ZBAT!競馬『【オークス】女王の座譲らず!スターズオンアースが史上16頭目の2冠制覇』
第83回オークス(3歳牝馬、G1、芝2400m)は、クリストフ・ルメール騎手の2番人気スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が中団追走から直線突き抜けV。女王の座を譲らず、史上16頭目の牝馬クラシック2冠制覇を果たした。ルメール騎手は、昨年12月4日チャレンジC(ソーヴァリアント)以来、約5カ月半ぶりの国内重賞勝利をG1で飾った。タイムは2分23秒9(良)。
1馬身1/4差の2着にはスタニングローズ(10番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にナミュール(4番人気)が入った。
川田将雅騎手が騎乗して桜花賞を制したスターズオンアース。異なる騎手での桜花賞&オークス優勝は、1952年スウヰイスー(桜花賞:保田隆芳騎手、オークス:八木沢勝美騎手)、2012年ジェンティルドンナ(桜花賞:岩田康誠騎手、オークス:川田将雅騎手)に続く史上3頭目の記録となった。
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混戦ムード濃厚だった今年のオークスですが、終わってみれば桜花賞馬が堂々の差し切り勝ち。桜花賞の上り3Fが33.5秒(推定3位)で今日が33.7秒(推定1位)ですから、切れ味勝負では一枚上手だったという事でしょう。
ドゥラメンテ牝馬は気性が難しいこと言われることも多いですが、やはり一発の破壊力は大したもので…。スターズオンアースは母母父にMonsunが入っていますので、もしかしたらそのあたりがうまく効いているのかもしれません。そう言えば、広尾TCで募集中のドゥラメンテ牝馬、ジアナズドリーム’20(ソヴィアータ)が金曜時点で残85口になっていましたが、似ている似ていないに関係なく、多分もうすぐ売切れるんでしょうね(^^;)
ちなみに1番人気のサークルオブライフは12着、2番人気のアートハウスは7着、4番人気のナミュールは3着でした。逆に、10番人気のスタニングローズが2着、13番人気のピンハイも4着に頑張っていますので、総合的には上位馬の実力接近、馬券的には難しいレースだった…というのは間違いなかったと思います。
**2022/5/22東京11R 優駿牝馬(牝/G1/芝2400m)・良**
エンパイアブルー’21の動画・写真が更新されました。
【様似木村牧場在厩のエンパイアブルー’21:公式HP(2022/5/20更新)より】
相変らずバランスの良い綺麗な馬ですが、少しずつ仔馬っぽさが抜けつつあるステラエージェント’21と違い、こちらはまだまだお子ちゃまといった印象です。もちろん、生まれが一ヶ月半ほど遅いこともあるでしょうし、レフィナーダの仔が概ねそうだったように、エンパイアブルーの仔もゆっくり成長していく傾向があるのかもしれません。
ただ、動画を見ると写真の印象とはひと味違っていて、前肢の出にも後肢の踏み込みにも力強さを感じます。馬体は腹回りがしっかりしていて幅があり、写真で見るより随分大きく感じるのは良い傾向ではないでしょうか。
ステラエージェント’21も楽しみですが、この馬の成長も本当に楽しみ。。そう言えば、来週金曜には6月新規募集馬の全容公開もありますし、これからしばらくの間、改めて21年産馬が注目を集めることになりそうです。
ステラエージェント’21の動画・写真が更新されました。
【三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21:公式HP(2022/5/20更新)より】
【三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21:公式HP(2022/3/25更新)より】
先週の近況で「この馬の成長曲線に沿って少しずつ大きくなってきており、中身も詰まってきた印象でしょうか」との話があり、比較的コンパクトだった馬体がどう変わっているか、私に限らず出資者の皆さんは気になっていたと思います。
実際に3月末更新の写真と比べると、今回の方がトモが高く見えますので、おそらくちょうど成長期に差し掛かっているのではと。。冬毛が抜けた分の印象点の違いを差し引いても、全体的に『仔馬らしさ』が抜けてきたようにも感じますし、今から夏にかけてかなりの成長が見込めるのではと思います。(多少の願望込みですが(^^ゞ)
歩きに関しては、以前からずっと変わらない特徴として、四肢の運びが真っ直ぐでとても綺麗ですよね。これだけ癖のない脚の運びができるのですから、きっと推進力を無駄にしない、効率の良い走りをしてくれるのではと期待しています。
それにしても、この馬は一体どんな競走馬になっていくんでしょうねぇ。。いろいろと思い描くのはとても楽しいのですが、最近の広尾は海外遠征も含めて妄想しないといけないので大変です(^^ゞ