パンサラッサのドバイターフ、バスラットレオンのゴドルフィンマイル獲得賞金について、クラブから最新状況(5/9時点)のアナウンスがありました。
それによりますと、5/9時点で主催者からの振り込みが確認されておらず、入金確認が5/10(本日中)にできれば、会員には5月末振込みで配当を分配、入金確認が5/11以降になると6月末以降の振り込みになるとのことです。
クラブもドバイの賞金を分配するのは初めてでしょうし、もちろん私も初めてのことなので、色々と分からないことが多くてある意味とても面白いです。
と、お金の話ばかりだとアレですが、広尾TC公式のコラムに血統診断でお馴染みの竹内さんと、世界の合田さん(かつては広尾のイベントで熱唱するという荒業を披露した合田さん)が記事を書いてくれています。
広尾TC公式『竹内啓安氏 パンサラッサとバスラットレオンは何故にドバイで勝てたのか?!』
広尾TC公式『合田直弘のWorld Standard! グレート・アチーヴメント「ドバイ・ワールドCデー」』
広尾TC創立前からずっとお付き合いしてきた古~い会員からすると、嬉しいようなこっ恥ずかしいような内容になっていますが、何と言いますか、竹内さんが書いている、サウスニア時代から(目先の成功にとらわれずに)大切にしてきた血統がようやく花開いた…みたいな話は、クラブのスタンスを伝える意味ではすごく重要なことのような気もします。
私が偉そうに言うことではないのですが、クラブもこういうビジョンとかミッションとか、たとえあまりウケない話であっても、大事な話をもっと発信した方が良いと思うんですよね。。公式サイトのトップページにちゃんと載せておくとか…(2000口なので初めての方も買い易いでしょ!みたいな話だけじゃなくて(^^;))
東スポ競馬『【NHKマイルカップ】キングエルメスは価値ある6着 坂井「やりたい競馬はできた」「これからもっとよくなる」』
[G1NHKマイルカップ=2022年5月8日(日曜)3歳、東京競馬場・芝1600メートル]
差し追い込み勢が上位を占める中、先行馬で健闘を見せたのが6着キングエルメス。3角まではハナ争いをし、そこからスッと引いて3番手で直線へ。残り100メートルで2着争いから脱落したものの、先行勢に苦しい展開を考えれば価値ある6着と評価できる。
デビューからコンビを組む坂井も「やりたい競馬はできたし、力は出せた。上位ともそう差はなく、これからもっとよくなりますよ」と敗戦の中にも手応えをつかんでいた。
キングエルメスは健闘の6着 Photo by 東スポ競馬
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NHKマイルカップのあと、キングエルメスの今後について矢作先生から「いったん放牧を挟んでリフレッシュ。1200と1600mどちらの路線に向かうか悩みますが、サマーマイルシリーズを意識して調整を進めていく」とコメントがありました。
サマーマイルシリーズはサマー2000、サマースプリントとともに夏の風物詩として定着していますが、(矢作先生のコメントがあったので)改めて調べてみると、今年は中京記念が小倉芝1800mで行われる、つまり、マイルシリーズなのに芝1800mのレースが含まれるという変則シリーズ(?)になるんですね。
2022年 サマーマイルシリーズ
◆米子ステークス(L/芝1600m)6/18阪神
◆中京記念(G3/芝1800m)7/24小倉
◆関屋記念(G3/芝1600m)8/14新潟
◆京成杯オータムハンデ(G3/芝1600m)9/11中山
*シリーズチャンピオン馬の褒賞金:馬主2,400万円、厩舎関係者600万円
ちなみにキングエルメスはこのあとリフレッシュ放牧になりますので、米子ステークスは日程的にも当然パス。。「1200と1600mどちらの路線に向かうか悩みます」なので、1800mの中京記念への出走はないでしょうから、必然的に関屋記念と京成杯AHの2レースでシリーズチャンピオンをめざすことになるのでしょう。
ゲーム脳的に妄想するなら、まずは新潟と中山という異なるコースで古馬をなで斬りサマーマイルチャンピオンを獲得、秋はマイルチャンピオンシップに参戦し、結果次第で年末は香港へ…となるわけですが、そうなると、香港あたりでバスラットレオン先輩との対戦があるのかも。。そこはバスラットレオンのサセックスS、ジャックルマロワ賞の結果次第な面もありますが、キングエルメスには、年末香港での激突が心配になるぐらいのパフォーマンスを見せて欲しいです(^^ゞ
何だか前向き過ぎて妄想100%な内容になってしまいましたが、まずはしっかり休んでリフレッシュすること、そして心身に余裕がある状態で伝統の夏重賞、関屋記念を獲れるかどうか…。それだけでも決して簡単ではないミッションですから、(出資者の妄想はさて置いて(^^;))さらなる成長と地力アップを期待しますm(_ _)m