プライムラインは5月21日中京8R 2勝クラス(ダ1400m)に川田将雅騎手で出走します。
- 22.05.18 坂井瑠 栗東坂良 1回 57.7-42.9-27.7-13.3 馬ナリ余力
ラリック(古馬1勝)馬ナリを0.6秒追走同入
- 22.05.15 助 手 栗東坂稍 1回 59.2-43.1-28.2-14.0 馬ナリ余力
- 22.05.14 助 手 栗東坂重 1回 62.9-45.5-29.2-14.2 馬ナリ余力
- 22.05.11 坂井瑠 栗東坂良 1回 57.2-41.5-27.0-13.6 馬ナリ余力
◇田中克調教師のコメント 「18日に坂路を併せ馬で追い切りました。併せるともう一段動いてくれますし、感触も上々。騎乗した坂井瑠星騎手も、『いいですね』とのことで、チャンピオンヒルズでのケアも後押しになったのか、近走時と比べても今回が一番じゃないかと思うくらい硬さなど気になるところもありません。昇級初戦にはなりますが、『左回りも大丈夫そう』(川田騎手)とのことですし、今の良い状態であれば楽しみはあると思っています」
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プライムラインの出走が確定しました。レースは15日の中京8R、昇級初戦で左回りに替わりますが、前走でのパフォーマンスや川田騎手続投などがあったため、いきなりから好勝負以上を期待されての出走になります。
正直、昇級初戦でもやれるのでは?との思いがある一方で、そう簡単ではないかも…という気持ちもあるわけですが、そんな中で田中克先生が「近走時と比べても今回が一番じゃないかと思うくらい…」、「今の良い状態であれば楽しみはある」と、非常に前向きなコメントをしてくれているのはとても心強いです。(イケメン坂井騎手の「いいですね!」も良い感じ(^^))
まあ、プライムラインの場合は焦って何かをする必要はない立場なのですが、今までたくさん回り道をしてきたことを思えば、これからは余計なロスはして欲しくないですし、何なら2勝クラスは一発で通過して欲しいと思っています。。そして、できることならオープン入りをめざしてもらいたいなと…。
あまり欲張ってはいけませんが、もともとそのぐらいの素質、可能性がある馬だと思うんですよね(^^ゞ
**2022/5/21中京8R 4歳以上2勝クラス(ダ1400m)出走馬**
【2022/5/1阪神7R 4歳以上1勝C(ダ1400m)でのプライムライン:公式HPより】
アンジアンは5月21日新潟5R 3歳未勝利・牝(芝1800m)に角田大和騎手で出走します。
- 22.05.18 角田和 栗東CW良 6F 85.3-69.0-53.1-37.5-11.8(6) 一杯に追う
- 22.05.11 角田和 栗東CW良 6F 85.3-69.1-53.3-38.3-11.7(7) 一杯に追う
- 22.05.04 角田和 栗東CW良 6F 83.2-68.0-53.4-38.2-11.9(8) 馬ナリ余力
スカリーワグ(古馬2勝)叩一杯の内0.6秒追走同入
◇藤原英調教師のコメント 「18日にCウッドを単走で追い切りました。今回は前走時よりも動き、感触ともに良い状態できていますし、順調に調整が進んでいますからね。良いイメージを持ってレースを迎えられる分、どのような競馬ができるのか楽しみにしています。新潟への輸送は問題ないかと思いますし、飼葉喰いや体つきも問題なし。あとは実戦でどれだけ力を出せるかでしょう」
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アンジアンの出走が確定しました。レースは15日の新潟5R、デビュー戦だった前走の阪神ダート1400mからガラッと条件が変わる、芝1800mの牝馬限定未勝利戦です。
追い切りには3週連続で角田大和騎手が跨り、CWで意欲的に乗られています。しっかりCWで追い切りを消化しているところはデビュー戦の頃とは大きく異なっていて、藤原先生も「前走時よりも動き、感触ともに良い状態」とコメントしてくれていますので、時計自体は(自動計測になって以降、速いタイムは珍しくないので)驚くほどではないですが、心身の中身は3ヶ月前とは違うレベルにあるのでは…と期待をしています。
気になる馬体の維持に関しては、「飼葉喰いや体つきも問題なし」とのことですから、輸送さえ普通にこなしてくれれば、おそらく前走(414kg)以上の身体で出走してくれるのではないでしょうか。(多分ですけれど…)
前走は3番人気で12着と期待を裏切る結果に終わりましたが、鍛え直して臨むこの一戦で力を示すことができれば、勝ち上がりに向けた道筋が見えてきます。逆に言えば、再び全然な結果に終わるとこの先が厳しくなりますからね。。藤原先生が「どのような競馬ができるのか楽しみ」と言ってくれているうちに、希望がつながるパフォーマンスを見せたいところです!
**2022/5/21新潟5R 3歳未勝利(牝/芝1800m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル56~58秒程度を乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週来場した調教師のお話では、『中山記念の時のような、もう一段の(体の)張りが欲しいかな』とのことでした。18日朝は少しペースを上げて、半マイル56秒5で登坂。この調子で速めの本数を乗り込んでいけば、良い時の体つきに戻ってくるものと思われます。ここから入念に進めていきたいですね」
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今日は宝塚記念ファン投票の解禁日です。開始時間は午前10時だったと思いますので、(別に慌てる必要はないのですが(^^ゞ)忘れずに、そして気合を入れて投票しようと思います。
それはさて置き、現時点の状態について矢作先生から『中山記念の時のような、もう一段の(体の)張りが欲しいかな』とコメントがあったようです。もちろん本格的に仕上げていくのはこれからですし、レースまでには一ヶ月以上ありますので、来週、再来週と乗り込みを重ねるごとに、少しずつ上昇していけば何の問題もありません。
話は変わりますが、バスラットレオンに続いてキングエルメスの海外遠征が決まった経緯を見ていると、宝塚記念の結果に関わらず、また、凱旋門賞を視野に入れるかどうかに関わらず、パンサラッサはインターナショナルS(8/17英・ヨーク、芝10F)に行くんじゃないかと思えてきました。。いや、何となくの想像なのでアレですが、おそらく、矢作先生の頭の中にインターナショナルSがあるのは間違いないのではと…
あ、そんなことはもっと後で考えれば良いことで、まずは国内G1、宝塚記念に集中しなければいけないんでした。エフフォーリア、タイトルホルダー、ディープボンドなどなど、良い状態で全力を出さないと倒せない馬ばかりですので、まずは今後のペースアップが順調に進むことを祈りたいと思います!
【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ:公式HP(2022/5/12更新)より】
◇小泉厩舎長のコメント 「骨瘤が落ち着いてきたことですし、18日朝は半マイル58秒で登坂。調教時の感触や動き、午後のチェックでも問題はありませんでしたので、ここから少しずつピッチを上げていけるものと思われます。普段の様子や元気の良さなどからコンディションは着実に上向き。いい流れで進めていけそうな状況です」
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先々週に伝えられた小さな骨瘤も落ち着いたようですし、今週は「コンディションは着実に上向き」とのコメントも貰えましたので、状態面については心配な要素はなくなりました。今後は海外遠征に向けた準備になりますので、引き続きフォーム改善、走りの質向上への取り組みを含めてよろしくお願いしたいと思います。
ちなみに海外遠征については、『一緒に遠征してくれる馬がいるのか?』というのが心配事の一つだったわけですが、その課題は厩舎の後輩キングエルメスがジュライC、モーリスドゲスト賞に出走することで無事解消。。これは道中のケアや現地での調整、スタッフさんたちの段取りなどを考えると、飛行機代がどうこう以上に大きなことだと思います。
報道によれば6月末には出国、現地に向かうとのことなので、国内での調整はあと一ヶ月余りを残すのみ。。段々と緊張感が増してきますが、二度とないかもしれないチャレンジ、貴重な経験を目一杯楽しみたいと思いますm(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオン:公式HP(2022/5/12更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、現在は、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「球節は何ら心配ないものの、レース後特有の筋肉疲労が見られましたので、先週末にショックウェーブ放射(両トモ)を施行。早めに疲れを取り除いてあげるためにも、今週末もう一度行いたいと思っています。こちらにきた直後はやや大人しい感じでしたが、今はすっかり元気いっぱい。これがこの馬本来の姿でしょう」
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サマーマイルシリーズ参戦の検討から急転直下、ジュライC(7/9ニューマーケット)への登録・海外遠征が発表されたキングエルメスについて、各競馬メディアが矢作先生のコメントを掲載しています。
◇スポーツ報知『【注目馬動向】キングエルメスが英ジュライCから仏モーリスドゲスト賞へ 矢作厩舎はバスラットレオンと2頭で欧州遠征』
NHKマイルCで6着だったキングエルメス(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が英国のジュライC・G1(7月9日、ニューマーケット競馬場・芝1200メートル)から仏国のモーリスドゲスト賞・G1(8月7日、ドーヴィル競馬場・芝1300メートル)へ向かうローテーションを予定していることが5月18日、分かった。管理する矢作調教師が明らかにした。
すでに同厩舎からはバスラットレオン(牡4歳、父キズナ)が英国のサセックスS・G1(7月27日、サセックス競馬場・芝1600メートル)から仏国のジャックルマロワ賞・G1(8月14日、ドーヴィル競馬場・1600メートル)へ向かうことも決定。2頭は宝塚記念前後の6月下旬に出国を予定しており、すべて坂井瑠星騎手が手綱を執る。
矢作調教師は「今回に関しては挑戦です。(イギリスは)トリッキーだけど、その中でも合っているだろうということで選びました。キングエルメスは6ハロンになるけど、ニューマーケットの6ハロンは(日本での)7ハロンのイメージです」と芝1400メートルの京王杯2歳Sを勝っている地力に期待。さらに「2頭で行けるというのは今まで結果も出しているし、うちにはノウハウもあるので、やりやすいと思っています」と期待した。今年もすでに海外で4勝を挙げる「世界のYAHAGI」が夏は欧州を熱くする。
◇デイリー『キングエルメスが今夏に欧州遠征へ 英ジュライCから仏モーリスドゲスト賞』
NHKマイルC6着のキングエルメス(牡3歳、栗東・矢作)が今夏に欧州遠征を計画していることが18日、分かった。管理する矢作師が明かした。
ジュライC・G1(7月9日・英ニューマーケット、芝1200メートル)からモーリスドゲスト賞・G1(8月7日・仏ドーヴィル、芝1300メートル)に転戦するもので、ともに鞍上は坂井を予定している。矢作師は「今回に関しては挑戦です。どうしてもイギリスは坂、傾斜というのがポイントになる。トリッキーだけど、その中でも合っているだろうということで選びました。ドーヴィルは日本向きだと思います」と説明した。
既に僚馬で同オーナーのバスラットレオン(牡4歳)が、サセックスS・G1(7月27日・英グッドウッド、芝1600メートル)からジャックルマロワ賞・G1(8月14日・仏ドーヴィル、芝1600メートル)の遠征予定を発表している。「2頭で行けるというのは今まで結果も出しているし、うちにはノウハウもあるので、やりやすいと思っています」と前向きに語った。
◇極ウマ『キングエルメス欧州遠征 英ジュライCから仏モーリスドゲスト賞へ 矢作師「今回は挑戦です」』
NHKマイルC6着のキングエルメス(牡3、矢作)が、欧州遠征を予定していることが17日、分かった。管理する矢作師が明らかにした。
7月9日に英ニューマーケット競馬場で行われるジュライC(G1、芝直線1200メートル)から、8月7日フランス・ドーヴィル競馬場のモーリスドゲスト賞(G1、芝直線1300メートル)へ向かうローテーションを予定している。
矢作師は「今回に関しては挑戦です。どうしてもイギリスは坂、傾斜というのがポイントになる。トリッキーだけど、その中でも合っているだろうということで選びました。6ハロン(1200メートル)になりますけど、ニューマーケットの6ハロンは(日本での)7ハロン(1400メートル)のイメージ。キングエルメスは7ハロンがベストの馬ですからね」と話した。
なお、僚馬でゴドルフィンマイルを制したバスラットレオン(牡4)は、7月27日に英グッドウッド競馬場で行われるサセックスS(G1、芝1600メートル)から、8月14日フランス・ドーヴィル競馬場のジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル)へ向かうことが決定しており、「2頭で行けるというのは、今までも結果を出しているし、うちにはノウハウもあるので、やりやすいと思っています」と説明した。
2頭とも鞍上は坂井瑠星騎手(24=矢作)。出国は宝塚記念前後(6月下旬)を予定している。
メディアの報道によれば、キングエルメスはジュライCからモーリスドゲスト賞(8/7仏ドーヴィル)へ転戦する予定とのことで、サセックスS(7/27グッドウッド)からジャックルマロワ賞(8/14ドーヴィル)のローテが予定されているバスラットレオンと一緒に欧州を転戦することになるようです。(ある意味想定通りの展開??)
矢作先生のトーンからも、『先に遠征が決まっていたバスラットレオンの帯同馬としてキングエルメスに白羽の矢が立った』という面はあるでしょうが、そもそもスプリント路線かマイル路線かで迷っていたこと、その上で、夏場は国内に適当なビッグレースがないことなども判断材料になったのだろうと思います。
もちろん、キングエルメスであればチャレンジする価値がある…というのが大前提ではありますが、私のように両馬に出資をしている会員とキングエルメスのみに出資をしている会員さんとでは受け取り方も違うでしょうし、遠征決定までのプロセスや費用の見通しなどについては、改めて会員向けに発信して頂ければと思いますm(_ _)m (私はすでに舞い上がってしまっていますが、クールな方も多いと思いますので(^^;))
ということで、次走は決して楽ではないニーマーケットのスプリントG1ですから、当然ながらキングエルメスが良い状態でなければ好走は望めません。幸いなことに、馬はチャンピオンヒルズですでに元気を取り戻しつつあるようですし、ショックウェーブによるケアなど含め、引き続き最善の準備をお願いしたいと思います。
【2022/5/8東京11R NHKマイルカップ(G1/芝1600m)でのキングエルメス:公式HPより】