【随時契約】
随意契約とは、国や地方公共団体などが公共事業・備品調達・外注などにおいて、競争入札によらずに任意で決定した相手と契約を締結すること、または締結した契約のことをいう。
つまり、入札無し、他社との競争も無し、ただただパソナ指名一択で行われた案件だったってことです。
で、結果、こうなったのですね。
これは大阪府・市民の暮らしと命がかかっている事業での放置で、言い訳だけで済まされることではありません。
さらに驚くことにこんなことまで…。
抜粋引用:
・都議選の応援を批判されたとたん、菅首相、河野大臣へのワクチン陳情公務を持ち出す姑息さ。
・現在の感染状況を考えればリモートで訴えるべき話で、わざわざ東京に行く必要などない
・大阪府民を欺き、「公務」などという言い訳を持ち出してまでルール破りの東京行きを決行する──。
・この「府民・市民の命を守ることより自己利益を優先させる」という姿勢こそが、維新の正体なのだ。
・メディアを支配できていると図に乗っているからこそ、吉村知事も松井市長も、府民・市民には自粛を要求している不要不急の移動を平気でやろうとしているのである。
・多数の死者を出した第4波の反省など微塵もなく、相変わらず党勢拡大しか頭にない吉村知事と松井市長。
・大阪府民・市民がこの男たちに徹底的に見下され、虫けら同然に扱われているという事実を、在阪メディアはしっかり伝えるべきだろう。
けれどもいまだこのような状態が続いています。
引用:
元神戸新聞記者・ノンフィクションライター松本創氏:
「吉村知事と在阪メディアの蜜月ぶりは、とにかく異様です。昨年3月に、『大阪と兵庫県の往来を自粛してほしい』と吉村知事が突然発表したあたりから、吉村知事のテレビ露出が特に増えました」
「吉村知事の1年半にわたるコロナ対策は、パフォーマンス先行と言われても仕方ないものでした」
「道頓堀の飲食店に出向き、〈どんどん大阪に来てください!〉とGo To Eatキャンペーンのパフォーマンス。
うがい薬で『コロナに打ち勝てる』と言い出したり、年内に“大阪ワクチン”の実用化を宣言したり…いずれも信憑性や実現性に乏しい発言でした」
「感染者数が増加すると医療機関に対し、『ベッド数を増やせ。増やさない病院は名前を公表する』と、脅しのようなことを言い始めました」
「ある民間病院の院長は『場当たり的な対応を繰り返して、最後は医療機関にだけ負担を押しつける』と憤っていました」
「(前知事の)橋下さんは、知事になる以前からタレントとして頻繁に情報番組に出演していたので、当時から親しかった制作局が、府知事になってからも番組を作るようになったんです。
制作局の人間からすれば“身内”の橋下さんが知事になったわけですから、権力者に対峙するというより、タレントに対し、〈がんばってや!〉みたいなノリになってしまうのでしょう。
そんなメディアとの“共犯関係”を吉村知事も継承したんです」
「橋下さんは以前、自著『まっとう勝負!』に収録された爆笑問題の太田光さんとの対談で、“視聴者は話している中身なんて聞いていない”というような話に賛同したうえで、
〈そうなんですよ。内容は別で、真剣に話してたことは分かったから、「ま、いっか」って雰囲気です〉と語っています。
要は一生懸命な“印象”だけ伝わればいい、と。
その傾向は、吉村知事も受け継いでいる。
長々と一生懸命に話しているわりには、記者の質問にまともに答えていません」
「コロナ禍で1年以上にわたって繰り返された、パフォーマンス先行の場当たり的な対応。
失敗を続けてもいっこうに改められないのは、維新と“共犯関係”にあるメディアによる“批判的な視点”の欠如が一因です」
「維新関係者の不祥事は枚挙にいとまがない。
松井市長も64回も公用車でホテル通いをしていたことが発覚しました。
メディアの批判的な視点の欠如が関係者の慢心につながり、体質がいっこうに改善されない要因になっているのではないでしょうか」
2020年4月から2021年5月までの14カ月間で、吉村知事のテレビ出演は143回。
多くは地元関西の情報番組だ。
コロナ対応で多忙な時期に、週2回は出演していたのだ。
都道府県別の累計死者数は全国最多の2,668人。
特に今年3月からの“第4波”では医療が崩壊。
自宅待機者が1万5千人となり、在宅で亡くなる人が相次いだ。
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新型コロナウイルス感染の“第5波”はもう始まっています。
大阪は、変異株の脅威を甘く見た吉村知事が、2月に緊急事態宣言を前倒し解除、その後一気に感染が拡大しました。
その間、医療を受けられないまま自宅で亡くなった患者は19人にも及び、累計死者数も全国最多の2671人(先出の記事より3人増えました)となっています(6月30日時点)。
それでも在阪メディアはその事について厳しく言及せず、いまだによくやっていると持ち上げている始末。
この非常に悪質で罪深い維新と在阪メディアの連携プレーは、一体いつになったら終わるのでしょうか。