武豊騎手、相変わらずの回復力！ ダービーは？？

ＳＡＮＳＰＯ．ＣＯＭ　『落馬負傷の武豊騎手、シンガポールで復帰』
----ここから引用（抜粋）---------------------------
落馬負傷で休養中の武豊騎手（４１）がシンガポールで復帰することが濃厚になった。

武騎手は３月２７日毎日杯での落馬事故で、左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折など重傷を負い、現在は治療に専念。桜花賞のアプリコットフィズ、皐月賞のヴィクトワールピサなどの有力馬は乗り替わりとなったが、５月１６日に行われるシンガポール航空国際Ｃ（クランジ、Ｇ１、芝２０００ｍ）に選出されているヤマニンキングリーの騎乗で復帰を果たしそうだ。

河内調教師は「産経大阪杯は７着に敗れたが、予定通りにシンガポールに遠征する。鞍上は武豊騎手にお願いしている」と話した。

これまでも落馬による骨折から驚異的な回復で早期復帰を果たしてきた武騎手。シンガポールの翌週からはオークス、ダービーが控えていて、国内でも華麗な騎乗が見られそうだ。
----ここまで引用（抜粋）---------------------------

詳しい怪我の程度は分かりませんが、骨折治療後のリハビリ期間などを考えると、２ヶ月足らずでの競馬復帰はやはり驚異的と言わざるを得ません。本当にこの記事の通りだとしたら、『ダービーに出たい』という武騎手の思いの強さも伝わってきます。

まあ、今回の件は武騎手の兄貴分でもある河内調教師が、復帰のための舞台を敢えて用意した面もあるのでしょう。そして、本当にダービーに間に合うとなると、すんなりヴィクトワールピサの鞍上にも復帰するのかどうかなど、いろいろと気になることも出てきますね。

しばらくは、武豊騎手の動向からも目が離せそうもありません。

ちょっと息抜き中 バシレウス

ジョイナスファーム在厩のバシレウスは、普通キャンター２１００～３０００ｍで調整されています。

佐藤助手のコメント（抜粋）です。
「プリンシパルＳまでまだ少し余裕があることですし、レースを重ねてきてもいますので、もう牧場で攻める必要はないでしょう。まずは馬体をフックラと膨らませたうえで、フレッシュな状態でトレセンへ。来週もしくは再来週の帰厩を予定しています。」


今思えば、皐月賞に出られなかったのは、この馬の将来にとってはプラスだった気がします。
５月末という遅生まれのハンデは、３歳春の時点では大きいですから、荒れた馬場で行われる厳しいＧ１に無理して出ても、あまりいいことはなかったと思います。（ある意味プラス思考！）

そして、次走のプリンシパルＳは、東京芝２０００ｍに舞台が変わります。
（結果的に皐月賞をパスしたお陰で）バシレウスは今も成長してくれているようですし、現時点では広い東京コースの方が競馬もしやすそうです。うまく立ち回って、セントポーリア賞のようなレースができれば、上位争いも充分可能だと思います。

そのためにも、まずは元気一杯の状態でトレセンに戻ってきて欲しいですね！