ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国『初めての経験その1とその2』

2023年06月07日 | 米国○○事情
その1:
カナダ東部で、5月末から相次いで発生している山火事の煙が、とうとうここニュージャージーまで到達した。
距離にして1,000km以上離れているのだが、空全体が薄茶色に染まっている。
今日の午後3時ぐらいまではなんともなかったのに、本当に不思議だ。
何より臭いがすごい。
まさにあの臭いだ。
大津時代にボヤを出し、とうとうわたしの人生もこれまでか!と観念しかけた時に散々嗅いだあの臭い!
燃えた煙の臭いというのは、本当に強烈だ。
情け容赦なく鼻の穴、口、そして目や耳にまで入り込んでくる。

ここでこんなだったら現場はどんなだろうと、想像しただけでも絶句してしまう。
西海岸のカリフォルニアでは、こんな煙被害が毎年のように起こっているのだなあと、その大変さを初めて理解できたような気がする。
この距離に到達する間に薄まっているにせよ、煙による目の炎症や呼吸器系の疾患を悪化させる可能性があるからと、大気汚染警報が発出され、屋外での活動を控えるようにとのこと。
1日も早く鎮火することを祈るばかり。

マンハッタン

モントリオール

オタワ



その2:
いつも利用している楽譜専門のネット販売で売り切れていたので、今回はAmazonで注文したブラームスの練習曲集が届いた。
そしたらなんと、このブラームスさん、表紙に非常に匂いのきつい洗剤のようなものをまとってやって来た。
同時に注文した物の中に洗剤など無かったし、箱の中のどの製品にも付着していない。
一体なんで楽譜に?
もちろん即座に取り替えをしてもらうことにして、これは明日Whole Foodsに持って行って返品する。



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