東京11レース 富士ステークス(G2/芝1600m)に出走したバスラットレオンは17着でした。
【レース内容】互角のスタートから押して先行するも、外から逃げ主張の17番を行かせてやや離れた2番手から。道中のペースは落ち着いていましたし、前とも程よい間隔があって理想の位置取り、自分のペースで追走できているように感じました。3角から4角にかけての手応えも良かったですし、直線に入った時点では勝ちパターンまで見えたのですが…。いざ追い出されてみると、もうひとつ闘志に火がつかないと言いますか、良い頃の弾けるような走りにはほど遠く、後続全馬に交わされて17着での入線となりました。
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うーむ。。
あそこからこれだけ負けてしまうのは…
単に調子云々じゃない気がします(。・_・。)
久々の芝マイル挑戦、戦前には調子の良さも伝えられていましたので、大復活に一縷の望みをかけていたのですが、この一戦を見る限りではそういう雰囲気は全く感じられませんでした。
おそらくバスラットレオンの前半3Fは34秒後半の楽なペースだったと思いますし、それで絶好の番手をキープしていたにもかかわらず、全く抵抗できずに最下位に沈んでしまったのですから、なかなか言い訳もし難いです。
はい、バスラットレオンの良い頃を知る出資者にとっては、見るのがツラいレースになってしまいましたm(_ _)m
このあとは関係者コメントを待ちますが、今後のことはどうなりますかねぇ… いや、あまり先走っていろいろ書くのは憚られますので、吉田豊騎手や陣営の皆さんがどう感じたか、とにかく関係者コメントを待ちたいと思います。
**2024/10/19東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)・良**
富士ステークス【2024年10月19日東京11R】:競馬ラボ
**2024/10/19東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)15:45発走**
◎ ソウルラッシュ
○ セリフォス
▲ レッドモンレーヴ
☆ バスラットレオン
△ ジュンブロッサム
△ ゴンバデカーブース
△ アルナシーム
△ ジェイパームス
バスラットレオンは1枠1番になりました。
この枠順を引いたうえで改めてメンバーを見渡すと、これはさすがに単騎逃げになるのかなと。。ゲートで躓きさえしなければ、おそらく吉田豊騎手もあえて下げたりしないでしょうし、他の馬たちもリスクを冒してまでガチで競ってはこないかな?と思います。
となると、あまり余計なことを考えずに自分のリズムで前に行くだけ。東京のマイル重賞ですから飛ばし過ぎはいらないですし、58秒をちょい切るぐらいのペースでコントロールできれば、何とかなって不思議はないと思います。
あとは、今年の中では一番の好調という状態面を頼りにして、4角、直線入り口でもう一度脚を使いたいです。
今まで逃げて結果を出してきた本馬ですが、基本的に4角で脚が溜まっている時は好成績と相場が決まっていますので、(最終的な着順は別にして)4角でそういうカタチが作れれば、久々の一戦としては充分に合格点だと思います。
相手はソウルラッシュ、セリフォスが双璧でしょうが、バスラットレオンが本来の力を出せばそう簡単には負けないハズ。。逆に、自分のカタチに持ち込んで簡単にやられてしまうようだと、今後にことを考えないといけないかもしれません。
もちろん、秋初戦からそんなことは考えたくないですから、是非とも自分の走り、弾むような走りを思い出して欲しいです!
バスラットレオンは、10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)に吉田豊騎手で出走します。
- 24.10.16 助 手 栗東坂良 1回 53.0-38.0-24.3-12.1 馬ナリ余力
ミッキーストライク(古馬1勝)一杯を0.8秒追走アタマ先着
- 24.10.13 助 手 栗東坂良 1回 56.6-41.8-27.4-13.3 馬ナリ余力
- 24.10.09 助 手 栗東CW稍 6F 81.6-65.9-51.3-36.7-11.8(8) 馬ナリ余力
ナヴォーナ(古馬2勝)馬ナリの外0.6秒先行0.1秒先着
◇荒木助手のコメント 「16日に坂路を併せ馬で追い切りました。前回の入厩時は状態がもうひとつ上がってきませんでしたが、夏休みを挟んでリフレッシュできた様子。今年はなかなか結果が伴わず、6歳の秋を迎えましたが、まだ弾むような走りはできていますからね。調子が良さそうな今回のデキでどこまでやれるかだと思います。あらためてレースぶりを窺っていきましょう」
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バスラットレオンの出走が確定しました。
最終追い切りは栗東坂路を馬なりで53.0-38.0-24.3-12.1秒。以前のようにテンから飛ばして猛時計を出すのではなく、古馬1勝クラスを先行させて追走するカタチから、ゴール前できっちり先着する良い追い切りができたのではと思います。これはもしかして、本番でも『ガシガシ追ってハナを取りに行く競馬』には拘らないというサインかもしれません(^^ゞ
まあ、戦法については厩舎の皆さんと吉田豊騎手の現場での判断にお任せですが、それより何より荒木助手のコメントによれば、調子が今ひとつ上がらなかった2024年のバスラットレオンが、今回は「調子が良さそう」とのことで。。
本来、バスラットレオンはこのメンバーに入って見劣りするような馬ではないですし、本調子に近い状態で気分良く走らせることができれば、世間様をアッと言わせる好走があっても不思議ではありません。
正直、半分くらいは神さまにお祈りの気分ですが、何とかバスラットレオンの『弾む走り』が見たいです!m(_ _)m
**2024/10/19東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)出走馬**
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、9日、Cウッドで追い切られています。
- 24.10.09 助 手 栗東CW稍 6F 81.6-65.9-51.3-36.7-11.8(8) 馬ナリ余力
ナヴォーナ(古馬2勝)馬ナリの外0.6秒先行0.1秒先着
- 24.10.06 助 手 栗東坂良 1回 55.5-40.1-25.5-12.5 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「一週前追い切りとなる今週はCウッドにて併せ馬。6歳秋ということもあって、いい意味で大きな体調の波はなく、いつも通りの調整で順調な過程を辿っていますよ。そんな中でも今回は調子が良さそうに見えますね。レースは来週10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)、鞍上は吉田豊騎手の予定です」
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10/2の57.1-41.0-26.1-12.7秒(馬ナリ)から、9日は栗東CWで81.6-65.9-51.3-36.7-11.8秒(馬ナリ)と、この一週間でかなりイイ感じに状態が上がってきました。動画を見ても手応えは楽でしたし、荒木助手から「いつも通り順調な調整過程。そんな中でも今回は調子が良さそう」と前向きコメントが出るのも当然かもしれません。
久々の芝マイル戦、このところのレースぶりなど不安要素があるのは事実ですが、今回はしっかり間隔をあけて立て直してきたわけですし、久々であっても本来の走りができれば面白いんじゃないかと思います。
府中の芝マイル、バスラットレオンにとっては3歳時に置き忘れたものを取りに行く闘いでもあります。集大成の秋シーズンを(今度こそ躓いたりせずに(^^;))いいカタチで滑り出して欲しいですm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のバスラットレオン:公式HP(2024/10/10更新)より】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、2日に坂路で追い切られています。
- 24.10.02 助 手 栗東坂良 1回 57.1-41.0-26.1-12.7 馬ナリ余力
- 24.09.29 助 手 栗東坂良 1回 61.9-43.5-27.8-13.6 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「想定よりもちょっと時計がかかりましたが、調子が悪いというわけではなく、これからどんどん上がっていく気配を感じさせる調教となりました。6歳の秋を迎えて性格は少し落ち着いてきたようですが、目に見えるような衰えまでは感じられません。10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)に向けて進めていきましょう」
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9/28にトレセンに帰厩、早速坂路で追い切られました。
時計は57.1-41.0-26.1-12.7秒(馬ナリ)ですから、帰厩直後から唸るような猛時計を出すいつものパターンではないものの、荒木助手によれば「調子が悪いというわけではなく、これからどんどん上がっていく気配を感じさせる調教」だったとのこと。。まあ、このところは『いつものパターン』で結果が出ていませんでしたし、あえてプロセスを変える意味では悪くないんじゃないかと思います。
ただ、それもこれから状態が上がっていく前提での話ですからね。「6歳の秋を迎えて性格は少し落ち着いてきた」といった変化も含めて良く状態を見極めて頂き、しっかり準備をして富士S(10/19東京)に向かって欲しいと思います。
正直、いろいろ心配事があるのは確かですが、ようやく巡ってきた芝マイル挑戦のチャンスですから、おかしな悔いが残らないように、できるだけ良い状態で出走させてあげたいですm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のバスラットレオン:公式HP(2024/10/3更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末、今週と半マイル58、57秒で登坂。ガーッとノメり気味に走ることもある馬ですが、先週末ぐらいから体を起こしたいいフォームを保てるようになってきましたからね。まだ100点満点ではないものの、コンディションが良くなってきているのは確かです。厩舎陣営によれば、『10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)に向けて、来週にも帰厩させたい』とのことでした」
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先週(9/18)の近況で話が出ていた『10月中下旬頃のレース』は、10/19府中の富士ステークスでした。
何となく『次走は芝かな?』と考えていましたので、先週の記事で『10/19東京の富士Sとか10/26京都のスワンSとか…』と書いたものの、全く自信はありませんでしたから、いざ陣営から話が出ると緊張感が高まります。
ちなみに富士ステークスには21年にも出走していますが、あの時はNHKマイルカップ落馬事件後の不調期で、結果は12着大敗でした。その後のバスラットレオンは武蔵野S、金京都杯を経て海外に遠征、それがゴドルフィンマイル制覇へとつながるわけですが、あれからもう3年が経ったと思うとなかなかに感慨深いものがありますね。
ということで、3歳だった当時と今ではバスラットレオンの立場、状況は全然違います。果たしてどんな競馬になるかは分かりませんが、「まだ100点満点ではないものの、コンディションが良くなってきているのは確か」であれば、レースまでにさらに状態を上げて、バスラットレオンらしい走りを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めをコンスタントに乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「18日朝は半マイル56秒5を計時。早朝に乗っていることもあって、この暑さのなかでも順調にペースアップできており、18日も楽に動けていましたよ。厩舎陣営によれば、『10月中下旬頃のレースを意識して、今月末あたりに帰厩させる方向で検討中』とのことでした」
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半マイル56秒台をやったということは、順調ならトレセン帰厩が近いはず… と思ったら、『10月中下旬頃のレースを意識して、今月末あたりに帰厩させる方向で検討中』と正解が書いてありました(^^ゞ
それはさて置き、『10月中下旬のレース』とはどこになりますかね??
矢作厩舎の場合、特にバスラットレオンのようなタイプはかなり予想が難しいわけですが、10月中下旬の(マイル以下の)重賞となるとそもそもそんなにたくさんはありません。10/19東京の富士Sとか10/26京都のスワンSとか。。10/14には盛岡で南部杯がありますが、ここ最近の経緯を踏まえると次は芝に行く気もしますし…。
まあ、あえて今回、レース名を伏せたということは、ギリギリまで様々な可能性を残しておく作戦でしょう。そのあたりは矢作先生にお任せするしかありませんので、まずはバスラットレオンの無事帰厩を祈りたいと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、今週もおもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週は半マイル57秒程度で登坂。ふたたび暑さが戻ってきたなかではありますが、体調を崩すこともなく、順調にやれていますよ。現在の馬体重は516kg。秋競馬に向けて、ここからジワッと内容を上げていければと思います」
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現在の馬体重が516kgで「秋競馬に向けてここからジワッと内容を上げていく」とのことなので、馬体の作りに関しても全く今まで通り、何の問題もなしといった感じだろうと思います。
バスラットレオンに関しては、チャンピオンヒルズでもトレセンでも仕上げのプロセスや見た目についての心配は出てこないですし、あとはレースで結果を出すだけなんですけどね。。いや、実際には何故かそれが難しくて苦労をしているわけですが、先週の京成杯AHでタイムトゥヘヴンが2着に突っ込んできた姿などを見てしまうと…。
まあ、今のところバスラットレオンが元気なことは確かのようですから、「ここからジワッと内容を上げて」いくのもそう難しいことではないでしょう。そのうえで、レースが近づいてきたときにどうなるか、期待と不安を抱えつつ見守りたいと思いますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「引き続き、半マイル58秒を上限とした調整。若い時は尻っ跳ねをすることもありましたが、今は少し大人しくなりましたでしょうか。ただ、成長や加齢とともに比べ物にならないほどパワーがつきましたので、また違った意味での騎乗者との戦いは続いています」
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先週に続いて今週も、バスラットレオンと騎乗者の『仁義なき戦い』について紹介されています。
この内容を見る限りでは、バスラットレオンの心身に年齢的な衰えがあるとも思えず、であれば何とかもう一度、レースでバスラットレオンらしい走りを見てみたい…と思ってしまいます。
まあ、実際にレースでとなると、元気だから良い走りができるというほど単純ではないでしょうが。。
いずれにしても、騎乗者が大いに苦労をするぐらい元気があるのは良いことです。バスラットレオンにとって集大成の秋・冬シーズンが始まりましたので、まずは最高の状態で戻ってきてもらいましょう!m(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオン:公式HP(2024/8/29更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週も半マイル58秒程度まで。走りたがる本馬と適度なペースで行かせたい騎乗者との戦いですよね。速いところに行くとキツいタイプ、逆にハロン17秒くらいのほうがキツいタイプ、どちらもキツいタイプと様々いますが、バスラットレオンは速めの際にキツいタイプです」
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バスラットレオンはパワーもスピードもスゴイので、そりゃあ抑えるのは楽じゃないですよね。。いや、乗ったことがないので、どこがどう楽じゃないかは説明できませんが、何となく大変そうだなぁ…とは思います(^^ゞ
それはさて置き、先週時点で「段々と手綱を抑えるのが大変になってきた、本来のバスラットレオンが戻ってきている…」との話がありましたので、引き続き『良い流れ』が継続している、さらに状態が良くなりつつあるのは確かなようです。まあ、それが実戦につながるかどうかは先々考えるとして、今はできるだけ調子を上げること、元気を蓄えることが第一でしょう。
その意味では、プロキオンSのあとにしっかり休養できたことはとても良かった気がします。まだ次の目標は分かりませんが、今の流れをキープして、もう一度バスラットレオンらしい走りを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
【2024/6/19浦和 さきたま杯(Jpn1/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】