから。
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