ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「東京五輪は人類の生命維持に対する最大の冒涜。COVID-19という人類最大の大災害の最中に最もやってはいけないこと、つまり人類のタブー」by 青木正美医師

2021年07月12日 | 日本とわたし

これは人類の生命維持に対する最大の冒涜です。
会場すべて無観客にしようがしまいが、選手や関係者が数万人も、世界中から一箇所に集まるなど、パンデミック下に絶対にやってはならないことです。
もしもこのままオリンピックを開けば、東京は巨大なエピセンターになってしまいます。
そして選手や関係者が、ウイルスを自分の国に持り帰れば、それによって多くの人命が失われることでしょう。
今、私たち人類がしなければならないことは、みんなで集まってスポーツをすることではありません。
お互いできるだけ離れて、パンデミックを収束させ、人類の命を守ることです。
これほど簡単なことが、なぜIOCや日本の政府、東京都の優秀なリーダーたちが理解できないのか、私はとても不思議に思います。
そして怒りを感じます。
日本ではもともと、PCR検査が全くされていません
また、感染者用の病床を大きく増やすことが全くできていません
ワクチンを2回接種した人も、20%にも達していません
また、イベルメクチンという、日本製の有効な薬があるのですが、その治験も積極的に行ってもいません
日本はオリンピック開催国として、最低限やるべきことを全くやっていません
しかしそれには理由があると私は思っています。
日本は幸運にも、あまり多くの人が亡くなっていません。
ですから、パンデミックの本当の怖さを知らずに、とても甘く考えているのだと思います。
そして、想像力も全くないリーダーは、オリンピック開催というあり得ない無謀な決断を下しました。
オリンピックは、COVID-19という人類最大の大災害の最中に、最もやってはいけないこと、つまり、人類のタブーであるのです。
ことにCOVID-19は、あらゆる意味で、弱い人を追い詰めていきます
女性や経済的に弱い立場の人々が、最も先に犠牲になっていきます。
こうしたことが十分に予想できるオリンピックを、私たち日本人ばかりでなく、世界中の人類は、一致協力して、止めなくてはならないと思います。


コロナ患者受け入れのために医師、看護師、清掃作業員、物流職員、外来窓口の職員など、患者と直接触れる機会があり、感染リスクの高い現業職員をはじめ、院内の職員全員が研修を受けた。
これまでに受け入れたコロナ患者は約300人。
コロナだけでなく、褥瘡(じょくそう)や腎不全などを抱えた患者もいた。
中には静かにしていられない人や認知症の人もいて、看護師らの負担は大きい。
病棟をひとつ閉めてコロナ対応の看護師を増やし、院長を退いた斎藤さんもコロナ病棟を担当した。
「現場はよくやっているが、相当くたびれている」と言う。
そんな状況の中で、都立病院など公的医療機関に、医師や看護師、検査技師、薬剤師を五輪・パラリンピックに派遣するよう要請が来ているという。
「つまり期間中は、現場のスタッフがその分減る。一般市民の受けるべき医療を制限するしかなくなる」と指摘。
「そんな状況で大会を強行することが倫理的に許されるのか」と力を込めた。


『人々の命と暮らしを守るために東京五輪・パラリンピックの開催中止を求める要望書』の署名が、45万筆を超えました。
小池都知事宛に送られたのですが、なんと無視?!放置されていたことがわかりました。

その小池知事、何やら感染重症者数を誤魔化す(なんと約8分の1😱)ために、変な数え方をしているようです。
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空(クウ)と海(カイ)より、暑中お見舞い申し上げます!

2021年07月12日 | 家族とわたし
みなさまお久しぶりです。クウとカイです。いかがお過ごしでしょうか。
こちらは猛烈に暑い日が続いたかと思ったら、雨が降ったり止んだり、雷雨に暴風雨、何でもありの毎日が続いています。
ボクらは毛を剃るわけにもいかず、暑くなったり雨が降ったりする中、てきと〜に涼しい場所を見つけてはゴロゴロだらだらしながら過ごしております。

さて、裏庭の菜園では、ボクらには全く意味のない野菜がニョキニョキと育っています。

眩しいからあまり見上げないようにしている空には、モクモクとでっかい雲が泳いでいます。

先日ちょっと変な匂いがするムール貝を食べてしまったとーちゃんは、慌ててこんな飲み物を作っていました。
生姜湯に前庭からむしり取ってきた青紫蘇を入れたやつです。
漢方師の知恵ってやつでしょうか?

さて、昨日はとーちゃんの56回目の誕生日でした。
ちょうどとーちゃんの両親がマンハッタンに滞在してたので、みんなでお祝いしようということになりました。
かーちゃんととーちゃんの息子Tと1年半も前に挙式を済ませたのに、滞在ビザの取得に8ヶ月も待たされていたフィアンセTちゃんが、やっとのやっとビザを手に入れて渡米できたお祝いも兼ねて、6人でディナーです。
こういう場合、ボクらは全然楽しくありません。
変な時間に食べさせられて、けれどもちょっと物足りなくて、その後2人が帰ってくるまで延々待たされるからです。
そういう晩はイライラが募って取っ組み合いをしたり追いかけっこしたり、しょうがないからふて寝したりして過ごします。
まあでも、ひとりぼっちで留守番しなければならなかった先住猫のショーティよりはマシかもしれないんだけど、彼女に聞くことはできないから本当のところはわかりません。

とーちゃんたちはマンハッタンに行くのが久しぶり過ぎて、リンカーントンネル辺りの名物渋滞のことをすっかり忘れていたようです。
トンネル直前のスロープで車が止まってしまい、街の方を観ると…。

かーちゃんが大好きなエンパイアステートビルディングが、島の東側に新しく建てられたノッポビルに隠れて、ほとんど見えなくなっていました。
なんじゃこれは!とかあちゃんは大騒ぎしたのだそうです。

ボクらが生まれた街(空はクィーンズ、海はマンハッタン)は、コロナ禍以前の姿に戻りつつあるようです。



ダコタハウスのお隣が今日の目的地。


おまけ
ずっとずっと娘が欲しかったかあちゃんに、念願の娘ができました。
そのTちゃんがかあちゃんと一緒に初めて作ったお味噌を、T&T夫妻に小分けして届けてやろうと、かあちゃんは地下室から壷を運んできて、2年と4ヶ月ぶりに蓋を開けました。

重しの塩に溜り醤油が染み込んでいます。

塩の下はこんな感じ。
ああなんて美しいんやろ…と言いながら、かあちゃんはクンクン匂いを嗅いでいました。
全くカビが無いのもすごい!

2年4ヶ月もののお味噌です。
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