世界三大珍味といえば、フォアグラ、トリュフ、キャビア、これは皆さんご承知の通りですが…
先日、とある後輩が、「普通の居酒屋さんで世界三大珍味を使った飲み放題コースをやっている」との怪しい情報を聞きつけて、さっそく予約をぶちかまし、怪しむ私を無理やり連れだすという事件が起きました。
いや、別に事件ではないのですが、フォアグラだってトリュフだってキャビアだって、それぞれかなりお値段が張るものですし、居酒屋の飲み放題コースにその全てが使われているという時点でやはり怪しい。
絶対に、何か裏があると思ってしまうじゃないですか。。(^_^;
とまあ、そんなことを言っても、もう店に入ってしまったものは仕方がありません。
最初に出てきたのは大根とカニのサラダ。 これはまあ無難な感じでOKでした。
続いてパリパリチキン。
パリパリなのは衣でありまして、若干の怪しさはあるものの、これはこれで悪くないかも。
パリパリと名付けることで衣の食感に注意を引き付け、鶏肉の普通さをカバーしてしまう作戦と見ました。
でも、ジャンクフード的感覚でいえば、ホントに悪くないんです。
そして、イカとチーズのチヂミwith特製ダレ。。
ピザなのかチヂミなのかはっきりしてほしい、と思うのは頭が固いからでしょうか。
結局は美味しければいいわけで、その意味では、チーズたっぷりのこいつもなかなかどうして…
おそらくジャンルはチヂミでしょうから、これはピザ風チヂミですね(^^)
(って言うか、最初から名前がチヂミになってるし!)
宮崎県産あじ豚の酒盗焼きです。
あじ豚とねぎとガリを一緒に食べる!
そうすると、ガリのお陰で豚肉が全くしつこくなく、本当にさっぱり食べられます。
あじ豚とか酒盗焼きとかの特別感はあまり感じませんでしたが、確かに普通の塩焼きとはひと味違っていたような…
とにかくこれは、ガリさえあればどこでも出来るので、興味のある方はご自宅でもどうぞ。 美味しいですよ。
(と、私がオススメするのも何ですが(^^ゞ)
で、ここからが問題の世界三大珍味シリーズ、最初はフォアグラ大根です。
フォアグラ大根…
なるほど大根とは考えましたね。
フォアグラが原価高なので、フィレ肉などではなく大根を持ってくる。 微妙な組み合わせであり、正直フォアグラと大根はアンマッチな気もしましたが、値段を抑えるための苦肉の策と思えば責める気にはなれません。
それと、フォアグラととろみのついた和風ソースは不思議に合っていました。
そのため大根とのアンマッチ感がだいぶ緩和されて、何となくうまく丸め込まれた印象です(^^ゞ
二品目は、瞬間スモークサーモンのムース キャビア添え。
サーモンにキャビアをチョコンとのせて。
要するに、サーモンのムースをサーモンでくるみ、その上に申し訳程度の(失礼!)キャビアを。
いや、こうなるとキャビアが本物かどうかも怪しいですが、その前に、この量でこの使い方だと全くキャビア感はないです!
でもですね、何故かサーモンのムースが普通に美味しいので、これまた文句を言う気にはなれないと言う…
そりゃあね、キャビアがこぼれるほどのっている、と思う方がどうかしてますわな(^~^;
そして最後は、ひとくちコロッケ トリュフタルタル。
トリュフ風味なのですが、これまたトリュフ特有の風味、香りはあまり感じられずです。
でも一口サイズのコロッケはホクホクしていて普通に美味しい。 変にトリュフとか言わずに出したら、「このコロッケ美味しいね!」と言われて人気者になれる気がします。
料理のプレゼンて、なかなか難しいものですねぇ┐(´~`)┌ ヤレヤレ
せっかくなので、三大珍味の一緒盛りを作ってみました(^O^)
コースのシメは、彩蔵流 おめで鯛茶漬け。
茶碗にご飯とごまダレが絡んだタイをよそい、
さっぱりした出汁をかければ出来上がりです。
ということで、三大珍味をふんだんに(?)使った飲み放題コースの紹介でした。
どの料理も基本のレベルはしっかりしているので、個人的には三大珍味に頼らずとも、料理に見合ったお値段でやれば十分戦えるのではと思いましたが、実際にはなかなか難しいんですかね。
最近はネットで店を選ぶ人が多いですから、パっと人目を引くようなフレーズでのプレゼン(例えば「世界三大珍味!」みたいな)が有効なのかもしれません。
まあ、いろいろ言いだせばキリがないですが、まずまず美味しかったし楽しかったし、ご馳走様でした…です。
ただし今回の訪問で、見逃せないほど大きな課題と感じたことがひとつあります。
それは、飲み放題なのに、『スタッフさんを呼んでもなかなか来ないうえに、ようやく注文できても出てくるまでに時間が掛かる』という、ある意味、非常にもどかしい状態になっていた時のことです。
さすがに普段は我慢強い後輩が、「早くお願いできませんか?」と丁寧にリクエストをしたら、スタッフさんがいかにも不機嫌な顔で、「今日は混んでいるので少し待ってください」とぶっきら棒に言い放ち…
「いやいや、それはおかしいでしょ!混んでるから待てではなく、“申し訳ありません”でしょ!!」とは突っ込みませんでしたが、飲み放題って、混んでる時は提供が遅くてもイイとかそういうルールじゃないですよね。。
確かに金曜日だったし団体さんの飲み会が多かったかもしれませんが、それと、『混んでいる時はお酒をなかなか出さなくても当然、むしろ客の方が気を遣え』みたいな態度は全くの別問題。
宴会なんて気持ちで飲むものですから、申し訳なさそうにしてくれるだけでも違うのに。。
あ、ついお酒のこと、飲み放題のこと、スタッフさんは笑顔が大事なこと、料理は時間配分を考えて持ってきて欲しいこと(この話書いてませんでしたが、要するに、コースの料理を前半の30~40分で全部持ってきちゃうんです。。するとそのあとの1時間半、ただひたすら飲み続ける羽目になるわけです)、などなど熱くなってしまいました。
私もいい歳をして、まだまだ修行が足りませんなぁ(^_^; m(_ _)m
彩蔵 池袋サンシャイン通り店
豊島区東池袋1-29-1 サントロペビル8F
050-5570-6039
先日、とある後輩が、「普通の居酒屋さんで世界三大珍味を使った飲み放題コースをやっている」との怪しい情報を聞きつけて、さっそく予約をぶちかまし、怪しむ私を無理やり連れだすという事件が起きました。
いや、別に事件ではないのですが、フォアグラだってトリュフだってキャビアだって、それぞれかなりお値段が張るものですし、居酒屋の飲み放題コースにその全てが使われているという時点でやはり怪しい。
絶対に、何か裏があると思ってしまうじゃないですか。。(^_^;
とまあ、そんなことを言っても、もう店に入ってしまったものは仕方がありません。
最初に出てきたのは大根とカニのサラダ。 これはまあ無難な感じでOKでした。
続いてパリパリチキン。
パリパリなのは衣でありまして、若干の怪しさはあるものの、これはこれで悪くないかも。
パリパリと名付けることで衣の食感に注意を引き付け、鶏肉の普通さをカバーしてしまう作戦と見ました。
でも、ジャンクフード的感覚でいえば、ホントに悪くないんです。
そして、イカとチーズのチヂミwith特製ダレ。。
ピザなのかチヂミなのかはっきりしてほしい、と思うのは頭が固いからでしょうか。
結局は美味しければいいわけで、その意味では、チーズたっぷりのこいつもなかなかどうして…
おそらくジャンルはチヂミでしょうから、これはピザ風チヂミですね(^^)
(って言うか、最初から名前がチヂミになってるし!)
宮崎県産あじ豚の酒盗焼きです。
あじ豚とねぎとガリを一緒に食べる!
そうすると、ガリのお陰で豚肉が全くしつこくなく、本当にさっぱり食べられます。
あじ豚とか酒盗焼きとかの特別感はあまり感じませんでしたが、確かに普通の塩焼きとはひと味違っていたような…
とにかくこれは、ガリさえあればどこでも出来るので、興味のある方はご自宅でもどうぞ。 美味しいですよ。
(と、私がオススメするのも何ですが(^^ゞ)
で、ここからが問題の世界三大珍味シリーズ、最初はフォアグラ大根です。
フォアグラ大根…
なるほど大根とは考えましたね。
フォアグラが原価高なので、フィレ肉などではなく大根を持ってくる。 微妙な組み合わせであり、正直フォアグラと大根はアンマッチな気もしましたが、値段を抑えるための苦肉の策と思えば責める気にはなれません。
それと、フォアグラととろみのついた和風ソースは不思議に合っていました。
そのため大根とのアンマッチ感がだいぶ緩和されて、何となくうまく丸め込まれた印象です(^^ゞ
二品目は、瞬間スモークサーモンのムース キャビア添え。
サーモンにキャビアをチョコンとのせて。
要するに、サーモンのムースをサーモンでくるみ、その上に申し訳程度の(失礼!)キャビアを。
いや、こうなるとキャビアが本物かどうかも怪しいですが、その前に、この量でこの使い方だと全くキャビア感はないです!
でもですね、何故かサーモンのムースが普通に美味しいので、これまた文句を言う気にはなれないと言う…
そりゃあね、キャビアがこぼれるほどのっている、と思う方がどうかしてますわな(^~^;
そして最後は、ひとくちコロッケ トリュフタルタル。
トリュフ風味なのですが、これまたトリュフ特有の風味、香りはあまり感じられずです。
でも一口サイズのコロッケはホクホクしていて普通に美味しい。 変にトリュフとか言わずに出したら、「このコロッケ美味しいね!」と言われて人気者になれる気がします。
料理のプレゼンて、なかなか難しいものですねぇ┐(´~`)┌ ヤレヤレ
せっかくなので、三大珍味の一緒盛りを作ってみました(^O^)
コースのシメは、彩蔵流 おめで鯛茶漬け。
茶碗にご飯とごまダレが絡んだタイをよそい、
さっぱりした出汁をかければ出来上がりです。
ということで、三大珍味をふんだんに(?)使った飲み放題コースの紹介でした。
どの料理も基本のレベルはしっかりしているので、個人的には三大珍味に頼らずとも、料理に見合ったお値段でやれば十分戦えるのではと思いましたが、実際にはなかなか難しいんですかね。
最近はネットで店を選ぶ人が多いですから、パっと人目を引くようなフレーズでのプレゼン(例えば「世界三大珍味!」みたいな)が有効なのかもしれません。
まあ、いろいろ言いだせばキリがないですが、まずまず美味しかったし楽しかったし、ご馳走様でした…です。
ただし今回の訪問で、見逃せないほど大きな課題と感じたことがひとつあります。
それは、飲み放題なのに、『スタッフさんを呼んでもなかなか来ないうえに、ようやく注文できても出てくるまでに時間が掛かる』という、ある意味、非常にもどかしい状態になっていた時のことです。
さすがに普段は我慢強い後輩が、「早くお願いできませんか?」と丁寧にリクエストをしたら、スタッフさんがいかにも不機嫌な顔で、「今日は混んでいるので少し待ってください」とぶっきら棒に言い放ち…
「いやいや、それはおかしいでしょ!混んでるから待てではなく、“申し訳ありません”でしょ!!」とは突っ込みませんでしたが、飲み放題って、混んでる時は提供が遅くてもイイとかそういうルールじゃないですよね。。
確かに金曜日だったし団体さんの飲み会が多かったかもしれませんが、それと、『混んでいる時はお酒をなかなか出さなくても当然、むしろ客の方が気を遣え』みたいな態度は全くの別問題。
宴会なんて気持ちで飲むものですから、申し訳なさそうにしてくれるだけでも違うのに。。
あ、ついお酒のこと、飲み放題のこと、スタッフさんは笑顔が大事なこと、料理は時間配分を考えて持ってきて欲しいこと(この話書いてませんでしたが、要するに、コースの料理を前半の30~40分で全部持ってきちゃうんです。。するとそのあとの1時間半、ただひたすら飲み続ける羽目になるわけです)、などなど熱くなってしまいました。
私もいい歳をして、まだまだ修行が足りませんなぁ(^_^; m(_ _)m
彩蔵 池袋サンシャイン通り店
豊島区東池袋1-29-1 サントロペビル8F
050-5570-6039