サンテミリオン、フローラＳ快勝！ 馬券ＧＥＴも強敵が増えて・・・

東京１１Ｒフローラステークスは、逃げたアグネスワルツを番手でマークしたサンテミリオンが直線抜け出して快勝、オークスへ向けて上々の競馬を見せてくれました。
２着に粘ったアグネスワルツは５ヶ月ぶりの競馬でしたが、今日はその能力の高さを証明した形になりました。

今日の１、２着馬はいずれも昨年の新種牡馬ゼンノロブロイの産駒です。
ゼンノロブロイ産駒は当初はそれほどでもありませんでしたが、産駒が２歳秋以降になると急に走り始めた印象があります。今日の２頭はもちろん、牡馬では無敗でトライアルに臨むペルーサなども出ていますし、サンデーサイレンスの血の凄さを改めて見せ付けられた気がします。

個人的には馬券が的中したことは良かったのですが、今日の１、２着馬のレース内容を見ると、オークスでのステラリードのライバルが更に強力になったのも確かですね。
まあ、ステラリードは現状では挑戦者の立場ですから、もしも予定通り出走が叶ったとしたら、相手関係は別にして悔いのない思い切ったレースをしてくれればと思っています。

東京１１Ｒ　サンスポ賞フローラステークス（Ｇ２・芝２０００ｍ）
購入金額：３，０００円　⇒　配当：２７，３２０円　（３連単　６，８４０円×４）
【着順　予想　馬番　馬名（性齢）　斤量　騎手　タイム】
１　◎　15　サンテミリオン（牝３）　54.0　横山典弘　2.00.2
２　○　５　アグネスワルツ（牝３）　54.0　柴田善臣　2.00.4
３　△　14　ブルーミングアレー（牝３）　54.0　松岡正海　2.00.7
４　▲　13　アマファソン（牝３）　54.0　鮫島良太　2.00.7
５　－　２　アスカトップレディ（牝３）　54.0　藤田伸二　2.01.0

馬券実戦編 フローラステークス（Ｇ２）

アンタレスＳはいかにも堅い決着になりそうなので、今日はフローラＳで遊んでみようと思います。

東京１１Ｒ　サンスポ賞フローラステークス（Ｇ２・芝２０００ｍ）
【予想　馬番　馬名（性齢）　斤量　騎手　馬体重（増減）　単勝オッズ（14：43時点）】
◎　15　サンテミリオン（牝３）　54.0　横山典弘　454（-2）　2.2
○　５　アグネスワルツ（牝３）　54.0　柴田善臣　460（+8）　9.2
▲　13　アマファソン（牝３）　54.0　鮫島良太　466（±0）　15.3
△　８　フラムドール（牝３）　54.0　国分恭介　448（-4）　32.8
△　14　ブルーミングアレー（牝３）　54.0　松岡正海　474（±0）　6.1
△　３　ベストクルーズ（牝３）　54.0　田中勝春　430（±0）　8.7
☆　７　マイネアロマ（牝３）　54.0　柴山雄一　446（+10）　46.2
☆　９　ディミータ（牝３）　54.0　蛯名正義　436（±0）　27.2

サンテミリオンの１番人気は動きませんが、今朝の時点で２番人気だったアグネスワルツはブルーミングアレーとベストクルーズに逆転されました。（もちろん馬券を買う立場の私にとっては嬉しいことです。）
問題はサンテミリオンが負ける可能性をどのぐらいと見るかですが、今日の横山典弘騎手の絶好調ぶりを考えると、普通に考えるよりも堅い１番人気だと思ったほうが良いのかもしれません。なんと言ってもバシレウスに勝った馬ですから、頑張って欲しい気持ちもありますね（笑）

結論：絶好調の横山典弘騎手騎乗、広い東京コースも得意そうなサンテミリオン１着固定で勝負します。２着候補は人気のブルーミングアレーとベストクルーズではなく、先行力が魅力のアグネスワルツ、追い込みにかけるアマファソン、自在性のあるフラムドールまでとします。

購入：３連単（配当均等型）/馬番１５→５，８，１３→３，５，７，８，９，１３，１４/計３，０００円（１８点）

岩田康誠騎手、骨折していた！

昨日から公開のＭＥＤ ＡＶＥＮＵＥ ＴＶにも出演し、ステラリードやブリッツェンに対する思いを語ってくれていた岩田康誠騎手ですが、昨日の騎乗終了後に脇腹痛がひどくなり、検査の結果、左第９肋骨骨折、両側肺挫傷という診断があり、本日の騎乗は全てキャンセル・乗り替りとなっています。

そもそもの原因は、皐月賞当日の４／１８中山１０Ｒで落馬したことだそうですが、岩田騎手によれば、『２４日は１Ｒから痛みはあったが騎乗に支障が無かったため騎乗を続けました』ということだそうです。

騎手が負傷とは隣り合わせの仕事だとは分かっていても、先日の武豊騎手の件も含めて、落馬というのは本当にドキッとさせられます。岩田騎手は、広尾ＴＣ馬への騎乗機会が多いトップジョッキーの一人ですし、１日も早い回復と復帰を祈りたいと思います。

ＪＲＡ公式ＨＰ　『本日の京都競馬での岩田　康誠騎手の騎手変更について』

アンタレスＳ（Ｇ３）＆フローラＳ（Ｇ２）予想

今日は阪神のアンタレスステークスと東京のオークストライアル・フローラステークス、東西メインにそれぞれ重賞が組まれています。どちらのレースもなかなか面白そうなメンバーが揃っていて、先々の勢力図を占う意味でも見逃せない一戦になりそうです。

阪神1０Ｒ　アンタレスステークス（Ｇ３・ダ１８００ｍ）
【予想　馬番　馬名（性齢）　斤量　騎手　単勝オッズ（7：41時点）】
◎　12　トランセンド（牡４）　56.0　安藤勝己　2.1
○　５　シルクメビウス（牡４）　57.0　田中博康　5.5
▲　13　フサイチセブン（牡４）　58.0　内田博幸　5.5
△　２　ウォータクティクス（牡５）　57.0　岡部誠　17.4
△　３　ナニハトモアレ（牡４）　56.0　藤岡佑介　16.6
△　11　ダイシンオレンジ　（牡５）　56.0　川田将雅　14.1
☆　４　ドリームサンデー（牡６）　56.0　池添謙一　46.7

ダート中距離路線はエスポワールシチーの１強状態が続いていますが、そのエスポワールシチーを脅かす勢力ということで、ここは４歳勢３頭に期待したいと思います。
本命・対抗にしたトランセンドとシルクメビウスは、実力的にはほとんど差がないと思いますが、斤量の１ｋｇ差とシルクメビウスが４ヵ月半の休み明けである点を考慮して、今回はこの順番にしました。

△まで含めて、基本的には地力上位の馬が力を見せてくれる、という前提の予想になっていますが、穴っぽくて面白そうなのはドリームサンデーでしょうか。
ドリームサンデーは芝では重賞の常連ですが、今回が初めてのダート戦。フェブラリーＳの傾向から分かるように、ダート路線もトップクラスに入ると芝馬がいきなり活躍できるほど甘くは無いのですが、先行力を生かせる展開になれば、以外にしぶとい競馬をしてくれるかもしれません。


東京１１Ｒ　サンスポ賞フローラステークス（Ｇ２・芝２０００ｍ）
【予想　馬番　馬名（性齢）　斤量　騎手　単勝オッズ（7：41時点）】
◎　15　サンテミリオン（牝３）　54.0　横山典弘　2.6
○　５　アグネスワルツ（牝３）　54.0　柴田善臣　5.5
▲　13　アマファソン（牝３）　54.0　鮫島良太　13.6
△　８　フラムドール（牝３）　54.0　国分恭介　36.5
△　14　ブルーミングアレー（牝３）　54.0　松岡正海　6.3
△　３　ベストクルーズ（牝３）　54.0　田中勝春　8.3
☆　７　マイネアロマ（牝３）　54.0　柴山雄一　44.7
☆　９　ディミータ（牝３）　54.0　蛯名正義　35.0

本命は、若竹賞でバシレウスを置き去りにしたサンテミリオン。
前走のフラワーカップではオウケンサクラとコスモネモシンに遅れを取りましたが、内容そのものは悪くなく、このメンバーでも力は一枚抜けています。ここを勝ってオークス出走ということになれば、本番でも重たい印が付く馬だと思います。

開幕週の東京競馬場は、長い直線にもかかわらず、実力のある逃げ先行馬が止まらない傾向があります。
その意味で、１１月の白菊賞以来となるアグネスワルツは好枠から逃げる得意の競馬に持ち込めそうで、そうなれば、サンテミリオンとのゼンノロブロイ産駒ワンツーフィニッシュも充分あり得ると思います。

▲△のアマファソン、フラムドールは前走君子蘭賞で非常に強い競馬を見せており、展開次第で逆転もあるかもしれません。人気ではブルーミングアレーやベストクルーズに遅れを取っていますが、力はあると思いますので一発狙ってみるのも面白いでしょう。

この時期の３歳牝馬なので思わぬ結果になることもありますが、なんと言ってもオークストライアルですから、本番でも有力馬になり得る新勢力の台頭を期待したいと思います。