栗東トレセン在厩のマジックブルーは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒川調教師のコメント 「レース後も特に問題がないようですので、中1週で10月5日(土)京都7R 1勝クラス(ダ1800m)または、6日(日)京都6R 1勝クラス(ダ1800m)に向かいたいと思います。ゲートは今のところ大丈夫そうですが、多頭数で奇数番を引いて待たされた時にどうなるか少し不安もありますので、練習は続けていきたいですね。前走での馬体増(+20kg)はおそらくほとんどが成長分。以前より本馬を知っている方から、『体が大きく逞しくなった』と言ってもらえました」
-----
前走は久々の一戦だったにもかかわらず、果敢に逃げてあわやの2着。レース後の様子も悪くないようで、希望通りに続戦方向で進めていくことになりました。次走に『実戦を使った上積み』を期待するのは当然の流れですし、良かった良かった!です。
その次走は10/5または6日の京都ダート1800m戦。100mの距離短縮はあまり関係ないですが、中央場所で頭数が揃うのはいろいろ影響があるかもしれず、特にゲートに関しては引き続き油断できません。
荒川先生もそこは百もご承知でゲート練習を継続して頂けるようですが、忘れた頃にやってしまうのが出遅れ癖というヤツです。マジックブルーのようなタイプは出遅れると話になりませんので、当日の鞍上含めてくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。(団野騎手の継続騎乗なのか、それとも乗り替わりになるのかな?)
ちなみに、マジックブルーのことを『体が大きく逞しくなった』と言ってくれた方はどなたなんでしょうね。。名前が伏せられているところを見ると、前走でオールウェズキズナに乗っていた古川奈穂騎手ではないのでしょうが、やはり、矢作厩舎のどなたかしかいないよな?とか、何となく気になってしまいました(^^ゞ
【2024/9/21中京6R 3歳以上1勝クラス(ダ1900m)でのマジックブルー:公式HPより】
美浦トレセン在厩のマードラドは、26日、坂路で速めを乗られています。
- 24.09.26 助 手 美南坂稍 1回 57.4-42.2-27.5-13.2 馬ナリ余力
◇鈴木慎調教師のコメント 「多少ピリピリしているとは言え、元来がそういったタイプ。ゲート合格後もガタッときた様子はありませんでしたので、26日朝に少し時計を出してみました。まだ走りに課題が多いものの、最初にしては思っていたよりも体を使って走れていたと思います。来週からは内田博幸騎手にも乗ってもらい、デビューに向けてひとつひとつ進めていきたいですね。週明けからプール調整にも着手しており、泳ぎは予想以上に上手でした」
-----
「ゲート試験合格後もガタッときた様子がない」ことから、デビューに向けた調整が続けられています。
ちなみに初めての追い切りとなった26日の坂路については、鈴木慎先生によれば「まだ走りに課題が多いものの、最初にしては思っていたよりも体を使って走れていた」とのこと。
頭が高い暴走系の走りになりがちな本馬にしては、全体的な評価はマズマズですし、これならストレートでデビューに向かう可能性が高いのかなと。。ただし、最終的な判断についてはまだ先になりそうで、ひとつのポイントは来週から面倒を見て頂く内田騎手が本馬をどう感じるか、陣営にどんなアドバイスをしてくれるのか…かもしれません。
そうですねぇ、私の勝手な希望としては10月の府中開催デビューなのですが、厩舎の皆さんや内田騎手が『慌てずに待った方が良い…』と仰るのであれば、それが11月にズレたり、或いは12月の中山開催になったりしても仕方がないとは思っています。従って特に来週以降、内田騎手が乗る際にはマードラドにできるだけ真面目に、お行儀よく走ってもらいたいものです(^^;)
ちなみにマードラド、泳ぎが予想以上に上手かったらしく…。若かりし頃、頭脳明晰&スポーツ万能だった私の中で、泳ぎは比較的苦手の部類に入る種目でした。全然関係無くて申し訳ないですが、何となくウラヤマシイです。。
【美浦トレセン在厩のマードラド:公式HP(2024/9/26更新)より】
栗東トレセン在厩のプライムラインは、今週は坂路を中心に調整されています。
◇田中克調教師のコメント 「ここまでは坂路で終い15秒程度のキャンター。順調に乗れていますよ。まずは来週10月5日(土)京都10R 大山崎ステークス(3勝クラス・ダ1200m)と6日(日)京都9R 長岡京ステークス(3勝クラス・芝1400m)に特別登録を行い、当週の様子やメンバーなどを見ながら、どちらに向かうか決めていきたいと思っています」
-----
9/21、22の出走を(雨予報のため)回避しての調整が続いていますが、ひとまず順調には来ているようです。
2週間の出走スライドは簡単な話ではないと思いますが、せっかく馬場状態を考慮してまでレースを選んだわけですし、この作戦が吉と出ることを(天気も含めて)祈りたいと思います。
ちなみに、10/5日京都10R 大山崎ステークス(3勝C/ダ1200m)か6日京都9R 長岡京ステークス(3勝C/芝1400m)かについては、「当週の様子やメンバーなどを見ながら決めたい」とのこと。
個人的にはダート1200m戦より芝1400m戦を見てみたいのですが、上位入線を狙う上で相手関係が重要なのは当然ですし、登録馬が出たあとに改めて、プライムラインの状態を含めて総合的にご判断頂ければと思いますm(_ _)m
【2024/8/31中京 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)でのプライムライン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のストラテージュは、25日、ゲート試験に合格しています。
◇荒木助手のコメント 「坂路とウッドを併用して普通キャンターの調整。ゲートはスムーズで何の問題もありませんでしたが、まだ体力が付ききっていないようですし、前進気勢もひと息。もう少し成長を待ってあげたい感じでしょうか。このあとは一旦放牧か、調教師のジャッジで一度実戦を経験させてから放牧に出して成長を促すかのどちらかになると思います」
-----
9/18に栗東トレセンに入厩したばかりのストラテージュが、あっさりとゲート試験に合格してくれました。これはシュウジデイファームさんに限らずですが、最近は外厩でもしっかりゲート練習をやってくれるので、結果的にトレセン入厩後の『ゲート練習~試験合格プロセス』の負担が少なく済むので助かります。
ということなのですが、荒木助手によれば、ストラテージュについては『ゲート試験にも受かったし、これでデビュー戦向けて本格的に進めていくぞ!』という状況でもなさそうです。
曰く、「まだ体力が付ききっておらず前進気勢もひと息。もう少し成長を待ってあげたい感じ」とのことで、荒木助手的には『現時点であまりデビューを急がなくてもイイのでは?』というのが本音かもしれません。
ただし、最終的な判断は矢作先生が下すことになりますので、もっと前向きさを引き出すためにも『実戦を使って気合を入れてから放牧に出す』との結論になるかもしれず…。どちらが良いかはケースバイケースでしょうし、まさに現場判断の領域でしょうから、まずは、今後のストラテージュの動きを踏まえたうえでの矢作先生のご判断を待ちたいと思います。
【栗東トレセン在厩のストラテージュ:公式HP(2024/9/26更新)より】
【シュウジデイファーム在厩時のストラテージュ:公式HP(2024/9/24更新)より】
美浦トレセン在厩のトゥジュールは、25日、坂路で追い切られています。
- 24.09.25 助 手 美南坂良 1回 55.0-40.8-26.7-13.7 一杯に追う
- 24.09.22 助 手 美南坂良 1回 57.1-41.3-25.8-12.8 馬ナリ余力
- 24.09.19 助 手 美南坂重 1回 57.5-42.6-27.1-13.0 末強め追う
◇奥村武調教師のコメント 「まだ乗り込み不足の段階にあり、体力が伴っておらず、前駆が勝っていて全身をバランスよく使えていない状態。55秒のところをやりましたが一杯でした。今は10月12日(土)新潟7R 1勝クラス・若手騎手(ダ1800m)に向けて乗り込みあるのみですよね。坂路だけで仕上げるのは難しいものですから、前回のようにどこかでフラットコースに入れて長めから追い切ってみてもいいのかなと思っています。涼しくなってきた分、脚元は落ち着いている状況です」
-----
25日の坂路は一杯に追われて55.0-40.8-26.7-13.7秒。動画で見ても終いの脚取りはフラフラになっていて、奥村先生が仰る通り、まだ坂路を登り切る体力が伴っていない印象を受けました。
これがあと数本追って何とかなるレベルなのかは分かりませんが、コースでやれば(デビュー前がそうだったように)それなりの時計が出せますし、坂のないコースへの出走が前提なら、どうにかこうにか仕上げていける…のかもしれません。
ということで、追い切りを見た限りでは不安しかないものの、コチラは『失うものは何もない立場』とも言えますし、出走チャンスがあればビビらず挑戦するのみですからね。
現状、全体的な調教量が不足していて体力不足なのは仕方がないですから、実戦とトレーニングを繰り返す過程で心身を鍛えていって、気づいたら1勝クラスでも好勝負!作戦で行きたいですm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のトゥジュール:公式HP(2024/9/26更新)より】