ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

カワイプとトイレットペーパーと81歳の誕生日と

2021年06月13日 | ひとりごと
カワイプ。
さて、なんのことでしょう?
これはうちのバイリンガル夫が作った造語です。
我々夫婦のお楽しみは、1日1回、テレビドラマ(そのほとんどが韓国ドラマ)を一緒に観ることです。
同じドラマを夫はパソコンを繋いだテレビ画面、わたしはデスクトップの画面で、夫は英語字幕、わたしは日本語字幕(無い時は英語字幕)で、開始時間をせいのーで!で合わせて観るのがコツです。
さて、韓国語で面白いと思うことの一つに、英単語のFの発音がパピプペポになることがあります。
例えばCoffeだとコッピ(fが二つ続くのでッが入るのかな?)、Wifeはワイプ。
どちらも夫のお気に入りですが、特にワイプは英語の「wipe・拭く」とも重なって大のお気に入り。
そしてとうとう、夫オリジナル「カワイプ(可愛い妻という意味らしい)」が登場しました。
壮大なる日本語&韓国語の親父ギャグ造語です😅
夫は世界に流行らせたいと言っていますが、さて、どうでしょうか?


トイレットペーパー。
紙を上から引くのと、下から引っ張るのと、どちらの向きで付けますか?
上から引くのは表向き、下から引っ張るのは裏向きと言われているそうです。
我が家では夫が裏向きで、わたしは反対の表向き。
夫の家族の家のトイレを使うまで、表向きでしか使ったことが無かったからか、裏向きに付けられたペーパーにものすごく戸惑って、こんな小さなことでこんなに動揺してる自分に驚いたのを覚えています。
我が家ではわたしの好みを優先させてもらってるので、たまに夫が無意識に裏向きに付けた時はコソッと表向きに。
替えるといえば…。
うちのペーパーホルダーにはクセがあって、替えるのに一苦労するのです。
なのでできるだけ替え役には当たりたくない。
なのに夫はよく、もうこれは替えなければならないギリギリのところまで使ってあとは任せた、みたいな技を使います。
次に座る人が絶対に交換をしなければなりません。
まあそれは確率で言うと半々なので、夫本人である場合もあるんですけどね。
なんて小さな、と自分でも思いますが、村上春樹が作った単語「小確幸」(小さいけれど確実に存在する幸せ)風に言うと、小さいけれど確実に存在する不満、ですかね。


夫の父が81歳の誕生日を無事に迎えたことを祝いに、昨日はペンシルバニアの姉一家のところに行きました。
マスク無し、ハグ有りの、コロナ禍前の家族会。
嬉しい反面、これがいつまで続くのかという思いが無いこともない…。
そんな思いが見え隠れしては、いや、せめて今はこの時間を楽しもうと、みんなが思っているのが分かります。
今回の感染問題は、人々の心の奥底に、暗い不安の種を植えつけてしまいました。
唯一の救いのように扱われているワクチンも、実は治験を生身の人間で行なっているに過ぎません。
今のところ良い効果が出て、感染者の数がグンと減りましたが、接種の副作用に苦しんでいる人、亡くなってしまった人もいます。
そして次々に現れてくる変異株の存在。
ウイルスと人間の追いかけごっこは、まるで自分の尻尾を捕まえようとグルグル回っているうちにバターになってしまったトラのようです。
そういえばこの話、ちびくろサンボっていって、差別用語だからと問題になって廃版になってしまったんでしたね。
わたしが大好きだったダッコちゃん(腕に絡めて遊ぶビニール製の人形)もそうだった…。
あ、また話が横っちょに行っちゃいました。


これは夫の義理の兄が育てているコーヒーの木。実がいっぱいなりました。

その彼がニヤニヤしながら持ってきたもの。

頭の先から尻尾の先まで、完璧な脱皮でした。

前庭の主 Beech Tree(ビーチツリー)さん。



近くで見ると象のよう。




根っこもすてき!

コメント
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