29日にクラブから源泉税・損益分配に関する書類が届きました。そして、その中に同封されていたのが以下の一枚、『広尾サラブレッド倶楽部14周年記念特別募集のご案内』です。
そう言えば昨年は『広尾サラブレッド倶楽部13周年記念特別募集』があり、グレイスフルソング'19、レディバウンティフル'19が募集されましたから、今年14周年記念募集があっても驚けない… いや、むしろこの時季に周年記念の追加募集があることぐらいは想定しておくべきでした。
13周年記念があるなら14周年記念があるのは当然です。(一般的には15周年はもっと大々的に募集があっても不思議ではありません)それから3月初旬募集開始という時季的なことを考えると、もしかしたら高額種牡馬種付用のガソリン投入企画かもしれず、だとすると一概に『募集時期を揃えて欲しい』的な話ではないですからね。あとは単純に、毎年クラブに出し抜かれて驚くのは口惜しいかなぁ(^^;)
とにかくですね、14周年記念募集の対象はステラリード'20とゼロカラノキセキ'20の2頭で、概要は以下の通りとなっています。
広尾サラブレッド倶楽部リニューアル14周年を記念して、3月7日(日)より、2022年2歳馬2頭を対象とした、特別募集を行います。つきましては、本募集馬および募集に関する今後のスケジュール等をお知らせいたします。
◆募集馬プロフィール
ステラリード’20 牡1歳 2020年2月24日生
鹿毛 新ひだか産
父 モーリス 母の父 スペシャルウィーク
栗東・矢作芳人厩舎入厩予定
ゼロカラノキセキ’20 牝1歳 2020年3月26日生
芦毛 新ひだか産
父 ダンカーク 母の父 キンシャサノキセキ
美浦・尾関知人厩舎入厩予定
◆オフィシャルサイトにおける詳細
(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
2月19日(金)夕刻 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
3月7日(日)より<先着順>にて受付開始
インターネット ・・・ 3月7日(日)10時~
電話 ・・・・・・・・ 3月8日(月)11時~
ちなみに今回の記念募集馬は牡馬一頭牝馬一頭の組み合わせなので、私の立場はかなり簡単です。20年産馬については現在までにアスカビレン'20とキョウエイカルラ'20に出資済みですから、今後は(7月の本募集含めて)牡馬を中心に検討していくと決めていましたので。
ということで、クラブも今回募集の目玉と位置付けているであろうステラリード'20の血統表です。
■ステラリード'20
一応、血統表は載せましたが、ステラリード'20は言わずと知れたカイザーノヴァ全弟なのであまり説明の必要がありません。サンデーサイレンス18.75%持ちのモーリス産駒は見た目にわかりやすいですし、このところ母ステラリードが繁殖牝馬として『ノッている』のも心強いです。
それに、何と言っても兄に続いての矢作厩舎入りが決まったのは大きいですねぇ…。現在の広尾TCにおけるパパ、いや矢作先生の存在感は群を抜いていますし、20年産世代についても『キョウエイカルラ'20との矢作厩舎セットで勝負をしたい』と目論む会員さんがたくさん出てくるのは容易に想像ですますからね。
そうなると、次は募集価格が気になりますが、正月二日の記事『2021年出資作戦、大まかな方針はσ(゚、。)?』の中で、私は本馬について「カイザーノヴァ全弟。半姉パラスアテナも今後の活躍が見込めるため、全兄の募集総額1800万円を大きく上回る設定になりそう。母ステラリードの血が完全に覚醒した感があり、カイザーノヴァの活躍次第では5000万円級の募集になる可能性も…」と書きました。
ただし、5000万円級の募集価格は7月の本募集までにカイザーノヴァが『重賞勝ち』あるいは『クラシック好走』級の活躍をした場合の想定なので、さすがに現時点ではそこまでにはならなそう。そうですねぇ、あまりお値段にこだわるのも何ですが、常識的には3000万円程度の攻防ではと予想します。
あ、でも、よく考えてみるとアレですね、印刷物が今回届いたリーフレットのみで全容公開が2/19だとすると、カイザーノヴァの共同通信杯の結果で募集価格を変えるという荒業が可能かも?? もちろんカイザーノヴァには勝って欲しいわけですが、その思いは出資者以上にクラブが強く抱いているかもしれません(^^ゞ
いずれにしても、全容公開の2/19まであと3週間。現役出資馬の応援は当然として、新たな出資について検討する楽しみが増えました!(この感覚がすでに病気なのかもしれません…)