昨日はプライムラインが単勝1.8倍に応える完勝劇で中央初勝利を飾りました。一方、春の天皇賞に挑んだクレッシェンドラヴは、正攻法でタイトルホルダーを追い掛けましたが14着。確かに着順的には残念な結果だったのですが、レースに向かうプロセス、本番での戦い方に悔いはなく、また、天皇賞出走という貴重な経験をさせてもらえたことに感謝しています。
プライムラインもクレッシェンドラヴも、このあとはリフレッシュ放牧になるとのこと。まずはレースの疲れをしっかりとって、また次の挑戦、次のレースに向かっていって欲しいですm(_ _)m
そして今週はキングエルメスがマイルカップ(G1/芝1600m)に出走予定。前走アーリントンCから中2週での出走となりますが、休み明けを叩いて状態は上向きのようですし、セリフォス、ダノンスコーピオンといった強豪に勝つチャンスがある一戦ですからね。厩舎の皆さんや坂井騎手も勝つつもりでしょうから、こちらも正々堂々頑張って欲しいです。
そのあとになると、まだ目標レース未定ながらも、アンジアンとカイザーノヴァは5月中に出走することになるでしょう。3歳未勝利馬のアンジアンはやっとCWで強めに追い切れるようになりましたし、カイザーノヴァには後躯の強化に取り組む話が出ていましたから、目標レースがどこかだけでなく、今週の調教、追い切りの動きにも注目です。
チャンピオンヒルズで調整中のヴィジャーヤについては、そろそろトレセン入りの話が出てもおかしくないと思います。地方出戻り策(再ファンド)の馬でも中央でやれることはプライムラインが証明してくれましたし、まだ伸びしろがあるという点では、むしろコチラの方が面白いかもしれず、奥村先生からお声が掛かるのを待ちたいと思います。
一方、3歳未勝利馬のもう一頭、アシタカのトレセン入りはもう少し先になるかもしれません。先週の近況でパンプアップとフォーム改善の話があったように、次走でこれまでと違った走りを見せるためには多少の時間が必要かもしれませんので…。とは言え時間の制約もありますので、5月末か6月初めの出走は想定しておきたいところです。
こうして見ると、パンサラッサとバスラットレオンに動きがなくても話題がたくさんあってありがたいです。その全てがうまくいくことはないのかもしれませんが、話題が多ければあとは楽しみ方の問題とも言えますからね(^^ゞ
そう言えば、5月中再募集で調整中のレトロクラシック’20についての情報も、そろそろ何らかの形で提供されるかもしれません。まだ何とも言えないところではありますが、従前出資者の中には再募集に応じない方もいるでしょうし、少ない口数が一般に開放されるとなると、そこで異例の争奪戦になる可能性も…。馬についての情報はもちろん、募集~出資申込みの進め方がどうなるのか?にも注目したいと思います。
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
(総賞金には海外競馬の賞金を1ドル=122円で換算した値を加えています)